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2021年05月27日

4/17【実現塾】やる気を生み出すには?2「外圧=内圧」

物体に「外力」が加わると「内力」が生じます(物理法則)。生命体も同じで、個体であれ、集団であれ、社会であれ、それらの存在に「外圧」が加わると「内圧」が生じる。
『 外圧=内圧 』。これは万物の自然の摂理です。
そして、やる気(意欲・活力)は、外圧に適応しようとして生じる内圧のことです。

実現論 「第一部:前史 イ.可能性への収束=統合

生きとし生けるものは、全て外圧(外部世界)に対する適応態として存在している。例えば本能も、その様な外圧適応態として形成され、積み重ねられてきたものである。また全ての存在は、本能をはじめ無数の構成要素を持っているが、それら全ては外部世界に適応しようとして先端可能性へと収束する、その可能性への収束によって統合されている。

今回は、前回「3/13【実現塾】活力どん底の日本人の可能性(本能編)」に引き続き4/17実現塾(リンク)で追求が行われた【やる気を生み出すには?「外圧=内圧」】の内容を紹介します。

【1】やる気の出所①:外圧=内圧(=意欲・活力)、要するに外圧をキャッチしてはじめて内圧が生起する。従って、まずもって外圧をキャッチしなければ何事も始まらない。では現在、どんな外圧が働いているか?

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親の支配圧力⇒哺乳類の子育て本能には、支配圧力など存在しない
・       ↘↘                    ↘↘
・        恋愛発=自我・独占欲発の核家族 ===⇒ 私権の強制圧力
・       ↗↗            ↘        ↗↗
勉強圧力⇒学校の圧力⇒生産過程を失った家庭は、教育機能を学校に外注するしかない
・                       ↘
仲間圧力⇒元々は遊び集団の圧力⇒遊びという統合軸を失い、かつ同一年齢ごとに                    ・               集められたクラスの中では必然的にいじめが発生

◎私権の強制圧力が衰弱したので、私権欠乏が一気に衰弱。今や、お金や地位など「私権の獲得」を目標にしても、活力が出てこない。⇒飢えの圧力が消滅したので、生存本能が作動しなくなったから。
◎私権の強制圧力が衰弱した以上、私権の強制圧力によって封鎖・抑制されてきた、人類本来の本能・共認機能(リンク)が解放されてゆくのは必然である。
◎にもかかわらず、私権圧力に基づく古い私有婚⇒核家族の婚姻制度や、サラリーマン家庭に不可欠な学校制度が残されたままになっている。勉強圧力も、この古い制度が生み出す圧力。
◎つまり、内圧がドン底にまで低下しているのは、古い制度に基づく外圧が残存しているから。古い制度に基づく外圧とは、恋愛信仰や一夫一妻信仰や学校信仰や勉強信仰などの共認圧力。そして、これら全ての観念信仰は、私権の強制圧力によって生み出されたものである。
◎従って、私権圧力に基づく古い観念信仰こそ、活力ドン底の真の原因である。

【2】やる気の出所②:「勝ちたい」「やりたい」「成りたい」等の意欲=欠乏は、どこから出てきているか?
◎やる気=意欲=欠乏のほとんどは、本能or共認機能から出ている
・危機逃避、食欲、性欲、睡眠欲etcの本能発の欠乏。
・それに対して、「仲良くなりたい」や「役に立ちたい」は、共認機能発の充足欠乏。
・共認機能は、親和共認(下部構造)と闘争共認(上部構造)の二段構造になっている。親和共認は原猿時代に形成され、6000万年間の蓄積がある。闘争共認は、親和共認を土台にして真猿時代に形成され、3000万年間の蓄積がある。いずれも、すでにDNAに刻印されているので、猿・人類に固有の本能であるともいえる。
・親和共認:スキンシップ充足が赤ん坊の生命源(赤ん坊実験の事例)。赤ん坊は天才。
・闘争共認:課題共認⇒役割共認⇒評価共認。実際に、活力の大半は闘争共認発である。

【3】観念機能が生み出す活力というのもあるのではないか? これまで活力を生み出してきたと思われる観念としては、どのような観念があるか。
ex.神(宗教)/自由・平等・博愛・個人主義・権利主義・民主主義(※すべては架空観念)/恋愛信仰/お金信仰、学歴信仰、勉強信仰、学校信仰(※全ては私権欠乏発の信仰である)
・それらの観念を強く信じている分だけ、活力が上昇する。

☆しかし、神や民主主義の名において殺戮を繰り返すとか、お金信仰や学歴信仰が支配と抑圧を強めていくとか、学校信仰が子どもを無能化していくとか、何かが根本的におかしい。一体これらの観念はどこがおかしいのか?
・お金であれ学歴であれ、観念信仰は、全て私権の強制圧力が生み出したものであり、支配・被支配に基づくその観念信仰は、共認原理に反しており、全てはゆがんだ病的な観念である。
・神も自由・平等も、私権の強制圧力による非充足が生み出した代償観念であるが、それらは実現された例がない。
すべては、もともと実在しない、あるいは事実に反する、騙し観念である。
・前者は、共認原理に反した病的な観念ではあるが、闘争本能などの本能に立脚しており、従って、お金も学歴も実在している。それに対して後者は、共認価値を観念化したものだが、現実の非充足を前提にして作られた代償観念に過ぎないので、現実には実在しない(頭の中だけの綺麗ごとである)。

☆そんな、共認原理に反する病的な観念や、実現したことのない騙し観念を、皆が信仰してきた理由は何か?
・誰も逆らうことのできない武力や資力によって形成された私権の強制圧力を、消滅させるのは不可能だったから。
・そういう現実を忘れさせてくれる麻薬観念だから。
・非充足の現実に代わって希望を与えてくれる麻薬観念だから。
◎本能や共認機能が生み出す意識は、最終的に観念に収束する。従って、全ての観念は収束力を持っており、全ての観念は信仰されているともいえる。(ex.言霊)
◎可能性を与えてくれるものだから、それが価値になり、みんなの共認(→安心)になる。ただし、それらは脳内麻薬を生み出すだけで、現実に可能性が実現されるわけではない。

☆それらの観念のうち、一番好きな観念を一つか二つ選んで、10秒間念仏のように唱えてみてください。それでどれだけ活力が上がりますか?
◎今やこれらの観念では、何の活力も生まれてこない。つまり、これらの麻薬観念はもはや無効になったということである。
※それに対して、「外遊び」「仲間」「仕事」の場合は?

☆かつてはそれなりに有効であったこれらの麻薬観念が、今や無効になったということは、何を意味しているのか?
・実現された例のない架空観念に魅力を感じなくなったのは、私権の強制圧力がとことん衰弱したことによって、ついに本能充足や共認充足の実現可能性が開かれたからである。
◎代償充足ではない、生命原理に立脚した観念を作り出すことが必要

◆外圧内圧は、絶滅の危機
◎内圧が正常に作動する外圧に作り替える必要がある ⇒狂った観念に代わる新しい観念を構築する必要。
☆正常な内圧とは? ⇒人類本来の内圧とは? ⇒哺乳類の内圧とは? ⇒単細胞の内圧とは?
☆正常な内圧とは、単細胞~哺乳類まで塗り重ねられてきた本能 ⇒共認機能(⇒観念機能)。
本能の構造、共認機能の構造、観念機能の構造を、言わば生命の原理構造を解明する必要。
それらの構造が解明できれば、その構造認識に基づいて、自ずと何を成すべきかが明らかとなる。
(生命原理を羅針盤として、何を成せば、即ちその活動が、正常な外圧を形成することになる)

 

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