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2019年05月15日

自在に思考を巡らせるには ~マーレーの戦略の形成~

私たちは物事を正しく判断するために、できるだけ思い込みや好き嫌いを排除し、精神的に自由でありたいと考えます。しかし、現実には難しい。例えば一国の運命を左右する戦略を決断しなければならない人でも、必ずしも自由ではありません。誰であれ、顕在意識で捉えたものだけでなく、言葉化されていない潜在思念からの制約条件に取り囲まれているからです。

米国の軍事史研究家であり、米空軍戦争や海軍大学校などで指導実績を持つウィリアムソン・マーレーは「戦略の立案は、現実によってより大きな文脈の中に強く規定されている」と述べています。優れた戦略を選ぶためには、その影響を正しく見極める必要があります。逆に言えば私たちが日々の決断をする際に、知らずに受けている影響に気付かないと、そのマイナス面から逃れることができないのです。 ゴルフのように、吹いている風の存在に気付かないと、意図しない方向にボールが飛んでしまうことに似ています。前々回の「孫子」、前回のアレクサンダー大王に続き、「戦略の教室」(鈴木博毅著:ダイヤモンド社)を参考にして展開します。

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2019年05月14日

なぜ日本人には虫の「声」が聞こえ、外国人には聞こえないのか?

感受性の豊かさ、物事の機微を表現する言葉の多さ、風情などなど、日本人は独特の感性を持っていると感じています。
日本人の脳は、諸外国人に比べて何か違いがあるのではないでしょうかm052.gif

調べてみると、日本人の聴力と外国人の聴力には大きな違いがあるらしいですicon_eek.gif
耳で受信した音や声を脳の中で変換する際、日本人に聞こえる声が、外国人には聞こえないらしい。明らかに脳の性能が異なるということです。

「聴く力」が優れている。

これは、今後の追求課題であるが、日本人こそが、共同体社会の先陣を走るという根拠になりうると感じます。

以下、livedoorNEWS http://news.livedoor.com/article/detail/12520396/より引用。

●外国人は虫の音に気付かない?
日本人と外国人が同じ状況で虫の音を聞いても、外国人には虫の音が聴こえないという実例があった。
全部が全部ではないだろうが、どうやら、日本人の耳と、外国人の耳は違いがあるようだ。
西洋人は、音が聴こえないというより、機械音や雑音と同様に脳が処理しているとのこと。
日本人は虫の音を人と同じように「虫の声」として聞いているとのこと。 このような特徴は、世界でも日本人とポリネシア人だけに見られ、中国人や韓国人も西洋型を示すという。
さらに興味深いことは、日本人でも外国語を母語として育てられると西洋型となり、外国人でも日本語を母語として育つと日本人型になってしまう、というのである。
脳の物理的構造というハードウェアの問題ではなく、幼児期にまず母語としてどの言語を教わったのか、というソフトウェアの問題らしい。

●日本人は虫の音を声として聴く
東京医科歯科大学の角田忠信教授が、日本人の脳が他の民族の脳と違う点を生理学的に追求してきた。
追求によると、日本人は、母音、泣き・笑い・嘆き、虫や動物の鳴き声、波、風、雨の音、小川のせせらぎ、邦楽器音などは、言語と同様に聴き、西洋人は楽器や雑音と同じように聴いていることが分かった。
アメリカ人が虫というとまず思い浮かべるのは、モスキート(蚊)、フライ(蠅)、ビー(蜂)など、害虫の類だ。
アメリカでは蜂はまだしも、蚊や蠅はほとんどお目にかからない。
だからたまに蠅を見かけると、とんでもない不衛生な所だという感じがする。
文明生活の敵だとして、とことん退治してしまったのだろうか? また昆虫を示す単語には、悪い語感が付随している場合が多い。
“insect”には「虫けらのような人、卑しむべき人」という使い方があり、”bug”は、「悩ましい、てこずらせる」から転じてソフトウェアの「バグ」などと使われる。
日本語なら「虫けら」とか、蚤、シラミのイメージだ。
虫はすべて害虫であり、その鳴く音も雑音と同様に聞くとなれば、蚊や蠅を退治する殺虫剤で、見境なく一緒に全滅させてしまったとしても無理はない。
日本では対照的に、虫の音に聴き入る文化がある。
現代でもコオロギ類の画像と鳴き声を納めたインターネットサイトから、飼育法を解説した書籍まで無数にある。
「虫の声」という以下の童謡は、虫の音に聴き入る文化が子供の頃から親しまれている一例である。

