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いい男への道 -就活中に出会った学生から受けた「印象に残った質問」-

こんにちは。アンディです
今春卒業予定の大学生の就職内定率が70%を切り、超氷河期と呼ばれる状況の中で就職事情の厳しさが増していますが、最近は社内見学に来たり、サロンに参加する学生のみなさんをよく見かけ、その度に新鮮な雰囲気を社内に持ち込んでくれています。
私もリクルーターとして、出身大学を訪問したり、社内見学に来た学生をフォローをしています。
そこで、今日は就職活動中の学生のみなさんにアドバイスという視点で記事を書いてみたいと思います。
といっても、私自身は面接担当ではなくその機会も限られているので、自分自身の体験に加えて、実際に面接官をしている社員や周りの社員に話しを聞いてきました♪
今日はその中から一部だけですが、ご紹介します。


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何人もの学生を担当していると、履歴書を一目見るだけで応募者の人となりや志望状況はわかってくるものだそうですが、やはり説明会でのフォローや面接などで実際に会って話すことで得られることは非常に多いもの。
今日のテーマはずばり、会社の説明や質問に受け応える中で、「印象に残った質問」の事例です。

印象に残った質問の事例1
Q「なんで社員の人がそんなに活き活きしているんですか?」
Q「社員の活力をあげるためにどんな取り組みをしていますか?」

これは面接官をしている社員(Oさん♂)が開口一番に語ってくれたことです。
今、社会の状況、そして人々の意識潮流をしっかり捉えている企業は、なによりもまず「社員の活力をいかに高めるか?」ということに取り組んでいます。
「人材の活力が成果を規定する」、このような状況をしっかりと認識している学生にそれを実現するための仕組みについて質問された時は非常に印象に残ったそうです。

もちろん、マニュアル的に言えばいいというわけではありませんよ。
大切なことは、 「その会社に入って働くイメージを持てていること」。
実際に会社や社員の雰囲気を知り、もっと会社のことを知りたくなったからこそ、出てきた質問なんだと、Oさんは話してくれました。

印象に残った質問の事例2
Q「女でいて、得したことって何ですか?」

この質問、一見すると微妙な質問ですが、社内見学のフォロー中に、これを聞かれた社員(Nさん♀)は、とても印象に残ったとのこと。
というのも、よく聞かれるのが、女性として働く→苦労も多い→女性として働いて大変なことって何ですか?という質問。
でも、 その子は、女性として働くことに充足イメージを持っていて、それが会話をしていて伝わってくる。
Nさんは「基本的に全部♪」と答えた上で、具体的なエピソードを語ったそうです。
女子会、女子力という言葉を最近聞かれるようになりましたが、 今、組織の活力を挙げるために重要な認識は、男女それぞれの長所・役割を上手にすり合わせていくこと。
Oさんによると「女性の方がすごくお綺麗ですが、なんでですか?」なんて質問もよく受けるそうですが 😉 、これも男女の役割が上手くいき、仕事で充足できているからなんですね

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改めて面接で受けた質問ややりとりを考えてみると、 「現在の企業の状況、そして社会の状況をしっかり捉えている」 学生は、やはり印象に残るということ。
当然、応募した企業の理念もよく調べています。
反対に相手のことを何も考えずに聞く、マニュアル本そのままに質問する。「これで自己アピールができた」と思っていても、すぐに面接官はわかってしまいます。
また、もう一つ印象に残る学生の特徴として、 志望理由が社員の活力や会社の理念やその実現基盤など「会社自体に惹かれた」というもの。
企業選び=職業選びという狭い次元ではなく、社会で期待されていることはどんなものなのか?どんな会社であったら、それを実現できるのか?と思考対象を広げていって欲しいと思います。
最後に、「就職活動上手くいくには?」の記事INDEX集をご紹介します。
リンク [1]
ヒントがいっぱい詰まっているので、是非参考にしてください

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