あけましておめでとうございます。 😀
昨年は自他共にサンザンな年 であっただけに
、今年にかける期待は大大大~です。
年の初めに考えたことは・・・当ブログでも沢山掲載されている就職活動についてですが、今回は少し違った視点で考えてみました。
本題に入る前に今年も協力お願いします
違った視点とは、企業も見られる立場にあると言う事です(当り前ですよね)。就職は「お見合い」と同じとは先達の言葉ですが、お互い見る見られるの立場にあり、相思相愛で初めて成就するのが就職というものですから。(私のような年配層はこの事に抵抗はありません、なぜなら私たちの時代は終身雇用が当たり前で、就職も結婚も一生に一度のことだったのですが、最近の学生諸君には少し違和感があるかも知れません・・・ただ就職≒社会人になることは己の存在をかけた一大事であることには変わりありませんよね)
そこで就職する立場に立って見たとき、最も重要かつ最良の企業選びのコツ(の一つ)はその企業の受付嬢を注視することだと思うのです。
余談ですが、我が社の受付嬢に対する評価はかなりのものがあります。仕事関係でうちを訪れた方々(客先も含む)の評価は勿論、私自身も再就職の決断(当然内定を頂いてから)をしたのは当時の受付の女性が居たからと言っても過言ではありません。そう言うと不謹慎だと思われるかも知れませんが、決して外見や邪心で決めた訳ではありません。(念の為) 😉
では彼女達の魅力とは何でしょう?
入社後分かったことですが、彼女達は一般企業の秘書や受付嬢になされる特訓など受けていません。先輩から後輩へ基本的な接客方法の伝授はなされますが、そんなテクニカルな次元にあることでは無いように思います。仕事で様々な企業でお会いする受付嬢、確かに客扱いに手馴れ不愉快な思いはしません(例外もありますが・・・)、航空機でのキャビンアテンダントの笑顔はプロ意識に徹したある種感動さえ覚えますが、これとも違います。 🙄
それは企業の意思そのもの(=その企業の意思が分かり易い)とでも言うのでしょうか・・・
受付は企業の顔としてそれなりの教育を受けて赴くのが一般的でありますが、我が社の場合を考えると、彼女達も取締役という表面的なことはさておき、共同体企業の一員として全ての方針決定の場に参加している、言い換えるなら社長から一般社員に到るまで同じ意志を持ち、文字通り「企業の顔」として彼女達が前面に立っている事になるのです。なので彼女達の立ち振る舞いや言葉は、就活の学生達に対して「君は本当に仲間に成ってくれるの」、「なって欲しい」、取引先の相手には「いつもありがとうございます」など本心が一点の曇りも無く表出するのではないかと考えるわけです。 😀
我が社の事例は特殊なものではなく(経営形態としては先端ではありますが)一般企業においても、受付嬢に対する教育とは接客マナーだけではなく、その企業、社員の総意を身につけることが本筋ではないでしょうか。マニュアル的と言いましょうか、意思を感じられじない事務的にしか対応しない企業は例え一流でも辞めた方が良い。
就職先の選定要因はマニュアルによると雇用条件以外に人事の担当者や面接官の人柄などを見なさいと書かれているものもありますが、学生諸君にそんな事見抜ける訳がありません。近しい目線で会社を見ている受付嬢こそ、まさしく「企業の顔であり」、何のしがらみも無く同僚、仲間としてやっていける相手なのか確認できる最も相応しい人ではないのでしょうか。
もし勇気と余裕があれば、彼女達に会社のことを聞くのが一番だと思うのです。そこまで出来きなければ注視して下さい、何かを感じられたらチェックです。