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お菓子業界は「おいしい!?」

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かなめんたさん
>赤福や白い恋人、比内地鶏、、、一連の報道、また山田洋行事件や、耐震偽装、談合摘発などの昨今の報道により、何が実現されようとしているのか?
>「なぜ、最近になって食品業界の偽装表示問題がこれだけ出てきたのか?」
一つは確かに、大企業ではなく、中小企業であるということ。
地方ではある意味独占的にシェアを持っており、優良企業であるということ。
重なるが、地元密着型の企業が多いこと。観光土産系の食品であること。
「たしかに急に食品業界が叩かれ始めたのは何で?」と感じますね。そして、かなめんたさんが指摘されているように「食品業界」「優良な中小企業(ただし、ワンマン同族経営)」「観光土産系」あたりが共通項と言えそうです。
 もうひとつ、どうも、お菓子業界が多いのではないかと思い、調べてみました。
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<菓子産業の課題>
 一つは、お菓子の需要の拡大を図ることです。お菓子の需要は既に紹介したとおり、消費者の甘さ離れ等を背景に平成4年をピークに減少傾向で推移してきています。
 二つ目は、原料問題です。お菓子の原料は、既に紹介したとおり多種多様ですが、主なものは砂糖、小麦粉、お米及び米粉、乳製品などです。これらの原料はそのほとんどが国内農業保護のための価格支持などの政策で外国に比べて割高になっています。もちろん農産物の内外価格差は、比較する物の品質、比較する国、比較する段階、比較する時点によって、また、為替レートがどうであったかによって数値は変わりますので、一概には論じられませんが、私達の調べでは、砂糖については2~3倍、小麦粉については2~3倍、米については6倍(アメリカ)~11倍(タイ)、バターについては2倍(タイ)~5倍(オーストラリア)となっています。菓子産業はこのような状況の中で輸入菓子との競争を余儀なくされています。現在検討されている食料・農業・農村基本計画策定などの農政改革の中で検討していただきたいと考えています。
 三つ目は、貿易交渉への対応の問題です。現在、WTO、FTA交渉が行われていますが、この中では、関税引下げ問題も交渉テーマとして取り上げられています。現在のような国際社会の中で、日本としてそれなりの貢献をして行かなければならいことは理解できますが、中小企業が多いという国内の菓子産業の構造に加え、割高な原料の使用を余儀なくされている菓子産業にとっては、菓子製品の関税引下げは大きな課題であり、慎重な対応をお願いしたいと考えています。
 四つ目は、安全、安心への対応です。この問題は菓子に限ったことではなく、あらゆる食品に共通の課題ですが、お菓子についても適正な表示を行うことはもちろんのこと、安全で健康に良いお菓子を消費者の皆様に提供していくことは、全てのお菓子企業にとっての重要な課題となっています。さらに、消費者の皆様に安心してお菓子を食べていただけるよう様々な情報提供に取組んでいきたいと考えています。

 <生菓子製造業データ>  
   事業所数   :5,802 
   従業者数   :86,449  
   出荷額     :1,055,325
   付加価値額  :585,583
   粗利率     :55.5%
 調べてみて驚きだったのは、食品製造分野の中ではお菓子の売上げ規模は大きく、かつその粗利(=売価-原価)が非常に大きい、まさに「おいしい」業界だったということです。また、地域独占銘柄の優良企業も多い割には、近代的経営とは程遠い、職人気質な企業も多いという特徴があります。
 そして、お菓子のブランド(例えば、最近では「白い恋人」や「赤福」)というのは、長年親しまれてきたり、観光地には欠かせなかったり、他が取って代わることは難しいものが多いように思います。そうすると、マスコミが叩きまくっても数ケ月もすれば、また元通りに売れ始める(事実、「白い恋人」は供給制限が逆に購入意欲をあおり、再開後の売上げは順調すぎるほど)。つまり、商品ブランドに毀損はないというわけです。
 とすると、次のようなストーリーが考えられます。
○旧い体質(伝統的なオーナー企業)で企業業績が優良な企業に狙いをつける

○従業員や退職者を狙って制度基準に抵触する問題事実を調査、取材

○マスコミがいっせいに叩く(過剰なほどに)

○行政が指導、勧告、そして営業停止へ追い込む

○売上げ急減に耐え切れずに「身売り(M&A)」「救済合併」

○コンプライアンス制度を徹底して営業再開(市場の透明性)

○原材料の市場開放(国内農業保護のため、国内原材料主体)
 食品業界と言うのは、人々の関心も高く、他の製造業界に比べ安定もしており、かつ厳しすぎる品質基準に合致しない現場の実態が常態化しているなどの点で、かっこうの攻撃先になっているのではないでしょうか?

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