- これからは探求の時代 - http://bbs.kyoudoutai.net/blog -

今年の4月から、面接内容に変化があるらしぃ!!~つっこみ編!!

みなさん、こんにちは。かなめんたです。 🙂
清志さんが紹介しているインタビューを僕も読んでみました。
「面接担当者の質問が変わると予測されます」『女子学生への就活エール』 [1]
男女雇用機会均等法が改正され、今年の4月(もうすぐ!)から面接が変わる!というのです。
で、今日はその感想を書いてみたいと思います。 8)
あ、就職学生は必見です!
先に今年4月以降の面接のアドバイスだけ言うと、
今まで以上に、こちらから質問しないと肝心の入社後の状況がわかりません。(入社してから突然言われ「聞いてないよ!」状況に陥りやすくなります)
変な固定観念で質問に対し、対応すると受かりません。何を聞かれても、さらりと答えることが重要です。(面接官の質問に神経つかうんじゃなくて、会話を楽しむくらいの気持ちが必要です)
雇われ意識で質問に答えていては評価されません。むしろ、もはや入社して一緒に仕事をする仲間としての視点で質問に答えてください(一緒に仕事したい!と面接官に思わせたら勝ちです)
おっと続きを読むまえにクラッシャージョー!!


では、早速そのインタビューに突っ込んでいきたいと思います。
>面接の仕方は変わるでしょう。今回の改正均等法では、企業の採用活動に関係するのは、男女双方に対する差別を禁止することと、間接差別の禁止規定を設けたことです。これまで女性にはセクハラとして禁止されていた質問、例えば「彼氏・彼女の有無」のような質問は男性にもしてはいけません。
別に彼氏、彼女の有無なんて隠す必要はないと思います。そんなのどっちでもいい。。
そもそも「彼氏いる?」と「夫いる?」「家族いる?」の何が違うの?なんでセクハラなの?
>また、間接差別とは、仕事をする上で合理的に必要と言えないのに、採用や昇進の条件とする差別です。間接差別に該当する具体的な質問は、
(1)身長、体重または体力を採用の要件とすること 
(2)総合職の採用に際して、全国転勤を要件とすることです。
体格については見ればだいたいのことは分かるので、質問する企業もないと思いますが、面接担当者が身長や体重を学生に質問してはいけません。<
見てわかるのなら、それも要件にしているってことじゃん! ていうかそんな聞きもしなそうなこと条件にもりこむなよ!!
それにそもそも要件に規制つけたら何のための面接なのかわからなくなる。
聞きたいことも聞けず、お互いギクシャクしてしまう。会話も成立しない。。学生の素性もわからん仮面面接かい!!
差別差別って言うけど、それなら面接で落ちるのも差別じゃないですか。
また「合理的な質問」って何?そんなもん企業によって取りたい人材は変わるんだから、統一なんてできないでしょう。
それに学生側からしたって、行きたい企業は変わるわけで、それこそ差別じゃないですか。
>もう1つ大きな変更点として、「転勤があるが大丈夫か?」というような質問もできません。転勤については、これまで男子学生には問わなかったものの、女子学生の総合職採用の場ではよく尋ねられるといった事例がありました。今回の改正によって、総合職を目指す女子学生にとっては、将来の明確でない転勤に関する意思確認の質問がなくなるので、心理的な負担は減ると思います。<
転勤の有無はけっこう重要で、言われないで、会社に入ってから言われたらそのほうがきつい。
心理的な負担ってあなた、面接やってんだから当たり前でしょうが。
減るって言ったって、一番不安なのは受かるか受からないかであって質問じゃないでしょうが。
そもそもそんな不安に負けてしまうようでは、社会人としてすぐ壁にぶち当たってしまう。ちょっと過保護すぎじゃないですか?
女性の転勤可能かどうかの意志が、総合職での採用条件とされてしまうという問題を解消するための改正ですので、企業側は転勤の有無や、募集要項への明記や面接での質問はできなくなります。しかし、学生側が転勤をしたくないというのであれば、面接などで質問をすれば、転勤があるかどうかについては説明してくれるはずです。<
だったら、何もなくても言ってくれたほうがラク。
そのほうが学生側からしても入社するかしないか判断できるし。しかし、すごい理由の改正ですな。信じられん。
そもそもこれから働きたい!っていう会社を最初から敵のように捉えることがおかしいです。一員となって仕事をしていくのですから。
さて、さんざんつっこんできましたが、
問題はこの改正が「学生のためになる」って思ってるところだと思います。
こんなズレたことを一生懸命やってるってことに憤りを超えてあきれてしまいます。
また、そうやって入った人材がすぐに辞めてく現象をどう捉えているのでしょうか?
ちょっと考えれば、根本問題は面接が面接として機能していないことだとすぐわかります。
いい人材を見抜いて取るための面接が、すぐ辞める人材をとる面接になってしまっているということです。
つまり企業をガタガタにしている一要因がこの法律である可能性は非常に高い。(だって、こんな法律ができる前のほうが企業の状態は良かったし、法律ができても一向に問題は解決されてないじゃないですか。)
「男女を平等に」言うと、聞こえはいいですが、「むりやり同じに扱おう」っていうことが実態と合わないという矛盾をどう説明するのでしょうか。
これだけ学生ばかり過保護にするのなら、むしろ企業がこうむる被害にも相応のことをしてほしい。例えば、入社してすぐ辞めたら罰則とか。。。
こういう無理やりの変な規制が、働く人をしばり、活力を殺いでいることに気が付いてほしいと切に思う今日この頃です。
今日は辛口でつっこんだかなめんたでした~。

[2] [3] [4]