仕事 をしていると、初めて取り組む課題などでマニュアルを
読むことがあり、逆に何らかのマニュアルを作ったりすることもあります。
頼り になるツールですが、読み込み方やマニュアルの出来不出来によっては硬直的になったり、足らずだったりと、一筋縄ではいかないイメージもあります。
マニュアル 自体は、あちこちで整備されているけど、マニュアル通りにしか行動や判断ができない人、機転の利かない人を「マニュアル人間」と評して、出来ない人の代名詞のように使ったりもしますよね。
そんな「マニュアル」について、なるほど 、と思った投稿があったので紹介します。
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「マニュアル」ってなんかイメージが悪かった。
でも、最近、マニュアルってすごく大事だし、必要なものだなって思う様になった。
どんな仕事でも、必ず一定量の成果は求められる。
しかし、どの会社でも職場でも、新人からベテランまで個々に能力差はある。
その能力差がある中で、いかに一定量の成果をだすか?
そこで必要になってくるのが、マニュアル。
マニュアルは、ある一定の作業にそってやれば、誰でも一定の成果がだせるようになっている。それは、その仕事は、かなりシステム化されているともいえる。
つまり、マニュアル化はシステム化ともいえるのではないだろうか?
そして、このマニュアルづくりやシステム化は、仕事の中で重要な課題の一つだと思う。
なぜなら、未明問題や難課題は、能力の高い人に、集中してくる。
この未明課題、難課題は、かなり高度な判断を要するので、その仕事を担えるのは、能力の高い限られた人だけ。
だけど、ある程度マニュアル化されれば、その仕事は他の人に引き継げる。
そうすれば、能力の高い人は、新たな未明課題や難課題に取り組むことができる。
そうしていくことで、さらなる成果をだしていける。
逆に、いつまでもシステム化せずに、この仕事は自分にしかできないと、課題を抱え込み続ければ、他の難課題はいつまでも残り続けるわけで、仕事を劣化させていくだけと思う。
マニュアルは、仕事をシステム化し、さらなる成果を生む重要なツールの一つだと思う。
ここで書かれているような、集団全体の成果や更なる高度化を考える視点に気付く と、マニュアルを使う上でも作る上でも意識が変わりますよね
😛
全体の成果を意識していたら、使う上でも、自分だけの仕事として書いてあることを漫然となぞるだけでなく、背後の構造や判断軸を吸収しようという意識になるし、気付いたことはリバイスをかけて塗り重ねようと意識する。
作る上では、置かれている状況や課題群をより俯瞰的に捉えて、統合的に頭を使おうという意識が喚起されるし、その事によって、使う側の人にどんな構造を掴んでもらい、どんな成果を上げてもらうかがより鮮明になりそうです。
そう考えると、「マニュアル」から、何となくマイナス面 をイメージしてしまうのは、使う側や作る側に、集団全体の高度化を考える視点が欠けていたり、仕事を自分だけの課題のように捉えて同化が足りなかったり、といった問題なのではないでしょうか。