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2022年04月14日

【実現塾】1/29~オランウータンの進化① 生殖・性~季節を問わず発情する~

前回の記事では、テナガザル系のオランウータンなどが授乳期間・子育て期間を延ばしていった過程を追求していきました。チンパンジー・ゴリラは大型化するためにさらに体性感覚を発達させる必要があった、オランウータンは更に「飢餓の圧力」から、子供の生存率を上げるために授乳期間を延ばしたということが明らかになっていきました。

今回はより「生殖と性」に注目し、類人猿の「発情」について追求していきます。

授乳期間・子育て期間長期化

授乳期間・子育て期間が延びるということは、欠点もはらんでいます。それはオスに対する過保護という点です。
本来、生物には成体になるまでに生き残るか滅びるかの「淘汰」の圧力がかかります。
しかし、授乳期間の延長化により成体になるまで生存する確率が高くなる。
→オスにとっては闘争の機会が激減するため、「軟弱化」。
種間闘争に対応できない

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2022年04月07日

【実現塾】1/29「オランウータンの進化① 生殖・性」~授乳期間が延びているのはなんで?~

前回の【実現塾】では、「人類の祖先は?」というテーマを追求していきました。実現塾の追求では、現在最も有力なチンパンジー起源説ではなく、オランウータンが人類の祖先であるのでは?という仮説に行きつきました。
今回は、人類はオランウータン起源説を解明していくため、「オランウータンの進化」から追求していきました。


(画像はコチラからお借りしました)

「サル社会の構造」~「人類の祖先」の追求を通じてサル・類人猿の特徴や違いを多く追求していきましたが、今回はより具体的に生物にとって重要な営みの一つ「生殖・性」によりフォーカスして追求していきます。

テナガザル系(オランウータン・チンパンジー・ゴリラ等)は授乳期間や子育て期間を延ばしている


(画像はコチラからお借りしました。1,2,3,4

テナガザルは2年、ゴリラ・チンパンジーは3~5年、オランウータンは7~8年に期間が延長するようにテナガザル系の授乳期間はどんどん延びていきます。

みんなからの追求ポイント
・バランス感覚を鍛える
・親和充足のため
・母の行動を見て「真似」するため
・母と連携行動をとるため

みんなからの追求ポイントを深めていくと、バランス感覚を鍛えることや、連携行動をとることは「密着」の中でもできることであり、授乳期間を延ばした根拠にはなりません

●ではなぜ授乳期間を延ばしたのか

テナガザルは樹上でも樹の頂上部(林冠)に適応した種であり、その中で体性感覚がさらに必要になった種です。
体性感覚に加え瞬発力、動体視力、判断力、把握力を獲得しています。それだけ知能進化をしなければならなかったのです。
体性感覚の獲得には、後天的に脳回路を組み替えていく必要
さらに脳回路の組み換えには、母乳に含まれる成分(神経細胞の元の神経繊維や駆動物質等)によって促進
⇒「密着」ではなく、授乳期間が必要だった!

加えて、樹上は広い縄張りを獲得することが困難であるがゆえに、子育て期間を延ばし、成体数を減らした
⇒授乳期間が延びた要因の一つ

○ゴリラ・チンパンジーが授乳期間を2倍にしたのはなんで?
テナガザルに比べて、ゴリラ・チンパンジーは大型化。樹の頭頂部で生活していることは変わりません。
→「大型化+林冠生活」によりさらに体性感覚が必要となりました。

また、テナガザル以上に枝が折れないかなどの判断が必要になってくる
⇒☆テナガザルよりさらに授乳期間を延ばす必要があった

☆深めたい追求ポイント①☆

・哺乳類の中で類人猿にだけ見られる「唇」

 →母乳を”吸える”のはサル特有。
オランウータンの授乳期間は7~8年だが、ずっと母乳が出ているかは不明
⇒母乳を吸う行為自体が充足行為である可能性(唇と指先に神経回路が集中している。唇の感覚は敏感)
⇒唇の皮膚感覚も発達し、さらなる知能進化につながった可能性

オランウータン更に授乳期間が延びているがなんで?

