- これからは探求の時代 - http://bbs.kyoudoutai.net/blog -

成功を導く確かな理論~共同体・類グループの事例21.男女の特性を認識しているから勝てる2~

DSCF8522.JPG [1]
皆さん、こんにちは。類グループの塩貝です 😛
前回『成功を導く確かな理論~共同体・類グループの事例21.男女の特性を認識しているから勝てる1~ [2]』でお伝えしたように、男女の役割を分化して進化してきた事が分かりました。
それなのに「男女平等観念」が社会で作られたのはなぜでしょうか
そこで、今回は、男女平等観念が作られた歴史背景を探りながら、その問題点とどうする?について追求し、その上で実際に類グループが進めている男女の有り様について取り組んでいる成功事例の紹介 をしていきたいと思います。
その前にこちらをお願いします 😀


006.jpg [3]
(画像はこちら [4]からお借りしました。)
●男女平等の観念が出来たのはなんで?
1970年以前は、貧困の圧力があり皆が私権(私利・私益を求める)の獲得を目指し、生きる術として何らかの集団(例えば、企業や村)に属すしか無く、集団内の役割すなわち男は仕事(闘争)、女は家庭・子育て(充足)を担っていました。
しかし、1970年代に貧困の圧力が消滅すると、1人でも自由に生きて行く事が出来るようになり、集団へ帰属する必要性が薄れて行きました。
その結果、家父長制で女性が虐げられてきたと主張する一部の人達の声が、欧米に端を発した「ウーマンリブ運動」等の影響を受け、女性差別を失くす運動へと発展していきました。
その後、1986年「男女雇用機会均等法」の法律でも「男女平等」が認められ、テレビや新聞、教育等を通じ、『男女平等が正しい役割である』との観念が、瞬く間に擦りこまれて行きました。
では、なぜ男女平等の観念が生まれてきたのか?

その根本原因を追求する上で参考となる記事が、るいネットにありましたのでご紹介します。

「母性喪失」から「母性再生」へ [5]
自分自身の子育てを振り返っても、当時の子育てはそれまでのあり方への疑問から、新しい子育てを模索していたように思います。人々にとって昔は「子は授かりもの」であり、出産はみんなで祝い、みんなで育てるもの。授乳ができない母親代わって、だれかれの区別無くできる女性が代わって授乳もしていました。しかし、戦後、急速な民主主義の流入とともに、男女平等となり、自ずから高学歴の女性が大半を占めるようになりました。そんな中で、出産・子育てに対する女性の意識も大きく変化したのはむしろ当然ではないでしょうか?それに拍車をかけるように、高度成長期から核家族化へ。(引用終了)

‘50~60年代迄は、大家族、村落共同体が残存しており、家庭も地域も開かれた空間がありました。
その為、女達の役割は、集団の宝=子供の出産・育児等が皆期待として明確にあり、それに応える事で活力が沸いていたとも言えます。
しかし、’70年代に貧困の圧力を克服した事によって、村落共同体が崩壊し、家庭は核家族化した密室空間へ。地域は個人主義がもたらした無干渉・無関心で人間関係も繋がりは分断されてしまったのです・・・・。
その結果、集団規範・期待が失われ、個人主義の浸透により、女達の役割であった出産・育児等も個人の選択で判断されるようになってしまいました。
すなわち、有史以来塗り重ねられてきた男女の役割を皆が捨象し、個人主義を正当化する為に作り出された観念が「男女平等」観念だったのです。
今では、2007年に男女雇用機会均等法が改正され、男女の役割は、ますます法でがんじがらめにされてしまい、企業(集団)にとって男女の役割を真っ当に考える事が出来なくなっています。
●男女の特性を活かせば勝てる!
しかし、本来男女には、体格差や体力差、男性にしか出来ない事、女性にしか出来ない事等があります。
それら全てが捨象され、全てが平等でなければおかしいという社会の方が違和感を感じます。
先ほど挙げた一般企業では、男女平等のせいで行き過ぎたセクハラ問題等が裁判でも取り沙汰されるような事例(参照「厚生労働省 セクシュアルハラスメントに関する主な裁判例 [6] 」)も出てきており、年々職場の人間関係が上手く行かないと思っている人達が増えています。(参照「厚生労働省 表1 仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスの内容別労働者割合 [7]」)
その結果、近年企業内の活力ダウンがどんどん目に付くようになってきています。
一方、類グループでは、設立以来歴史構造認識を使い、普遍的な『男女』の役割について考えてきました。

