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2007年05月11日

クレド型企業への期待

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クレドって何だろう 🙄 ということで、私も少し調べてみました
クレドとはラテン語で「志」「信条」「約束」を意味する言葉ということですが、確かに、今までの創始者やオーナー経営者が自らの経験や過去の偉人の残した言葉を基にして作ってきた企業理念とはかなり違うようですね。
日本クレドさんのHPを見させていただくと、それがよく分かります。
続きは、 ポチポチ してから読んでね。

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以下、日本クレドさんのHPからの引用です 😮

企業という存在は、お客様をはじめとするステークホルダーに「感謝される」ことで経済活動を成り立たせています。「ありがとう!」「助かる!」「役立ったよ!」といった声を求めていくことが、売り上げを作り利益を作る、企業の経済活動の根幹となります。
すなわちよい商品・サービスを提供すること、それはすなわち「感謝されるものを提供すること」とイコールです。
ということは、「感謝の声」に耳を傾けること、そしてその「Thanks Voices(ありがとうの声)」を増やしていくことが、企業にとって「利益を得る」ことよりも大切なことではないでしょうか。これが、その企業のレゾンデートル(存在意義)ではないでしょうか。
日本クレドはこの「Thanks Voices」が「いつ」「どこで」「どう起こったか」。そこに注目します。
このアクションは、「クレームを見つけてそれをつぶす」といったやり方とは正反対のやり方です。
また、従業員などが受け取った「Thanks Voices」をメディアを用いて全社に継続的にフィードバックさせることで、従業員のモチベーション活性化を図ります。これが「Naming Praise(名指しで誉める)」です。
すべての企業にとって、従業員のモチベーションを維持していくことは非常に重要です。しかし昨今、「Motivation Crisis(モチベーションの危機)」が静かに進行していることは、ご存知のことと思います。
高度成長期には、「(経済的に)豊かな生活をする」というのが日本中の合言葉でした。その頃企業は、そんな欲求に応じるべく、個人の経済的豊かさの基盤として「職場」を提供してきました。
すなわち、資本主義企業の「経済的に利益を出す」という目的と、いわば「二人三脚の共通目的」として、企業と個人がともに成長していくことが出来ました。
しかしここ数年~十数年で「経済的に豊かに」ということに毎日必死に取り組む個人はどんどん減り、物質的な豊かさよりも精神的な豊かさを求める人々が増えてきています。
最近のボランティアやNPO活動などが盛んになってきたことは、人々の仕事に対するモチベーションの変化と大きな関係がありますし、いわゆる「ニート」「引きこもり」といった現象も、仕事に対してモチベーションを感じられなくなることと深い関係があると思います。
私達日本クレドは、上記のような現代社会の背景を踏まえ、「企業」という形を存続させながら、従業員のモチベーションを維持できる本質的な仕組みとして、CMSとその構成要素「Thanks Voices」「Naming Praise」を開発しました。

まだ、日本全体が貧しく、豊かになることに国民全体が邁進していた時代なら、その先端を行く企業家の作った企業理念は輝きを持っていたのかも知れません。
しかし、高度成長期を経て’70年の貧困の消滅以降、物から心の時代と言われる様に、「人の期待に応える」、その充足が活力源 となっています。
一方、企業理念に限らず、時代はどんどん変っているのに、企業の経営情報開示の遅れ、先が見えないが故の運営方針の硬直化など、人々の意識の変化に、企業運営の実態が追いついていないのが実情ではないでしょうか。
そんな時代状況では、
「人の期待に応える」、その充足体験をメディアを通して社員に発信し、「こうすればうまくいく」を皆で共有して、次に生かす事。
これは、固定的な企業理念を始めとする旧来の企業運営が、時代の変化に取り残されいくのと比べて、その時代の社会の意識状況への適応性が増すとともに、なにより、働く人の意識がそのまま社員の行動規範につながって行くというというところに期待が持てます。
社員全員が、社会の期待に直接目を向け、その期待に答えることで、
社員の活力上昇 ⇒ 企業活力の上昇 ⇒ それが仕事を通じた社会全体の活力上昇に繋がる。
日本クレドさんのHPからは、そんな期待を感じます。
超企業・類グループでは、「自分達の生きる場は自分達で作っていく」ことを提起しています。クレド型企業と、共同体には情報の共有、意志決定の方法において近いものを感じます。企業を共同体に変えていく時の大きなヒントとなりそうですね

 

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