ぱちです 
これまで、現在の医療破綻の状況を調べてきました。
医局体制ってなに??~その2 [1]
医局体制ってなに??~その1 [2]
医師不足ってホント?? [3]
「医療崩壊」なんで? [4]
そんな中、地域医療再生の良い事例を書いてくれているブログがありますので紹介します。
産科医療のこれから
~超高齢社会の医療モデルを示したい―夕張・地域医療再建の切り札として~
2007年3月に、財政難から財政再建団体へと転落した、北海道夕張市で働く医師:村上氏のインタピューが掲載されています。

これからの医療のあり方にとても可能性を感じさせてくれる内容です。中でも印象に残った・可能性を感じた言葉を引用して紹介します 😀
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産科医療のこれから
~超高齢社会の医療モデルを示したい―夕張・地域医療再建の切り札として~
さんからの引用です 😀
●住民は破綻を受け入れて、想像以上によく気が付いてくれます。医療機関の規模が縮小されても、自分たちが健康づくりをやればいいという人は、実は大勢います。糖尿病でもコントロールの良い人が多く、血圧も落ちついている人が大半です。ところが、行政の人たちは相変わらず、「前はこうだった。前は良かった」と過去の栄光にしがみついています。
●病院の職員はいったん全員解雇され、一部が再雇用されました。ここが役場と大きく違う点です。かつて夕張市は全国的にも給与水準が高く、准看護師さんで手当を含めると年収1000万円近い人もいました。給与が3割カットになって「かわいそうだ」と報じられましたが、札幌市民の平均年収でさえ400万円台なのです。ともあれ、当院に残ったのは、本当にやる気のある人たちです。
コンビニ受診激減しました。夜間当直帯で、1週間通して数人です。「皆さんが行っている病院に責任を持って受けてもらってください」と呼びかけました。僕らも、かかりつけ医として診ている患者さんには24時間責任を持ちます。以前は、市の救急車の出動は年間800件ほどで、1人で100回以上使っていた人もいました。1回の出動に3万~4万円の経費がかかりますから「無駄づかいをやめましょう」と、消防隊からも僕からも広報をしました。僕は職員に、住民の「ニーズ(needs)]と「ウォンツ(wants)」をちゃんと区別しましょうと言っています。皆さんがニーズと言うのは、実はウォンツです。「医療とは住民の安心のためにあるのではない、命を守るためにある」
●医療ではなく町づくりをしに来た
●頑張った人が報われる給与体系
●社会企業家として次世代を育成
これらの言葉から気付かされるのは、医療の問題を医療業界の中だけで認識するのではなく、町づくり⇒社会全体の課題として捉えていることです。
るいネット秀作投稿
「自主管理への招待(1) 工業生産から意識生産へ。時代は今、歴史的な生産力の転換を遂げようとしている。」 [5]より
よく見れば、これは過去のいかなる不況期にもなかった、まったく新たな状況である。これまで社会の生産の主力部を構成してきた工業が衰退の度を強め、代わって<意識生産>が社会の生産の主力に成りつつある。すでに第三次産業人口は、全労働者の過半数を超えた。時代は今、工業生産から意識生産への歴史的な生産力の転換を遂げようとしている。生産力という社会の基底部の転換が、社会全体の根底的な変革と激動を伴うのは当然であろう。しかもこの激動の時に、従来の社会のリーダーは無力状態に陥り、それにとって代るべき新たな生産のリーダーは、未だ力を持つまでには成長していない。状況は、さらに混迷の度を増してゆくだろう。私たちは今、指導者不在の社会の中に置かれているのである。
社会の基底部を成しているのは生産力。だからこそ、生産(仕事)の場をみんなが求める場に変えていくことこそが、みんなが求める社会へと転換していくことになるのです。今回の北海道夕張市の地域医療再生の事例は、仕事の場から地域を・・・そして社会を可能性のある場へと転換していく一つの実現態を見ることができたような気がします ![]()