②今後10年間は充足⇒活力を上げれば勝てる!
・自分発からみんな発への転換(関係捨象、言い訳・誤魔化し、ダメ圧・説教ではダメ)
・否定から肯定視・実現への転換
・観念論から構造認識への転換

以上が、闘争過程の力を規定する根底部分。これさえできれば、今後10年間はそれだけで十分。それができないから私権企業は潰れてゆく。
闘争能力の一歩手前にあるのが活力だが、今後10年間は、活力を生み出せれば勝ちであり、どうやって活力を上昇させるかが勝敗のカギを握る。
(参照: 「3/28なんでや劇場レポート(1) 闘争能力の基盤は、みんな発の充足性と肯定視 [8]」)

まず、社会の意識潮流を分析し、2010年より『次代も勝てる集団』となるべく、充足性と肯定視が活力を生み出す源になると社内の共認形成を作りました。
活力を上げた企業が勝てる時代だからこそ、他社が活力を下げていく中で、類グループは、女の子達の充足性を活かして社員の活力を上げる取り組みを行い、高い成果を上げ勝ち続ける事が出来ました。
しかし、2011年に東北大震災や原発問題が浮上し、新たな状況の変化が起ります。
震災や原発問題に対する政治家や官僚、学者達の対応やマスコミの偏向報道を見て、多くの人達が、もはや彼らに答えが出せない事を感じました。

その為、この閉塞感を突破し、企業が現実問題に1つ1つ応えていく実現期待が高まったのです。
その結果、皆の期待に応えるべく、企業に求められる成果度がどんどん高まっていきました。
そこで類グループでは、より高い成果を上げていく為に

②4/30類グループ全社劇場会議4 敗者の構造とその突破口 <社内板投稿>
共同体類グループでは親和共認の根底にある男女役割共認が形成されつつあり、女発の充足基調という太陽の方法論によって親和不安を解消できる基盤はある後は、女の実現期待⇒闘争期待に男が応えて闘うだけである。
『女は期待、男は気迫』(女の期待に、男は気迫で応える)。これは「女は愛嬌、男は度胸」の現代版である。

充足しているだけでは不十分。実現期待に応える為に闘争性も強く求められるようになってきました。
全社社内会議の場で、「女の期待に、男は気迫で応える」事が重要であると全社共認を行ったのです。


●類グループの成功事例を紹介します。
現在、類グループで成功している様々な取り組み事例の中から幾つかご紹介したいと思います。
まずは、「女は期待、男は気迫」の事例についてご紹介したいと思います。
日々先頭にたって誰よりも闘って下さっているAさんと社内打合せをした女の子が、Aさんへの感謝の想いと類グループの男性陣への期待が込められた女の子からの社内投稿記事をご紹介します。

なんだか何を聞いても、追求しきってあって、必要な手が打ってあって、本当にワクワク&スッキリして、Aさんすごいッって感動しました(≧▽≦)
o○o。.★.。o○o。.☆.。o○o。.★.。o○o。.☆.。o○o。.★.。o○o
でも、たくさん質問させてもらって、改めて思ったこと。
それは、「Aさんって、すごいけど、特別じゃなくって本当にフツー☆」ってこと(^▽^)
社長とおんなじ♪
普通に考えたら誰もが疑問に思うようなことを、誰よりもストレートに追求してくださっている。
その「誰よりも普通=みんなと一体」なのが、いい男のすごいところ!! [9]
だから、現実=みんなとズレないし、本質に最短で切り込んでいける☆
そして、いつもそう在ってくれるのは、誰よりもみんなのことを想ってくださっているから(*´-`*)
Aさんの闘い方・Aさんの想いが、少しでも伝わると嬉しいです☆.。.:*
PS.やっぱり、最先端の外圧と、それを受けて最前線で闘ってくださっている営業の方の想いに触れると、とっても感謝と活力が湧きます!(引用終了)