オランウータンはほかの類人猿と違い「飢餓の圧力」が働いている(オランウータンの生息している地域は、餌が豊富な果実期と、餌がない非果実期がある。)

餌がない状態では子供に必要な栄養が確保できない

⇒子供に必要な栄養を母乳で補っている可能性が高い

子供の生存率を上げるために授乳期間を延ばしたと考えられる

☆深めたい追求ポイント②☆

非果実期にはメスも果実期の4分の1程度のカロリーにとどまりガリガリになる
→授乳期間が延びると子供にとっては生存率が上がるが、母の負担も増加する
⇒どうやって母乳を生み出したのか

次回は、今回出てきた追求ポイントをより「生殖・性」の観点で深めていきます。

 

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2022年04月05日

脳容量が増大した時期は、磨製石器と火の使用の時期と重なる

約260万年前から使われ始めた「オルドワン石器(打製石器)」は、主に「アウストラロピテクス・ガルヒ」や「ホモ・ハビリス」が使っていたと考えられている。

アウストラロピテクス・ガルヒの脳容量・・・約450cc
ホモ・ハビリスの脳容量・・・・・・・・・・約500~700cc

オルドワン石器の写真(こちらよりお借りしました)

オルドワン石器(打製石器)は、その名の通り石を打ち砕いて作る。以下は、打製石器の制作を再現してみた考古学者の見解。

・鋭利な刃を作るためには細粒性の石が必要で、石選びには高度な考えが必要だった。
・ときには遠方から運んでくることもあったと思われる。
・できた石器は非常に鋭利で、表面を顕微鏡で観察した結果、肉や木や草を切るのに使われたいたことがわかる。
・石器の形は原材料の形に大きく影響される。最終形態のイメージは明確ではなく、ある程度成りゆきになる。

ちなみに、石器はチンパンジーには作れない。いくら教えてもダメ。アウストラロピテクス・ガルヒの脳容量(約450g)はチンパンジー(約400cc)とそれほど変わらないが、認知能力にはかなりの違いがあったと思われる。

その後、約175万年前に「アシュール石器(磨製石器)」が登場する。磨製石器は、打製石器を磨いて仕上げられ、オルドワン石器に比べて大きいものが多い。主に使っていたのは「ホモ・エレクトゥス」と考えられる。

代表的なアシュール石器がハンドアックスと呼ばれる涙滴型の石器。ほぼすべて一定の形をしており、石器製作者(ホモ・エレクトゥス)は、頭の中に最終形のイメージを持って作っていたと思われる。かなり高度。

ホモ・エレクトゥスの脳容量・・・・・・・・約950cc

アシュール石器の写真(こちらよりお借りしました)

アシュール石器の切れ味はすばらしく、死んだ動物の骨から肉を剥ぎ、骨を砕いて骨髄を取り出しただろう。これらが容易にできるようになり、人類は常習的に肉食をすることができるようになったと思われる。

南アフリカの洞窟から、およそ100万年前の獣骨が大量に発見され、一部の獣骨には火で焼けた跡が残っていた。焼けた獣骨が見つかった場所が洞窟内の一部に集中していたことから、ホモ属(おそらく、ホモ・エレクトゥス)が火を使っていたと思われる(火の使用は証拠として残りにくく、実際に火を使い始めたのは、さらに数十万年さかのぼる可能性がある)。

火の用途で考えられるのは、①肉を焼く、②肉食獣から身を守る、③寒い冬に体を温める、と想定される。

ホモ・エレクトゥスは、アウストラロピテクスに比べて脳が大きく、腸が小さいが、アシュール石器と火の使用によって、消化のよい肉食を増やすことができ、(エネルギーを膨大に使う)脳を大きくして腸を小さくするのに役立ったと思われる。

~参考:絶滅の人類史 更科功 NHK出版新書~

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2022年03月31日

人類はどこから生まれたのだろう? ~ 類人猿の拡散および原人の多地域発生から考える。

「私たち現生人類はどこから生まれたのだろう?」
これは、誰もが興味関心をいだくテーマです。今回の記事はこのテーマを探求します。


   ※画像はコチラからお借りしました。

現在の学説では、ヒト(人類)の進化の大きな流れは、「猿人」(アウストラロピテクス)→「原人」(ホモ・エレクトゥス)→「旧人」(ホモ・ハイデルベルゲンシス/ホモ・ネアンデルターレンシス)→「新人」(ホモ・サピエンス)。
ただそれらのほとんどは絶滅しており、「現生人類」(ホモ・サピエンス・サピエンス)とのつながりはまったく未明です。