あれ松虫が鳴いている
チンチロ チンチロ チンチロリン
あれ 鈴虫も鳴き出した
リン リン リン リン リーン リン
秋の夜長を鳴きとおす
ああ おもしろい 虫の声

この伝統は古代にまで遡る。 夕月夜心もしのに白露の置くこの庭にこおろぎ鳴くも (万葉集、しのに:しっとりと濡れて、しみじみした気分で) 近世では、明治天皇の御製が心に残る。
ひとりしてしづかにきけば聞くままにしげくなりゆくむしのこゑかな 一人静かに耳を傾けると、虫の声がより一層繁く聞こえてくるという、いかにも精密な心理描写である。
もう一つ明治天皇の御歌を引いておこう。 虫声 さまざまの虫のこゑにもしられけり生きとし生けるものの思ひは松虫や鈴虫など、さまざまな虫がさまざまな声で鳴いている。
それらの声に「生きとし生けるもの」のさまざまな思いが知られる、というのである。
人も虫もともに「生きとし生けるもの」として、等しく「声」や「思い」を持つという日本人の自然観がうかがわれる。
虫の音も人の声と同様に言語脳で聞く、という日本人の特性は、この文化に見事に照応している。

●犬は「ワンワン」、猫は「ニャーニャー」
角田教授の発見では、虫の音だけでなく、そのほかの動物の鳴き声、波、風、雨の音、小川のせせらぎまで、日本人は言語脳で聞いているという。
これまた山や川や海まで、ありとあらゆる自然物に神が宿り、人間はその一員に過ぎないという日本古来からの自然観に合致している。
幼稚園から小学校の4、5年ぐらいの日本の子供に、犬はなんといって鳴くかというと、ワンワンというにきまっているのです。マツムシはチンチロリンという。
外国人に聞きますと、ひじょうに困るのです。
なんというていいか一生懸命考えて記憶を呼び出して、ウォーウォーといったり、ワーワーと言ったり。 日本の子供が「ワンワン」と答えるのは当然である。
親が犬を指して「ワンワン」と教えるのであるから。

同様に猫は「ニャーニャー」、牛は「モーモー」、豚は「ブウブウ」、小川は「サラサラ」、波は「ザブーン」、雨は「シトシト」、風は「ビュウビュウ」。
まるで自然物はすべて「声」をもつかのようである。

このような擬声語、擬音語が高度に発達しているという点が、日本語の特徴である。幼児がこれらを最初から学んでくれば、虫や動物の鳴き声も自然音もすべて言語の一部として、言語脳で処理するというのも当然かもしれない。
あるいは、逆に、言語脳で処理するから、言語の一部として擬声語、擬音語が豊かに発達したのか? いずれにしろ、自然音を言語脳で受けとめるという日本人の生理的特徴と、擬声語・擬音語が高度に発達したという日本語の言語学的特徴と、さらに自然物にはすべて神が宿っているという日本的自然観との3点セットが、見事に我々の中に揃っているのである。

 ●違うがゆえに独創的なものが生まれる
日本語による脳の違いとは、我々にとってどのような意味を持つのだろうか?
理論物理学者の湯川秀樹博士は、角田教授との対談でこう語る。
つまり日本人はいままでなんとなく情緒的であると言われてきた。

(西欧人が)論理的であるのに対して、より情緒的であるといっていたのが、構造的、機能的、あるいは文化といってもいいけれども、そういうところに対応する違いがあったということが、角田さんのご研究ではっきりしたわけです。
そうするとそこで私が考えますことは、その違うということを生かすという方向です。違うということは上とか下とかいうことではなくて、その違いということを生かす。
(中略)違うがゆえに独創的なものが生まれるのである。 西洋に比べてあかん、劣っているという考え方が根深くあったけれども、そういう受け取り方をしたら劣等感を深める一方です。
「違うがゆえに独創的なものが生まれる」とは、独創的な中間子理論でノーベル賞を受賞した湯川博士の言葉だけに重みがある。

