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【実現塾】5/28~観念回路の形成過程 「感謝回路と同期回路」 ~統合回路こそ観念回路~

前回の実現塾 [1]は、同類がいなくなった同類欠損の状態から、主体を無くし全面依状態になり、また根底にあった同期回路の状態を相乗収束していき同類との一体化回路を形成していく過程を追求していきました。
今回は、観念回路がどう形成されていったのか、その過程をより追求していきます。

◆同類との完全一体化回路を形成

樹上から落ちた初期人類は、同類だらけの状態から同類がいない状態へと一気に変化
同類欠損状態に陥る(内圧=外圧が働かない)
最大の活力源を失った初期人類は、同類を見ただけで充足・感謝の気持ちが湧いてくる
⇒主体を無くし、自他の区分がなくなる“全面受容”
☆同類との完全一体化回路を形成する

◆同類から万物へ

同類との完全一体化回路は相手との一体化充足をより高めるために、息を合わせた行動をしていった、同期回路を作動させていったと考えられる。
相手との同期は、波動を合わせていくということ
→同類との一体化充足の過程で万物の波動もある程度感知していた
☆一体化をしようとしたのではなく「結果として至った」と考えられる

主体喪失はしているが、生きていく上での適応欠乏や可能性探索の回路は存在する
→同類との一体化回路ができたことにより、そこに全面的に収束していったと考えられる
⇒万物に全面的に収束し充足できたからこそ、万物との一体化回路を形成した

◆万物との一体化回路と本能共認回路の矛盾

本能はそもそも外圧に対してどうする?の回路であるから、外圧と対峙している回路である
万物との一体化回路はその外圧との一体化を図る回路であるから、その存在自体がすでに矛盾の関係にある
更に、共認回路は同類闘争の敵味方の判断であり、プラス・マイナス判断だが、万物との一体化回路は敵味方関係なく受容する回路
→一方で生存課題に直面した時には、本能や共認機能を解放しなければならない
⇒ここの矛盾によって☆意識の混濁が引き起こされる

一体化回路だけを使おうとしても本能共認を作動させないと生きていけない、しかし、一体化回路は本能共認回路を超えた地平にある回路であり、そこに本能・共認回路が可能性収束している
⇒一体化回路を使わずに作動することはできない

◆矛盾の統合⇒精霊の措定

万物の一体化回路と本能・共認回路の矛盾を統合しようとすると両方の回路を全体的にとらえ、両方が満足するものを上位に付け加えないと整合しない
一体化回路にはプラス・マイナスの判断がない
⇒万物を本能・共認上で捉えようとしたら具体的な対象として置き換える必要がある(具象化)
⇒プラス・マイナスを超えた、万物の背後にエネルギーを精霊として措定した

◆観念回路とは

観念回路の本質は、一体化した背後に摂理本質を見出したところが原点
→事象の奥に具体対象として精霊を措定することで、意識の統合を図った
⇒☆観念回路は意識の統合をする統合回路である

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