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2022年03月31日

【実現塾】1/22「人類の祖先は?」~チンパンジー起源説を支えるDNA99%一致説とは?~

【実現塾】1/22「人類の祖先は?」~オランウータン、ゴリラ、チンパンジーの外圧適応~
【実現塾】1/22「人類の祖先は?」~オランウータンはどのようにして飢餓を乗り越えているか~
【実現塾】1/22「人類の祖先は?」~人類の祖先はゴリラ?チンパンジー?オランウータン?~

では、【人類の祖先はオランウータンなのでは?】という結論にたどり着きました。
今回は、現在有力な説であるチンパンジー説についての追求を報告します。

◇チンパンジーの知能は人間に一番近い??
まず、一般的には「チンパンジーは頭が良く、人間に一番近い」と言われています。

その【頭が良い】の出どころは【道具を使える】という事の様ですが、道具を使うのはチンパンジーだけではありません。
例えばカニクイザルもカニを食べるときに石を使ってカニを割ります。またカラスも石を水面を上昇させて餌を取る。
何よりも、オランウータンも様々な道具を使いこなします。
オランウータンの場合は、単に道具を使うだけではなく、葉を傘にする、ベッドを作る、スマホを使う、タオルで顔を拭く、交尾をする前にデートをする。困っている人を助けるなど人間の真似をした行動も見られます。
すなわち、知能レベルで言うとチンパンジーとオランウータンは同等以上。
それどころか真似が得意な事を考えると、オランウータンの方が知能レベルが高い可能性もあります。
なので、チンパンジーは知能が高いから=人間に一番近い、という説は根拠にはなりません。

そこで出てくるのがDNA99%一致説です。

◇チンパンジーと人間のDNAは99%一致している??
人類の祖先がチンパンジーである、と言われる一番の根拠は、

人間とチンパンジーとのDNAが99%一致している

という点ですがそもそも【99%一致している】というのはどういう事なのでしょうか。

まずDNAは「私たちの身体をつくる設計図」と言われていますが、この間の研究で遺伝はDNAだけが担っているわけではない事が分かっています。
例えば骨格の大きさや形などの情報については、どこが担っているかさえ全くの未解明の状態です。
かつ、脳や体を動かしているアミノ酸やたんぱく質を作っているのは、実は【RNA】と呼ばれる物質でDNAではありません。従って本来はRNAを調べるべきであって、DNAを調べるだけでは不十分。

さらに驚きなのは、そのDNAもアミノ酸やタンパク質の製造に関わっているたった2%のDNA(遺伝子と呼ばれる部分)だけを比較しているという事実。
残り98%のDNAは、何の働きもしていないジャンクDNA=がらくたと見なして検討から省いてしまっています。
さらに、その2%のうち全く異なっている部分(半分くらいある)は省略し、似ている部分だけを取り上げて、99%一致している、と主張しているのです。

これがチンパンジー99%一致説の実情です。
実際に、チンパンジーと人体を構成するタンパク質は8割が構造が違っているという報告もある様ですが、ある意味当然の結果ではないでしょうか。

◇なぜそこまでしてチンパンジー説を推すのか?
ここまで追求してくると、「なぜチンパンジー説を推すのか」という単純な疑問がムクムクと湧いてきました。

実は、1960年代まではラマピテクスの化石が人類に類似していることから、オランウータン説が有力だったのです。
しかし1970年代に「DNA」を根拠とするチンパンジー説が登場した事で、世の中はチンパンジー説に一気に傾いていきます。

「DNA」の発見は15950年代ですが、その学問である「分子生物学」は、その後学会の中心勢力となっていきます。
仮説ではありますが、その中心勢力が【DNA分析は絶対】という結論を推進したのではないでしょうか。
ご存じの通り、このDNA信仰の戦略は見事に成功し、現代の医療や農業(品種改良・F1種)等に拡がっていくことになります。

◇数字には気をつけろ!
結論は以上ですが、最後に、チンパンジー99%一致説からの学びは、

数字には気をつけろ!