日本語の脳の違いは人類の多様性増大に貢献しているわけで、「虫の音に耳を傾ける文化」などは人類全体の文化をより豊かにする独創的なものと言える。
こうした「生きとし生けるもの」の「声」に耳を傾けるという自然に対する敬虔な姿勢は、今後「宇宙船地球号」の中です べての生命と共生していくために貴重な示唆を与えうる。
我々が受け継いだこの「日本語の脳」の違いを意識的に極め、その独創性をよりよく発揮していくことは、我々日本人の全世界に対する責務とも言えるだろう。

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2019年05月09日

エンジンは自分の中に、その燃料は志

最近学生と話をしていると、「お金のために働く」という意見をいう人が少ない。
大学生→専門学生と年齢が下がれば下がるほどその意見は減っていく。
ところが、今の社会人は「お金のために働く」という仕事に対して何の活力もない人が多い。
だから、連休が明けると聞こえてくるのは愚痴ばかり。

なぜか?
応えは明白で、長年染み付いてきた学校教育による強制圧力
つまり試験の成績でしか評価されないから、点数を取るために勉強する。(暗記する)
社会人になってもそれを変えることができないと、学生時代と同じように“自分の成績”のためにタスクをこなすだけの日々。
=内発が喚起されていない。
=自らを動かすエンジンが備わっていない。
だから、外にある「お金のため」という小さなエンジンでなんとか自分を動かしているような状況。
だから、活力もでない。

どうするか?
学生であれば早く学校の強制圧力から脱却すること。
社会人であれば、今の無気力な自分をつくる旧観念を破壊し、「やりたいこと」から「やるべきこと」へ意識を転換し、お金では買えない『志』を生起させること。
新しい活力源は、周りの期待に応える充足リンク)

以下、リンクより引用 漫画家:手塚治虫の例

>手塚先生は、アシスタントの若者からも常に新しい情報を入手していました。若者たちの中でビートルズが流行っていれば、早速聴いています。手塚先生の年代では、ビートルズに関心を持つ方は珍しいでしょう。

>謙虚とは、ぜんぜん違いますよ!謙虚という言葉には、結果的には上下関係が埋め込まれているのです。むしろ積極的に、若者から学ぶのです。成功者は無意識にも自分の過去に囚われます。しかし、新しい枠組みやセンスを頭の中に入れるためには、「今の自分を壊す勇気」が欠かせないのです。スクラップ・アンド・ビルドと言いますが、ビルドよりもスクラップの方が難しい。先ほど紹介した松谷さんの本では、こんなエピソードが挙げられています。

>「変なプライド」がないんです。しかし、その一方で手塚先生はライバル漫画家に対するファイティング・スピリットもあります。手塚先生は、いつも人気一番も狙っているんです。要するに、仕事において生涯現役でいる秘訣は、少なくとも心の芯は「青年」であり続けることなのかもしれませんね。

>…。それはそうと、「変なプライド」とライバル漫画に対するファイティング・スピリットは違います。嫉妬だけならば、相手が失敗すれば問題解消です。相手から吸収し、勝負してやろうという意気込みなのでしょうね。ちなみに、根本のところで「自分の可能性に対する信頼」があれば、変なプライドはなくなります。「すごい感性だ」という衝撃を感じたときに、わからないものとして無視するか、積極的に吸収するかは、自分の可能性、もっと言えば「漫画家の表現力に対する可能性への根源的な信頼」です。 つまり、以下のような関係が成り立つわけですね。

>「変なプライド=嫉妬」 ≠ 「自分の可能性への信頼=仕事に対する信頼」

>手塚先生にとっては、同じことなのです。自分に対する信頼と漫画に対する信頼は不可分。こんな幸福な仕事人生はありません。自分の仕事を愛せば、自分を愛することになる。こんな言い方には、違和感がありますか。

>でもね。なんで、手塚治虫という人生に関心を持つ人が増えたのでしょう。アニメで大借金、50歳になっても徹夜の連続、締切間近にタクシーの中でも仕事、そんな無茶苦茶な仕事量にもかかわらず、世界との交流も…。手塚先生が60才という若い年齢でお亡くなりなったのは、漫画家という激務も一つの原因だったのかもしれない。

>手塚先生は自らの意思だけで仕事に燃えることができる人「自燃型の人」なのです。つまり、内発的な動機付けだけで動いている究極の偉人です。激しい仕事を支えているのは、漫画を描くことが好き、子供たちにメッセージを伝えたいという仕事選びの初志であり、それが消えない炎になっているのですね。残念ながら多くの人は、内発型のエンジンを積んでいません。だから、お金とか、労働条件とか、外発的な動機で動いています。

