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2017年11月07日

創業から165年続く御菓子屋の秘密 ~福島県郡山市柏屋②~子供たちの詩集

前 回は、無料でお菓子とお茶を振舞う「朝茶会」を紹介しました。例え一人で来店しても、皆で美味しいモノを食べられる充足感を味わえる。地域の絆を紡ぎ出す素敵なイベントだと思いました。今回も「日本のいい会社」(ミネルヴァ書房:坂本光司著)から要約しながら、165年続く御菓子屋「柏屋」の謎に迫ってみます。

柏屋の当主は代々「善兵衛」を襲名していて、現在は5代目となっています。柏屋には初代以来200もの家訓がありますが、その中で当主の名である「善兵衛」を襲名する者だけに伝えられる言葉があります。それが「不易流行」と「代々初代」という2つの言葉です。

写真はコチラからお借りしました。

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2017年11月01日

創業から165年続く御菓子屋の秘密 ~福島県郡山市柏屋~

AIをはじめとして産業技術は目まぐるしく発展し、一方で人々の趣味嗜好は日に日に多様性を増しています。そんな現代においても創業165年という老舗の御菓子屋が、福島県郡山市にあります。「柏屋」という、このお店は全国的に有名なブランドとなっているわけではありません。「柏屋」は如何に事業を継続してきたのでしょうか?甘党ではない私はそれが不思議で仕方ありません。「日本のいい会社」(ミネルヴァ書房:坂本光司著)から要約しながら、その謎に迫ってみます。

江戸時代、郡山は奥州街道の宿場町として栄え、柏屋は郡山宿の本陣近くで旅館業を営んでいました。そこから1852(嘉永5)年に宿の茶店で饅頭を売ったのがきっかけで、菓子屋に転じました。

初代の本名善兵衛は「病に薬がいるように、健やかなものにこころの和みが必要」との思いから「百歳の爺にとっても三歳の子供にとっても、饅頭は国民の滋養である」を原点に、世代を問わず誰からも喜んでもらえることを願って、薄皮饅頭を考案しました。そして美味しい饅頭は「まごころで包む」を信条にしてこれまで作られ続けています。
それにしても「柏屋」は、なぜこれほどの長きに渡り事業を継続できているのでしょうか?

私は、その要因の示す事例のひとつが今回紹介する「朝茶会」だと考えています。

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2017年10月25日

農業の救世主「ミチナル」 ~捨てない農業・育てる市場~

今回は、岐阜県高山市にある「ミチナル株式会社」です。地域の農業を救うために、異業種を巻き込んだビジネスモデルを作りました。「日本のいい会社」(ミネルヴァ書房:坂本光司著)から要約しながら紹介します。

岐阜県高山市はほうれん草生産量が全国1位。ほうれん草の旬は一般には冬なのですが、高山市では飛騨地方固有の高冷地を生かした温度管理とハウス栽培によって、「暑さ・雨」を克服した先進的なほうれん草産地として、大きなシェアを獲得しています。

この写真はコチラからお借りしました

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そのほうれん草に着目したのは、地元総合食品会社山一商事3代目社長山下喜一郎氏。2010年に無農薬有機栽培を目的に農業法人「まんてん農場」を設立し、地域農家やJAとの交流を深めてきました。

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2017年09月27日

消費者と生産者をつなぐことで新しいコミュニティを形成 ~福島屋

「本日、○○特売日!大特価セール!」 この文字に心躍る奥様方も多いのでは?

日本には食品スーパーマーケットが約2万店あると言われています。そこでは毎日安売り競争が繰り広げられているのが普通です。客層の中心である主婦たちの中には広告チラシを見比べて購入店を選ぶのを楽しみにしている人も多いはず。
しかし東京都羽村市にあるスーパー福島屋では、他店との安売り競争は致しません広告チラシ配布も致しません、というユニークな戦略を取っています。それで一体なぜ上手くいっているのでしょうか。今回も「日本のいい会社」(ミネルヴァ書房:坂本光司著)から要約しながら、「福島屋」の活躍を紹介します。