という事。本来、数字は現実を掴みやすくする為の道具ですが、使い方次第では現実が見えなくなるか、全く逆の現実に見え方が変わってしまい、騙されてしまうことも。特にパーセンテージは怪しく、仮に100%という数値があれば、どこを100にした?分母はなに?など全体を掴んだうえで何%なのかを考える必要があるのでしょう。

最後に参加者の感想を紹介します。

小4 ♂
・進化とは自然の偶然ではなく必然なんだと思う。

小5 ♀
・DNAなど数字だけが全てではないことも改めて分かった。この内容を通じて普段の生活も良くしていけると思った。

小6 ♀
・自分の祖先は、オランウータンなのかチンパンジーかを解明出来なかったのが悔しいです。これからも、たくさんなんでを出していきたいです。

中1 ♀
・DNAだけでなく、他にもすぐに信用されているものもありますが、すぐいろんなものを信用しているという点で何等かの共通する意識でもあるのかなと思いました。

中2 ♀
・DNAを自分も信じてたし、信じてる人がたくさんいると思うけど、数字を簡単に信じたらだめなのかなと思った。資料がないからこそみんなの本音が聞けた気がして、いつもより楽しかった!疑問とかも沢山あるので次回までにもっと考えを深めたいと思った!

高2 ♀
・最初の東南アジアとアフリカの熱帯雨林の違いからびっくりした。トラとジャガーの違いさえもわからなかったのに、生物のテストでほんの一部のことに一生懸命時間を使っていることに少し、考えさせられた。

高2 ♀
・途中、見た目だけの追求していて追求が進まないことがあった。そうやって目の前のことが全てだと思っていることって多いけど、その奥に隠されているものまで見ていかないと騙されて終わってしまうと感じた。

大人 ♀
・初参加でしたが、会議の楽しみ方・学び方にだんだん馴染んでいく自分を感じました。最初のあたりは「どうやって覚えようか」「どう理解しようか」という今までの癖の延長で考えそうでしたが、そんなスタイルでなくても良いと気づきました。

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2022年03月25日

【駆動物質とは何か?】哺乳類の「探索回路」と原猿の「手探り回路」は何が違うのか?(2)~原猿の「手探り回路」

前回は、哺乳類の探索回路を追求しました(リンク)。欠乏(捕食、危機逃避等)も答え(行動方針)も明確なである哺乳類の探索回路は、ノルアドレナリンを駆動物質として作動するものでした。今回は、欠乏も答えも未明という中で、原猿が作り出した「手探り回路」について、駆動物質と脳回路の視点から追求します。

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2022年03月23日

【実現塾】1/22「人類の祖先は?」~人類の祖先はゴリラ?チンパンジー?オランウータン?~

【実現塾】1/22「人類の祖先は?」~オランウータン、ゴリラ、チンパンジーの外圧適応~
【実現塾】1/22「人類の祖先は?」~オランウータンはどのようにして飢餓を乗り越えているか~

では、人類の祖先候補である、オランウータン、ゴリラ、チンパンジーがどのように外圧適応をしたのか、中でも食料状況が厳しいオランウータンは子育て期間中、どのようにして飢餓を乗り越えたのかについての追求を報告しました。

今回は、いよいよ【人類の祖先は?】についての追求です。

◇人類の祖先は、チンパンジーか、ゴリラか、オランウータンか?
まず、みんなで共有したのは

人類の祖先は「足の指が先祖返りして木から落ちたサル」

であろう、という事。
類人猿が草原に進出する為に樹から”降りた”という説が根強いですが、
「より良い縄張りを」という欠乏の強い類人猿が、外敵もいて餌も少ない地上に”あえて”進出する理由は見当たりません。
また、人類が「観念機能」を獲得した=進化した、ということは、地上の降りたのではなく、安全な樹上に行けなくなり、逆境に追い込まれてしまった。
と考える方が自然です。

①始原人類の身体の大きさは?
さて、そのような状況で類人猿から人類に進化していくわけですが、まず、樹から落ちたサルは、餌が無い状態=飢餓状態に適応するため、身体を小さくしていく必要があったと思われます。
猿人の化石で知られるラエトリ遺跡から猿人の大きさは、チンパンジーと同等と言われていますので、
【大きさ】という視点では、オランウータン、ゴリラが有力候補となります。

②人類の祖先はナックルウォークをしていたのか?
次の照準はナックルウォーク】です。
ゴリラとチンパンジーは地上生活が長く、現在もナックルウォークで移動をしています。
一方、オランウータンは地上でもナックルウォークをしていません。

では、人類祖先はどうだったのでしょうか?