>長続きしませんけどね。

=引用終わり=
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人生100年時代と言われる時代に入っていきます。
いくつになっても生き生きと活力を持って働くか、一生活力のない人生を過ごすのか。
“今”が意識の転換期のはずです。
志発のエンジンを自らの中に備え、周りの期待に応えて続けていきたいですね。

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2019年05月01日

西洋文明最大の英雄アレクサンダー大王の3つの戦略

スポーツであれ、企業間闘争であれ、勝つために戦略は重要です。その立案には全体を見通す能力と、その中でどこに照準を当てるかという照準力が不可欠です。前回は「孫子」でしたが、今回は古代ヨーロッパを代表するアレクサンダー大王(アレクサンドロス3世)を「戦略の教室」(鈴木博毅著:ダイヤモンド社)を参考にして、取り上げます。

アレクサンダー大王はギリシャ北部の古代王国「マケドニア王国」の君主で、ペルシャの圧政に苦しむエジプトを解放し、ファラオ(君主)の称号を得て、巨大都市アレクサンドリアを建設。その後東方遠征でインド洋に到達し、イスラムや中国の古代文明にまで、英雄伝説を残したほどの影響を与えました。

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西洋文明最大最強の英雄の戦略とは一体何だったのでしょうか?

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2019年04月25日

どんな職種でも共通!?必要なのは、照準力!

4月も終わり、就職活動が佳境を迎えている頃ですが、多くの学生が抱える疑問が「社会人に必要な力は何か?」
というもの。
そして、学生から出るのは「コミュニケーション能力」や「判断力」といったもの。
それも大切ですが、本質は何でしょうかm052.gif
それは『照準力』m051.gifこの照準力はどの業界のどの職種でも必要な力といっていいものです。

試しに何人かの友人・知人らに「あなたの仕事で必要な力」を聞いて見ました。

①50代 自営業(水道関係)
Q:あなたの仕事に必要な力は?
A:一言でいうと信頼関係を築く力。そのために、他のどの会社よりも早く正確な仕事を徹底して、相手の期待以上の成果を出す。
更に、仕事柄修理の仕事も多いので、瞬時に問題を把握し瞬時に答えを出す力も必要。
従業員には、どうすれば早く正確な仕事ができるか?どうすれば問題が解決するかの幹を素早く考えさせるようにしている
ここでの幹がぶれなければ、後は丁寧な仕事をすることで信頼関係は築かれていく。

②30代 営業職
Q:あなたの仕事に必要な力は?
A:やはり、相手の求めているものを掴む力。そして相手の想いを引き出すトーク。
そして心を裸にして人間そのもので勝負すること。
営業は足で稼ぐというが、大切にしているのは会社にいる少ない時間や移動時間で、相手の想いを構造化すること。
構造化することで、どの切り口が最も響くかを見極めることができる

③20代 現場監督
Q:あなたの仕事に必要な力は?
A:統率力。職人さんみなが動き易くするために、先を読み、最適な役割分担をし、みんなが活力を持って働けるようにする。
自分で全部やるのではなく、あくまでも周りが無駄なく動けるにはどうするかを考えること。
そのためにも、問題が発生する前に事前にとことん追求して、解決方針を提示する。

④60代 保育士
Q:あなたの仕事に必要な力は?
A:一番は子どもたちの活力を上げる力。そのために、子ども一人一人に徹底的に同化していく。
子どもの気持ちはよく変わるが、その時その時、その人その人に合った言葉を瞬時にかけてあげることが大切
ぐるぐる考えている時間なんてない。瞬発力が重要。

①~④のいずれのパターンも、
どうすれば幹を捉えらえるか、どうすれば切り口を示せるか、どうすれば先読みできるか、どうすれば瞬時に最適な言葉を出せるか。
という、根本には本質を捉える『照準力』が問われる力であることがわかります。
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照準力は、答えが決まっている学校の課題では身につかない力であることは間違いないでしょう。
では、どうするか?
学校を飛び出して、現実の課題に挑戦する中で照準力は養われます
学外の活動に積極的に参加するのもいいでしょう。(一番いいのは、さっさと働き出してしまうことですが。。。)
学生も社会人も、まずは照準力の獲得に向かうことが成長の基盤となります。