福島屋は、1971(昭和46)年に創業。現会長の福島徹氏の両親が、生活必需品全般を販売するために立ち上げた「まちのよろず屋」が始まりです。

その後福島氏が大学卒業し、本格的に経営を担うようになり、大型2号店を出店するまでになりました。しかしその頃から思うように商品が売れなくなります。当時は「よい商品」を理解してくれないお客さんに対して苛立ちを持つようになり、完全に壁にぶち当たりました。

そのとき「 最近、痩せたんじゃない? 」 「 よく働くわね、体に気をつけて 」
と逆にお客さんの方から福島氏に声をかけてくれるようになったのです。

そして毎晩寝るたびにお客さんの笑顔が浮かび、感謝の声が聞こえるようになったのです。そのことが福島氏の大きな活力となり、お客さんの期待に応えることを誓ったのです。このとき「よい商品」とは売り手の都合を優先させて選んだ商品ということに気付き、お客さん側に立った商品選びに切り替え。ここから今日の躍進へとつながります。

これは福島屋の経営理念「私たちは食の提案者」につながります。

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2017年09月07日

市場原理を突破した絆が地域をつなぐ ~移動スーパー「とくし丸」~

「買い物難民」という言葉を知っていますか。少子高齢化や過疎化などの影響により流通機能や公共交通網が弱体化したことによって、食料品や日用品など、生活必需品の買い物が困難な状況に置かれている人のこと。地方では、郊外型の大型スーパーの進出で近隣の商店が閉店に追い込まれる一方、自家用車や路線バスといった移動手段がない、あるいはあってもきわめて不便な状況に置かれた人々、特に高齢者にとって、郊外の店舗に買い物に出かけることが困難となっています。この「買い物難民」は、現在全国に約700万人、徳島県内にも約7万5000人いると言われています。

そんな中移動スーパー「とくし丸」は、買い物難民救済のために徳島市に誕生しました。今回は「日本のいい会社」(ミネルヴァ書房:坂本光司著)から要約しながら、「とくし丸」の活躍を紹介します。地域を結びつける新しい絆になっています。

「とくし丸」代表の住友達也氏は1957年生まれ。流通業界出身ではなく、徳島でタウン情報誌「あわわ」を創刊し人気メディアに育て上げた人物です。 自分の母親やその友人のように、自由に買い物に行けない人を助けたい、買い物難民という社会的な課題を解決したい。そのためにはビジネスとして収益を上げ持続性のあるものにしなければならない。そう考えて、移動スーパー「とくし丸」を立ち上げたのです。

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2017年08月24日

「一流たちの金言」より ~次代のリーダーシップとは~

盛田昭夫氏とともにSonyの創業者である井深大氏が、ある講演会で語ったリーダーシップ論は、現代のリーダー像を鮮明にさせる内容です。それが致知出版社「一流たちの金言」(月刊「致知」編集長藤尾秀昭[監修})に紹介されていましたので、一部引用します。

都庁で管理職になった頃、現役を退いたソニーの井深大さんの講演を聴きに行ったんです。そこで井深さんは1時間ほどリーダーシップの話をされましたが、私にはよく分からなかった。すると終了後に、ある女性が手を挙げて
「失礼ですが、今の話はよく分かりませんでした。私のような主婦にでも分かるように話をしてくれませんか」
と言ったんです。司会者は大慌てでしたが、さすがは井深さんですね。ニコッと笑って、こんなお話をされました。

「ソニーの社長時代、最新鋭の設備を備えた厚木工場ができ、世界中から大勢の見学者が来られました。しかし一番の問題だったのが 便所の落書き です。会社の恥だからと工場長に止めさせるよう指示を出し、工場長も徹底して通知を出した。それでも一向に良くならない。そのうちに『 落書きするな 』という落書きまで出て、私も仕様がないかなと諦めていた。

するとしばらくして工場長から電話があり『落書きがなくなりました』と言うんです。『どうしたんだ?』と尋ねると、
『実はパートで来てもらっている便所掃除のおばさんが、蒲鉾の板二、三枚に、

・・・・“ 落書きしないでください ここは私の神聖な職場です ”・・・・

と書いて便所に張ったんです。それでピタっとなくなりました』と言いました」
井深さんは続けて
「この落書きの件について、私も工場長もリーダーシップをとれなかった。パートのおばさんに負けました。その時に、リーダーシップとは上から下への指導力、統率力だと考えていましたが、誤りだと分かったんです。以来私はリーダーシップを“影響力”と言うようにしました」
と言われたんです。  (「一流たちの金言」より)

