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2012年05月23日

成功を導く確かな理論~共同体・類グループの事例⑲年齢や肩書きに関係なく互いに学んでいく共同体~

こんにちは 類グループの野上です

今回は、類グループの『先輩が後輩に学ぶ姿勢』についてご紹介したいと思います

            

入社2年目の同期Kくんは入社当初から応望性が高く、先輩から課題を引き継いでどんどん担っていました。もうすぐ後輩が入ってくるという時期に、Kくんが、A先輩とこんな話をしていました。

K:実は後輩が入社してくることに対して始めは、すごい後輩が入ってくるって言われてたから、

  抜かれるんじゃないかって、自信がなくて素直に喜べなかったんです。

A先輩:後輩に抜かれるんじゃないかって考えるよりも、後輩の応望性にはやっぱり

  かなわないから、すごいなって思うことを学ばせてもらおうって思ったらいいんじゃないかな

私:確かに~

A先輩の話を聞いて、私、はっとしました 確かに類グループの社員って全員が、『後輩に学ぶ姿勢』を持っているんです:D 今まで、後輩が先輩に学んでいくイメージしかなかったので、先輩も後輩から学ぼうとしていることに驚きでした

なぜ類グループでは、上も下も関係なくお互いに学び合うという姿勢を持てているのでしょうか

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●皆で課題を共有し、誰もが当事者として参画している共同体

それは、皆で課題を共有し、誰もが当事者として参画している共同体だからできるのです。

会社案内に参考文があったので引用します。

「皆の生きる場を、皆の手で築いてゆきたい」という思いが、市場社会の常識を破った共同体=類を生みだした。従って、創立当初から、経理・財務を含む全情報を全社員に公開する情報公開システムを作り上げ、誰もが状況を把握できるようにして、その上で、全員が取締役となって経営に参画する合議体制を構築し、皆で組織や事業の方向を決定してきた。

このような共同体であることが、皆の肯定視と充足感を育み、また活発な自主活動を生み出す基盤となっている。そして、社員からの提案によって課題が突破され、企画が実現されてゆくことで、類グループは群を抜く生産性の高さと業界屈指の成長を実現し続けてきた。

しかし、新しい可能性を実現しようとすれば、必ず現実の壁が立ち塞がる。この壁を乗り越えるためには、まず壁のあり様を正確に把握すること、つまり状況認識が不可欠となる。そこで必要となるのは、ひたすら現実を直視し、事実を追求する姿勢である。とりわけ、挑む壁が大きければ大きいほど、表面的な現象事実だけでは答えを出せず、より深い構造の発掘が必要となり、必然的に歴史事実の発掘⇒実現構造の体系化へと向かう。

(中略)

つまり、徹底した現実直視⇒事実追求によって蓄積されてきた構造認識群と、そこから導かれる確かな方針こそ、類グループが活力にあふれる場を実現し、勝ち続けてきた最大の武器になっている。

事実を追求するという軸上では、年齢による区別も、上司・部下といった肩書きも意味を為さない。たとえ社会人経験の少ない若者であっても、事実を追求することはできる。もっと知りたいという思いさえあれば、誰でも当事者として事実追求の場に参加することができる。また、こうした徹底した事実の追求と、事実の共認によって、組織を統合することが可能となる。なぜなら、事実は一つであり、かつ誰もが認めることのできるものだからである。

このように類グループは、徹底した事実の追求とその共認によって組織を統合する共同体なのです。

だから、事実を追求するという軸上では、上も下も関係なく誰もが当事者として追求することができます。

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●事実の追求から導き出された共同体という組織形態の可能性

類グループができたのは1972年。下が上の言うことを聞く序列統合が当たり前だった時代に、皆で事実を追求する共同体という組織形態をとったのはなぜでしょうか?