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2019年04月11日

増える子どもの起業~学校の外で人間力が培われる~

年々、「子どもの起業」が増えている。
大人の協力があれば、小学生でも起業し=社会に出て、現実の課題に挑むことができる。そんな時代。
以前も一度子どもの起業について紹介したが( 中学生の活躍~学校に縛られない生き方~ )、今回も事例を少し紹介。

事例:本当の成長は学校の外~12歳で起業した少年の戦い~
>「僕は起業します。社長になります」
中学1年生の秋、12歳の加藤路瑛(じえい)くんは、クラスメイトたちの前でこう宣言したといいます。
中学生が起業? 社長になる? 前例はないし、トラブルも避けたい。そこで加藤くんは担任の先生、学年主任、教頭先生、校長先生、クラスメイトにきちんと説明し、理解を得ていくことに。
「みんなの前で発表するのはすごく緊張しました。怖さもあった。中学生と起業は世界が離れすぎていて、なかなか理解してもらえないかもしれないと思ったからです」
その発表を聞いた先生やクラスメイトたちが、どう思ったかはわからない。ただ、少なくとも加藤くん、そしてお母さんにとって大きな一歩となったはずだ。そして、2018年12月に 株式会社クリスタルロードを設立。

「未来の中学生たちの可能性が少しでも広がるなら、その人生を選びたい」

>加藤路瑛くんのお母さん、加藤咲都美さん。株式会社クリスタルロードの代表取締役を務めている。
路瑛くん:「同い年の子も起業してるから無理じゃないよ!」そう言って説得したら、お母さんは力を貸してくれて。あのときは嬉しかったです。
お母さん:正直その時は半信半疑でした。でも路瑛は、あっという間に担任の先生にも起業したいと伝えていて。校長先生にプレゼンするから事業計画書を作るのを手伝ってほしいと言われて。
あれよあれよと事が進んでいったんです。でもこの時、この子は本気で起業したいってことが伝わってきたんです。

>ーでも、起業や事業計画って、ビジョンや想いが必要ですよね。どうやって事業の構想を練っていったんですか?
お母さん:本人の中に大きな軸があったので、私はサポート役に徹しました。「部活や勉強を頑張れば讃えられる。でも中学生で起業して社会のために働くと『中学生らしいことをしなさい』と言われてしまう。この常識はおかしい。僕が起業することで、未来の中学生の前例になりたい!」と伝えてくれて。
路瑛くん:最初の事業計画書は出来が悪いです(笑)
お母さん:一緒に事業計画書を作る過程で、ふと、路瑛より長く生きているのに、この選択肢や価値観は私にはなかったなあって気がついて。大人ですから、子どもよりできることは多いです。でも、子どもに勝てない部分もあると、この時気付かされました。
だから、枠にはめるんじゃなくて、1人の人間として尊敬してサポートしていこうと意識が変わったんです。

事例:中学生起業が一般化された世界をータブーに挑む、ある連続起業家のまなざし
>10代の起業における最難関の関門は「親」だと思います。
親離れできていない子どもよりも、子離れできていない親の方が多く、その親たちが子どもの起業に反対します。親に「起業したい」と馬鹿正直に言ったところで、十中八九、反対されてしまうと思います。
10代後半に起業したいなんて言えば、「大学受験があるのに何を考えているのか」と猛烈に反対されます。高校2年、3年で部活動をしていても親が学校に苦情を言うような時代なのです。
実際、僕は親には会社のことは一切黙っていました。話は戻りますが、僕らが10代の子どもたちに提供できることは、ファイナンスの知識や企業の知識ではなく、親の理解を得る手助けをして、親にお金の教育をすることなのかもしれません。
10代の時点で起業を考える時点でその子はおそらくすごく優秀です。僕自身、その優秀な子らに教えるというよりも、どちらかと言えば、その子たちから学ばせてもらいたいという気持ちが強いのです。彼ら、彼女らがどんな視点でビジネスモデルを構築し、実行していくのか大変興味があります。
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若くして社会に出て活躍を続ける人の共有事項がある。
それは、仲間をつくるのが非常に上手=仲間関係が豊かだということ。