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2017年08月22日

江戸時代の寺子屋に見る未来の教育の姿

寺子屋といえば先生1人に対して10くらいの少人数で教えていたという印象があったのですが、実は先生1人で50人から100人の生徒を7時間近くも面倒をみていたようです。

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ですから生徒達は、先生から教えてもらうのではなく、無学年制であったため生徒同士で教えあい学びあっていたというのが実態のようです。そして、その結果が識字率世界一という成果ですから教えない教育の成果度の高さが分かります。

先生が足りない!という現場の声を聞きますが、それは教えているからであって、子供たちが教えあう教育を導入すれば、子供の学力も上がり、先生の負担もずいぶん減らせるのではないかと思います。

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2017年08月13日

世界を変えるビジネスはたった一人の熱から生まれる③~熱い想いが実現のエネルギーとなる

ビジネスの世界にいれば「PDCA」という言葉を知らない人はいないでしょう。
でも一応改めてですが、PDCAとは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)というサイクルを回していくことで、生産管理や品質管理の質を高めていく手法です。確かにやるべきことがはっきりしている仕事の質を上げていくのには効果があるでしょう。でもPDCAサイクルを回していくだけで、イノベーションが生まれるでしょうか。

今回紹介している株式会社リバネス代表取締役CEO 丸 幸弘 は、ここに大きな疑問を感じています。彼は、PDCAでは、今ある仕事を良くする事は出来ても、新しい仕事を作り出すことは難しい、と考えています。

PDCAは、人間をきちっとした枠にはめていこうというイメージがありますが、イノベーションを生み出すには、もっと自由で、フレキシブルな仕組みが必要です。
そこで僕が考え出したのが「Q P M I サイクル」です。リバネスでは、イノベーションを起こすための仕組みとして、このQPMIサイクルを仕事に取り入れています。

「Q」はQuestion(問題)、「P」はPassion(情熱)、「M」はMission(使命)、「I」はInnovation(革新)。4つの頭文字をとったものがQPMIです。(「世界を変えるビジネスはたった一人の熱から生まれる」より)

これを私の理解で解釈すると

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2017年08月11日

なぜ「日本型経営」が世界で再評価されているのか

今、日本型経営が世界で再評価されています。

利益第一の欧米型経営では、余暇を増やすなどの経営努力も虚しく、社員活力が限界を迎えています。そうした中、日本的な風土文化が、可能性として世界に受け入れられているのは、新たな生き方への大きな潮流だろうと思います。

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2017年07月26日

世界を変えるビジネスはたった一人の熱から生まれる②~研究者の熱が生徒の思考を解放させる

今回紹介している株式会社リバネスは、「最先端の科学を集めてきて、それを外に向けてわかりやすくアウトプットしたら何が起こるのか、という実験をしている」と言います。今回も、リバネスCEO丸氏の著書「世界を変えるビジネスはたった一人の熱から生まれる」(日本実業出版社)を元に紹介していきます。

最先端の科学のエッセンスを、例えば小中高の学校で生徒に教えれば、教育事業になり、企業の研究所に持ち込めば新しい研究の種になる。経営者に伝えていけば、きっと経営の指針を作るための情報になる。最先端の科学を上手く伝えていくことができれば、きっと世界を豊かにするプラットホームになる、という信念の元でリバネスという会社はスタートしました。その根幹には次の認識がありました。

「熱がなければ化学反応は起きない」
これは科学に携わる人なら誰でも知っていること。
一つ一つの分子がぶつかり合うとき、それぞれの熱が小さければ、大きな力は生まれない。高い熱量を持った分子が出会うからこそ、そこに変化が生まれ、爆発的な破壊力を保ちながら連鎖し、さらに加速していく。
「現代は個の時代」というのは、一人ひとりがバラバラに動くという意味ではない。一人ひとりの社員が強い熱「passion」を持って動いてぶつかり、互いに化学反応を起こし合う状態を集団化することで、世界を帰るチェンジメーカーになれる。
(「世界を変えるビジネスはたった一人の熱から生まれる」より)

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