それは、事実の追求によって、社会にふりかかる外圧の変化を逸早く読み解いたからです。

1970年以前は、貧困の圧力によって、誰もが私権(お金や身分等)を獲得しなければ生きていけないという強制圧力を受けていました。その結果、企業内でも私権の獲得に必要な「力」がものを言うことになり、力の弱い者(下)は力の強い者(上)に従うしかなくなります。

だから、社会全体が、力の序列によって秩序化され、統合されていました。

しかし1970年に入ると、人々が貧困の圧力を克服した事によって、次第に私権圧力⇒私権収束が衰弱していきます。その為、序列原理も徐々に無効化していくという時代の大きな転換期を向かえました。

貧困を克服した人々は、日々の人間関係の中で得られる充足、すなわち皆と課題を共に認め合い、役割を共に認め合い、規範を共に認め合い、評価を共に認め合うことで得られる心の豊かさ(共認充足)に収束しています。

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「 内閣府 国民生活白書H19年版 」

言い換えれば、私権充足から周りの期待に応える充足こそが最大の活力源となり、人々は人類本来の共認原理(みんなで状況・課題・役割・評価を共認する)に回帰していきます。

だからこそ類グループでは、共認時代に適した実現体として、共同体という組織形態を取っていたのです。

●事実追求で見えてきた意識潮流

また類グループでは、事実の追求を通じて新たな可能性を発掘する(=外圧の変化→変容する人々の意識を捉えられるから、最先端の意識に応える)ことができます。

今回の『先輩が後輩に学ぶ姿勢』に引きつけて考えると、A先輩の『後輩に抜かれるんじゃないかって考えるよりも、後輩の応望性にはやっぱりかなわないから、すごいなって思うことを学ばせてもらおう』という発言の中に、若者の新たな可能性が秘められています。

その新たな可能性とは何でしょうか

それを読み解くにあたって、参考になる類グループの事例を発見したので、以下に引用します。

先日、Mちゃんの独り言に、衝撃を受けました!!

ある課題の担当者Fさんが忙しそうで、Mちゃんは最初、上司へのその報告を引き受けていたんですが、報告が終わったあとニコニコしながら、「Fさん忙しいもんな~、私がやったほうがいいなぁ、うんうん♪アレ?けど(そういえば)やりかたとか分からないやぁ♪上司に聞きに行こうっと♪」って!(☆o☆)

最近の若者は応望性が高いから、「何か出来ることはないか(みんなの役に立てることはないか)」って、いつも探してる。

それだけでももちろん嬉しいし、そう思ってくれてるだけでも活力は上がるし、その気持ちがあれば実際役に立つ。

でもMちゃんは、自分が“出来る・出来ない”の前に、“応える・やる”があって、その後、“実現するためにどうする”がある。

まず“応えちゃおう♪”なんです!(@v@)

Mちゃんのずば抜けた応望性の高さを象徴する、この一言!!

Mちゃんが入った課題やチームがどんどん良くなる理由を実感しました。

しかもその思考過程や共有過程(本人は無意識だけど。笑)も含めて、終始楽しそうで、そのテンポの良さとご機嫌さに、誰もが惹きつけられてしまう☆.。.:*

もう、可愛いすぎて、スゴすぎです(≧▽≦)!!

『まず応えちゃおう』という応望性、すごいと思いませんか

このような応望性が高まり始めたのは、’02年に世界バブルの崩壊の頃。今まで私権収束を導いてきた私権観念が崩れて、人々が収束先を見失ったからです。それ以降、潜在思念の期応収束と課題収束が強まり、さらに、’11年の3.11大震災でこの流れが一気に強まりました。

このように、事実の追求で「若者の応望性→課題収束の強まり」を見出したからこそ、私たちは若者の意識を学んでいくことができるのです。

始めに、後輩に抜かれるんじゃないかと不安だったKくん。人々の意識潮流を分析する類グループ主催の「なんでや劇場(詳しくはこちら)」に出席しました。そこで、若者の応望性の高まりを知り、後輩から学んでいこう!と本気で思えたそうです。

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【まとめ】


事実の追求とその共認によって組織を統合している共同体だからこそ、課題を実現する際には年齢も肩書きも関係ありません。

また共同体・類グループでは、事実の追求によって意識潮流を掴んでいるから、新たな可能性(今回なら若者の応望性や課題収束の高まり)を発掘できます。

だから、共同体・類グループでは後輩が先輩に学ぶのはもちろん、先輩も後輩から学べる所を発掘し、学んでいけるのです。

いまや共同体の時代。時代に勝ち残るためには、共同体こそが求められているのではないでしょうか 😀

最後まで読んでいただき、有難うございました

◆これまでのバックナンバー◆

★成功を導く確かな理論~これまでの内容をまとめて紹介します♪①~
 ↑成功を導く確かな理論①~⑪はこちらをご覧下さい☆

★成功を導く確かな理論~これまでの内容をまとめて紹介します♪②~
 ↑成功を導く確かな理論⑫~⑱はこちらをご覧下さい☆

 

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