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ホワイトカラーエグゼンプションの狙い

「ホワイトカラーエグゼプション」
一体何が言いたいのか、さっぱりわかりません。
「自由度の高い働き方にふさわしい制度」
これでもイマイチ。
厚生労働省によると、
「労働時間では成果を適切に評価できない業務に従事し、業務上の重要な権限や責任を伴う地位にある会社員で、一定以上の年収のある者(日本経団連の案では400万円以上)については労働時間規制の対象から除外するという制度」
ということらしいです。
まずその出所。
当ブログではtamimaruさんが「ホワイトカラーエグゼンプションってどっから出てきたの?」 [1]で、るいネットではギニュー特戦隊さんが「ホワイトカラーエグゼンプション制度導入は『年次改革要望書』からの要請」 [2]で追跡しています。
どうやら、年次改革要望書の「二〇〇六年投資イニシアチブ協議と第五回「規制改革および競争政策イニシアチブ」協議の報告書」がその出所のようです。またアメリカの仕業です。
また、るいネットでは、コスモスさんが「ホワイトカラー・エグゼンプションはサラリーマンを犠牲にしてアメリカが儲けようという制度」 [3]という考察をしています。

>外資(アメリカ企業)の収益性を上げるために、日本のサラリーマンを残業代ゼロで働かせて利益を上げようという目論み。

たんに金儲けだけなのだろうか?
彼らは、もっとしたたかでズル賢いハズです。
もう少し考えてみましょう。
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まず「外資が儲ける」仕組みを簡単に考えてみます。
まず、外資(=株主)が儲ける構造。

外資株主企業のホワイトカラー層の残業代が出くなる。
→その結果、各企業とも一時的に収益は上がる。
→じきにホワイトカラー達の仕事意欲が下がり、会社の業績も悪くなる。
→外資(=株主)は、この業績の上がり下がりをうまく利用し株で一儲けする。

次に、外資系企業が儲ける構造。

日本企業のホワイトカラー層の残業代が出くなる。
→各企業とも一時的に収益は上がる。
→じきに日本企業のホワイトカラー層は仕事意欲が下がり、会社の業績も悪くなる。
→けれども外資系企業はもともと残業代込みの給与体系。
 ホワイトカラー層の仕事意欲も下がることもない。
→その結果、日本市場における外資系企業の売上が上がる。

何れにせよ、日本のお金が外資に流れていきます。
(外資系日本企業は目先の利益しか確保できないことを理解しているのだろうか?)
冒頭でも述べましたが、彼らは我々日本人が想像できないくらいズル賢いのです。
一時的な金儲けだけですむハズがありません。
更なる利潤を貪ろうとしているに違いありません。
おそらくそれは、『優秀な人材の確保』 だと思います。
つまり、その豊富な資金と幻想的な給与体系で、仕事意欲が無くなった日本企業のホワイトカラー層を誘惑し、自企業に取り込もうとしているのではないでしょうか。
(彼らの策略について、他にご存知の方はコメントにてお教えください。)

戦後から一貫して、原爆を落とした敵国であったアメリカを、日本人は手の平を返したように好意的に受止め、むしろ“憧れのアメリカ”として、あらゆる活動に“アメリカナイズ”を目指してきた。今までのアメリカの関与をむしろ“好意”として捉え、一種の“信頼”を抱いている日本人もかなりの割合で存在する。外国に対する“非情な行為”も“日本に対しては別!”という“お人よしにも程がある”ような意識でいる人も相当数存在する。これは、日本人の縄文体質=本源体質が生んだ意識であると思うが、逆にアメリカはそれを悉く利用し、一般大衆を“太陽の方法論”(:耳障りのいい価値観念を駆使した世論操作)で日本人を共認支配してきたということだと思う。
(るいネット:「敵の出現による闘争本能に直結する危機意識」 [4]より)

仕事は時間で計測され、お金だけで評価されるのでしょうか?
日本の優秀なホワイトカラー層の皆さん、騙されてはいけません。
一緒に将来の日本企業の可能性について考えていきましょう。

by ともぴろ

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