この投稿は、最前線で闘っている男の有り様を伝え、私達類グループの男性陣すべてに期待してくれた発信と感じ、皆の活力が上がりました。
この女の子からの期待・想いをしっかり受け止め、ある食事会の席で発言してくれた
N君の言葉を「男は気迫」の事例でご紹介したいと思います。

「昔は、Aさんの方針を聞いて、現実自分がやっている課題とAさんの方針の距離の大きさを
どう埋めたらいいかわからなかった。
けど今は、Aさんが出してくれる方針ぐらい、大きな視点で答えていかなければ勝っていけないということが身に染みてわかる。
出来ない理由をあげることはいくらでもできるけど、それじゃ勝っていけない。
それぐらいの状況の中で可能性を見出せた会社だけが勝っていけるんだなぁってわかってきた。

だからこそ、今年は本気で皆の期待に応えていく!!(引用終了)

彼は、この発言の後、これまで以上に営業先への綿密な調査を進め、営業先の担当との信頼関係を構築し、見事に新規契約を勝ち取ってれました。
いかがでしたか?
外圧を克服した時代だからこそ、企業間も待ったなしの同類闘争 [10](=企業間闘争)が迫られており、常に僅差の勝負を求められています。
だからこそ、類グループでは、歴史構造認識から学んだ「男女の役割(期待)」を明確にする事が勝ち続けていく為に必要だと考えています。

是非、皆さんの会社でも男女の役割を意識し、互いに期待し合い、応え合う関係構築の仕組み作りを考えてもらいたいと思います
最後迄読んでいただき、有難うございました 😀
CIMG3856.JPG [11]
◆これまでのバックナンバー◆
★シリーズ1:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:①プロローグ~ [12]
★シリーズ2:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:②庶務は雑用ではない、担当者はリーダー!前編~ [13]
★シリーズ2:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:②庶務は雑用ではない、担当者はリーダー!後編~ [14]
★シリーズ3:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:③表層的だった若手社員が、皆の期待を掴めるまで成長できた鍵は?~ [15]
★シリーズ4:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:④社員を主体的に変える人材育成~ [16]
★シリーズ5:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:⑤トラブル解決の秘訣は「充足第一」~ [17]
★シリーズ6:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:⑥『ありがとうは魔法の言葉』~ [18]
★シリーズ7:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:⑦私の会社の社内ネット活性化事例♪~ [19]
★シリーズ8:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:⑧ゼロから考える思考法~ [20]
★シリーズ9:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:⑨女性の充足性を発揮したら営業はうまくいく~ [21]
★シリーズ10:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:⑩相手の想いを掴めるようになるには?~ [22]
★シリーズ11:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:⑪蛸壷化から脱するには?~ [23]
★成功を導く確かな理論~これまでの内容をまとめて紹介します♪①~ [24]
  ↑成功を導く確かな理論①~⑪はこちらをご覧下さい☆
★シリーズ13:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:受付は会社の心~ [25]
★シリーズ14:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:⑭後輩指導に必要な力とは!?~ [26]
★シリーズ15:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:⑮自分の殻にこもる中堅人材を頼れる存在に育てるには?~ [27]
★シリーズ16:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:⑯内定者の入社率を高めるには?前編~ [28]
★シリーズ16:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:⑯内定者の入社率を高めるには?後編~ [29]
★シリーズ17:成功を導く確かな理論 ~時代に先駆けて事業化した類農園①~ [30]
★シリーズ17:成功を導く確かな理論 ~時代に先駆けて事業化した類農園②~ [31]
★シリーズ17:成功を導く確かな理論 ~時代に先駆けて事業化した類農園③~ [32]
★シリーズ18:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:⑱多くの情報の中から有益な情報を取り出すための「整理箱」~ [33]
★成功を導く確かな理論~これまでの内容をまとめて紹介します♪①~ [24]
 ↑成功を導く確かな理論①~⑪はこちらをご覧下さい☆
★成功を導く確かな理論~これまでの内容をまとめて紹介します♪②~ [34]
 ↑成功を導く確かな理論⑫~⑱はこちらをご覧下さい☆
★シリーズ19:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:⑲年齢や肩書きに関係なく互いに学んでいく共同体~ [35]
★シリーズ20:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:⑳重要課題を与えると若者は応える~ [36]
★シリーズ21:成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例:21男女の特性を認識しているから勝てる①~ [2]

[37] [38] [39]