なんでやサロンで、「仕事で成果を上げるにはどうする?」という話をしました。
最近は、各企業で、社員の能力向上を図る為の、能力開発、研修などを頻繁に行なうようになって来ているようですね。その突破口として論理的な思考と構成のスキルを説いた「ロジカルシンキング」という本も売れているようです。
これは、どういう事でしょうか?
そもそも、時代を振り返れば‘70年の貧困の消滅以降、物的欠乏が飽和し、生産様式が工業生産から意識生産に移行しましたが、バブル崩壊以降は、さらに企業間競争が益々熾烈になり、各企業は生きるか死ぬかの死闘を繰り広げています。
工業生産の時代は、優れた機械をそろえることの出来る資本がものを言うが、意識生産中心の時代になると、まさに人材の能力が、その会社の将来を決めると言っても過言ではありません。
だから、各企業は社員の能力開発に血道を上げる訳ですね。
今回は、この能力を上げるには、どうしたらよいのか?を考えて行きたいと思います。
今回は、まずその出発点である「無能の自覚」についてです。
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まず、無能の自覚って、どういうことでしょう ![]()
世界的経済破綻の真っ只中で、生き馬の目を抜くような企業間闘争が繰り広げられ、そんな環境下で勝っていく為には常にアンテナを敏感にして、あらゆる角度から物事の検証が必要となります。
そんなときに、例えば過去の経験へのこだわりや、自分だけの成果へのこだわりなどがあるとどうなるでしょう、周りへのアンテナが極度に鈍くなり、そして何といっても、人の話が聞けなくなる。ありのままの現実を受け入れることが出来なくなる、ということが問題なのです。
だからこそ、まず「無能の自覚」が必要となるのです。
さてここまでで、そんな事わかってるって人もいると思います。本当でしょうか?
るいネットからの投稿を一つ紹介します。
弱点の克服には『弱点の納得』が不可欠 [1]
自分の弱点を分かった気になっている人は多いと思う。
「英語が苦手」
「ケアレスミスが多い」
「人と話すのが不得手」・・・などなど。
私もこれで弱点を分かっている気になっていました。
でも、『それは”○○が不得手”で思考停止しているだけ。』と言われてハッとしました!
確かに、「なんで不得手なのか?」はまったく分かっていない状態です。
だから例え弱点を挙げられたとしても、弱点はいつまで経っても弱点のまま、克服されないんですね。
一般的に、企業のトップは人の話を良く聞きます。無能を自覚しているからこそ、周りにアンテナを張り巡らし、腰も軽く、状況の変化にも柔軟に対応できるわけです。
まとめとして、良い投稿がるいネットにありました。
「最強の仕事術」から学んだ『活力の源泉』 [2]
・まずは自分が「不全」から目をそらしてしまっていること、つまりは「無能」であることの自覚が不可欠となります。
・「無能」だからこそ人一倍アンテナを張り巡らせて、不全をキャッチしなければいけません。
・そして、周囲の優れた人たち、あるいは優れた集団の真似をして、不全を解消すべく発信・行動していきます。
こうした行動の蓄積によって、はじめて少しずつ成長していきます。
逆に、慢心して現状維持に意識が向かえば、すぐに活力を失ってしまうことは、歴史が示すとおりです。
ちなみに、
薩摩の西郷隆盛も、自分自身を、誰よりも無能で無学だと自覚しており、私心もないから、自分を真空のような状態にすることができた。
だから真空が周りのすべてを引き寄せるように西郷の周りには有能な人物や有益な情報が、どんどん集まってきた。それが明治維新を可能にした。
という事です。