仲間関係を規定するのは、『人間力』。
仲間を集め、現実の様々な未知課題を追求する力。
周囲の(社会の)期待をキャッチするアンテナ。
それに全力で応えようとする、応合力。
こういった力が若くして高い人が多い。
★これは、年齢関係なく社会人に必須の力!これを読んでいる新社会人にはぜひ意識して獲得していってほしい。

でもそれは決して生まれつきではない。
現実社会の高い圧力の中で追求したからこそ身についたものだろう。
事実、学校という限られた空間の中で、テストのために勉強していては身につかない力ばかり。

そういった意味でも、現実社会の中で本当に必要な力をつけるための最初の壁は『』。
潜在思念レベルでは、追求力・人間力が必要だとわかっていても、
『良い生活⇒良い大学⇒試験での成績』という古い観念から脱却できない親がまだまだ多い。
そこを、
『追求力・人間力の獲得⇒現実社会での追求⇒可能性は学校の外!』
というベクトルへ親の意識を早く転換していかないと、この国は廃れていく。

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2019年04月10日

孫子に学ぶ「小が大に勝つ方法」

人類の長い歴史の中でも最強の「戦略書」といえば「孫子」をではないでしょうか。ビル・ゲイツ氏や孫正義氏、松下幸之助氏など著名人が愛読したことでも有名ですが、そこには現代のビジネスにも通じる大きな知恵があるからでしょう。
紀元前500年頃に古代中国に「呉」と呼ばれた国があり、「孫子」とはその呉国将軍である孫武が書いたもので、全13編の戦争戦略を記した書籍です。 敗北すれば国家が亡ぶ古代中国の戦略は、勝利への純粋な冷酷さと執念があります。
現代人にとって「城の火攻め(焼き討ち)」方法は必要ありませんが、孫武の観察眼が解明した「勝者と敗者の違いによる、勝負の基本原理」の発想を学ぶことは現代人にとっても大切だと想います。今回は「戦略の教室」(鈴木博毅著:ダイヤモンド社)を参考にまとめています。

呉は紀元前506年に隣国の楚と戦争を行い、孫武の見事な陽動作戦で数倍の敵に勝利。さらに進撃して5戦5勝、たった10日で楚の首都を陥落させます。その手口とは?

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2019年03月28日

新社会人に捧ぐ:追求力・人間力の獲得へ向かえ!

新年度を迎え、これから社会に出る新社会人のみなさんは、期待と不安で気持ちがいっぱいでしょう。
企業では様々な新入社員研修が行われ、長いところだと数か月間も研修が続きます。
そこでは社会人としてのマナーから、各企業の技術研修まで様々なことを学ぶでしょう。

でも、新社会人のみなさんが気になるのは「社会人としてどんな力をつければいいのか。」ではないでしょうか。

では、みなさんが飛び込む社会はどんな社会なのか。
実感している人も多いかと思いますが、現代はいつ何が起こるかわからない、大企業でも今までどおりやっていては生き残れない、
そして人々は近代科学・近代観念への不整合感を感じており、本源社会の実現に向かっている。
そんな大転換の時代であり、変革が求められる時代です。

そんな時代の社会人に必要な力とは?
言い換えれば、この変革期待の高い社会で闘っていくための力とは?

それは、『追求力』そして『人間力』ですm051.gif

学校の課題と違い、社会での現実課題では期待を掴むスピード、それに応えるスピードが求められます。
そのスピードを規定するのが、追求力=様々な課題に対して『どうする?』を考えていく力。
学校という教育精度の中ではどうしても試験で点数を取るための力=暗記する力が重視されてしまいます。
→つまり様々な課題(答えのない課題)に対して、自ら追求して答えを出す力がつきません。
多くの新社会人が社会に出て最初にぶつかる壁がここです。
社会に出ると答えのない課題ばかりで、暗記脳しか持ち合わせていないので、どうする?という追求に向かえないのです
数年かけてやっと追求力の必要性に気づいていく社会人もいますが、これを読んでいる新社会人の皆さんは社会に出たらまず真っ先に、
追求力の獲得に向かってほしいm051.gif

では追求力を獲得するためにはどうするか?

