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企業が取り組む社会事業シリーズ 9~半専任・半事業の原型=なんで屋~

先回の『企業が取り組む社会事業シリーズ8~半事業を実現するにはどうする?~』 [1]では【社会活動で収入が得られる半事業の仕組み】について考えたので、今回は「半専任・半事業の実践例」を紹介します。
『当シリーズ2~社会起業家の自己矛盾~』 [2]で見た事業は「収益事業であげた利益の一部を寄付するなどして社会貢献する」というビジネスモデルが主で、社会活動そのもので収入を得るという発想はありませんでした。
それに対して、類グループが展開している「るいネット」「なんでや露店」「なんでや劇場」などの“なんでや事業”では、社会活動そのもので以下のような収入を得ています。
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 ↑ 類グループHPより「社会事業の紹介」
◇なんでや事業収入の項目
 ①るいネットの運営会員費
 ②実現論やグランドセオリーなど るいネットワーク出版物の代金
 ③ネットサロンの参加費
 ④なんでや劇場の参加費
 ⑤なんでや露店で追求~出た答えに対するお客さんの満足料
 ⑥なんでや露店のお客さんからの応援料・カンパ
 ⑦なんでや露店で販売したなんで屋カードの代金
 ⑧活力再生コンサルや研修などのコンサルフィー
◆収入源は「答形成の場代」+「答=認識への対価」
ポチッとしてから続きをどうぞ!


また収入の使途は『お代は答えの製作費に使ってます!』 [3]のとおり

なんで屋露店では、カンパや応援料として、お金をもらっています。
たまに、「そのお金は何に使うの?」と聞かれることがあって、今までは、「カードの製作費とかに使ってます。。」みたいなあまりイケてない返答をしていましたが、今日、ネットサロンでお手伝いさんたちと考えていて、すごい事実を見落としていたことに気付きました(@o@)
それは、『るいネットの投稿料!』
なんで屋の商品は、答え(カードの言葉も含めて)。
その答えの源泉は、るいネット。
みんなが評価した答に支払ったお金が、みんなの役に立つ答の製作費になるというのは、実はすごい仕組み!! 
それは、新しいお金の使い方の実践例、活力再生事業or社会活動事業の雛型でもある。

◇なんでや事業収入の使途
 ①るいネット会議室の秀作・佳作寄稿者への懸賞金
 ②グランドセオリーなど出版物の製作費
 ③なんで屋カードの製作費など諸経費
◆収入は「答の製作~供給費用」に充てる
まとめると
☆「答形成の場代」+「答の対価」⇒「答の製作~供給費用」
★一中小企業でも、専任+半専任の仕組みなら経営できる
⇒国が支援すれば、もっと多くの企業が取り組むようになる
⇒税金で無駄飯食わせる官僚制度に代わって
 『万人が半専任で担う半事業の社会活動』制度が実現する!!

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