●生物史から、自然の摂理を読み解く~脳回路の仕組み14 意欲と追求力を上げるには?~(リンク
>・要は、成績第一→暗記脳によって封鎖された潜在思念を解放すること赤ん坊の好奇心を取り戻すこと。そして、社会や自然界の出来事から目を外らさないで、「何?何で?どうする?」を追求すること
・いくつかの課題を追求していく間に、自分の成すべきこと(=使命)が見えてくる。そして、使命と追求心が生まれると、自ずと成績第一=自分第一という価値観や「関係ない」という独断から脱脚してゆく。
=引用終わり=

●追求力を磨くためには?追求力のある人の真似をしよう!(リンク
>その一手は、追求力のある人=同化対象の真似をすることだろう。つまり、どれだけ同化対象と一体になれるか。
捉えている幹、思考過程、発想、思考のスピード、発言のタイミング、反応、表情etc…。どうしてその言動なのか想いを馳せたり、分からなくても同じようにやってみたり、その場その場が勝負。
>壁になっていそうなのは、特に学生は、いつの間にか真似は「真似してる(=真似してはだめ)」「恥ずかしい」と言われるという意識になってしまいがちなところ(これも歪んだ同学年教育の中で生まれた気がする)。でもこれは「そんなことにこだわらなくてもいいし、真似した方がやる気になる、うまくいく」と思う真似仲間がいれば乗り越えられそう。
=引用終わり=
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追求するにも仲間が必要。
そんな追求仲間をつくり、まとめていく力、常に相手発で仲間の活力を引き上げていく力=人間力の獲得が、追求力の獲得とともに必要な力。
人間力の獲得については、また次回。

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2019年03月27日

『青い理想をどす臭く実現する』 ②~企業理念でつながっているからこそ力を発揮できる

会社の会議でいつも同じ話を長々と展開して、周囲を困らせる上司っていませんか?「早く終わらないかなぁ」っと右から左に流しているそこの君!本当にこれは無駄なお説教なのでしょうか。

前回紹介した、パナソニックビジネスイノベーション本部事業戦略センターイノベーション戦略企画部に所属する山本祥馬氏もその一人でした。 密かに「走る巨人」と呼び、仕事上での”まね対象”として注視していたのは、当時社内カンパニーエコソリューションズ社事業開発センター長だった日野田知也氏。
その日野田氏は定例会議で必ず15分~1時間に及ぶ演説をするのが常でした。山本氏はそれを陰で「日野田節」と呼んでいたそうです。

パナソニックは、住宅関連商品の提供から、家に関わるサービスを広く提供する新規事業として「プロイエサービス」を展開中のとき。山本氏は既にそのプロイエの店長でもあったため、「早く会議を終えて店に戻りたい」と念じていても、毎回「日野田節」が始まるそうです。
「お前らはプロイエというものが、どういうものか分かっているか?プロイエとはな、・・・」と概念を説くような演説が延々と続く。

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2019年03月20日

『青い理想をどす黒く実行する』 パナソニック若手社員の仕事の取組み

今回は、パナソニックで活躍する山本祥馬氏の記事を取り上げます。パナソニックは言わずと知れた従業員約27万人の大企業。その中で山本氏は、現在ビジネスイノベーション本部事業戦略センターイノベーション戦略企画部に所属しています。
彼の仕事の取組みスタンスは『青い理想をどす黒く実行する』こと。およそ一流企業に似つかわしくないこの言葉は、一体どうやって生まれたのでしょうか?

彼はそう実感→言葉化したのは、当時パナソニック㈱の社内カンパニーエコソリューションズ社事業開発センター長だった日野田知也氏との出会いから。日野田氏は既に「トリプルワイドIH」など数々の新商品や新規事業を確立させてきたレジェンド級の人物。山本氏は、彼を「走る巨人」と呼び、真似対象として見ていました。そして日野田氏から叩き込まれたのは、徹底した「カスタマーファースト」でした。

最初の出会いは、パナが始めた「顧客直掌インフラ構築実証プロジェクト」という新規事業に山本氏が参加したとき。それまで経理部の立場から全体の経営をみていた山本氏は、パナソニックが市場を取っていく為として

「パナソニックは家の内(家電)も外(家、住宅設備)もやっているから、パナソニックに解決できない家の困りごとはない。我々が困りごと解決のインフラになれば、お困り事も情報も全部我々のところに来る。これからはIoTの時代。日本ではIoTのスイッチやコンセントなんかは顧客自身では付けられないから、IoT機器を作る我々がインストーラー(設備施工業者)も出来たら、IoTの覇権も握ることが出来る」

と持論を展開。

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