胎児の発生過程は進化過程を再現している、というのは有名ですが、
研究の結果、人類の祖先は「ナックルウォークをしていなかった」事が分かっています。
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2018-02-01-1

③人類との類似点はどれくらいある?
続いては、人類との類似点の数ですが、オランウータンが28カ所(歯の形、白目がある、血液型など)、ゴリラが7カ所チンパンジーが2カ所。チンパンジーは意外と類似点が少ないですね。

④樹上機能を失った事で最も外圧が高くなる=進化可能性が高いのは?
ゴリラ、チンパンジーは地上に降りて来ますが、地上にトラが君臨する地域に生息するオランウータンは樹上中心の生活。
そのため樹上機能を失った時、一番生存外圧が高くなるのはオランウータンだと思われます。
進化は弱者から生まれる、というのが生物の歴史。つまり、最も進化する可能性が高い種はオランウータンという事になります(もちろん絶滅可能性も最も高い)。さらにオランウータンは「飢えの経験」があるため、飢えに対する耐性が最も強い類人猿とも言えます。

以上
・大きさ
・ナックルウォークの有無
・人類との類似点の数
・外圧適応態としての可能性

の観点で比較した結果、

人類の祖先は「オランウータン」ではないか。

というのが実現塾での結論となりました。
写真を見てもらうと分かりますが、おじいちゃんみたいな顔してますよね。感覚的にも納得。

ただし、一般的にはチンパンジー説が有力です。
次回は、「なぜチンパンジー説が有力なのか」についての追求を報告します。

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2022年03月17日

【実現塾】1/22「人類の祖先は?」~オランウータンはどのようにして飢餓を乗り越えているか~

【実現塾】1/22「人類の祖先は?」~オランウータン、ゴリラ、チンパンジーの外圧適応~

では、人類の祖先候補である、オランウータン、ゴリラ、チンパンジーがどのように外圧適応をしたのか、についての追求を報告しました。
今回は、前回の報告で課題となっていた

驚くべきことに、この飢餓状態でもオランウータンの子どもの94%が生き残ります。
オランウータンの母子は、どのようにして飢餓状態を乗り越えたのか?

の追求の中身を報告します。

■どうやって母子は飢餓状態を乗り越えたのか?飢餓状態でどうやって母乳を作るのか?

①食べられる時に食べる
まず出てきたのは、食べられる時にたくさん食べて栄養を蓄える、という説。
実際果実期にはメスは肥満体形になる等、果実期と非果実期の体重の変動差が大きいのが特徴です。おそらくは皮下脂肪に栄養をため込んでいるのでしょう。
ちなみにオスも非果実期には痩せてしまいますが、メスよりも行動域が広いため、非果実期も果実期の6割程度は餌を確保することが出来る様です。

②何でも食べる
次は、なんでも食べる説。
オランウータンの奥歯の臼歯はエナメル質で平らになっており、硬いものもすり潰して食べる事が出来ます。
この特徴から、樹液や樹皮なども食べていると思われます。
難点は栄養分。栄養は葉や果実に集まるため、樹皮には栄養分はほとんど含まれていません。

どうやら①②だけでは説明がつかない様です。
なにか秘密があるはず。

③自前で作る
そこで出てきたのが、「自分でエネルギーを創っていたのでは」という説。
植物が光合成を行って自分で栄養分を作り出すように、オランウータンにもその機能があったのではないでしょうか。
例えば、マメ科の植物と共生する根粒菌は、空気中の窒素を固定し、生育に必須なアンモニウムイオンをつくる事が出来ます。
それらを利用してアミノ酸やタンパク質を作り出します。
オランウータンもこの根粒菌を腸内で共生させ、空気中の窒素からタンパク質を生み出す仕組を確立した可能性もあります。
事実、パプアニューギニア人は、主食は芋でタンパク質はほとんど取らないのに筋肉質の体をしています。
少なくとも栄養は食からだけではない、という事は言えるのではないでしょうか。

④性充足のエネルギーを栄養に
その極地として出てきたのが、性エネルギーによるエネルギー補給をしているのでは?という大胆な説。
オランウータンは「発情期が無い(いつでも交尾出来る)」事が大きな特徴ですが、性収束度が非常に高く、他の類人猿に比べて圧倒的に長い時間交尾を行います。
生殖のみの目的であれば、短かれば短いほど良いはず。(無防備になる時間が少なくなる)それを引き伸ばすのはなぜか?という追求の中で出てきたのが、性充足のエネルギーで飢餓を緩和したのではないか?
という仮説です。
この説は継続追求ですが、性エネルギーが栄養になる、という発想は面白いし、あり得る話なのかな、と思います。

今回はここまで。
次回はいよいよ「人類の祖先は?」の追求を報告します。

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2022年03月17日

【動物質とは何か?】哺乳類の「探索回路」と原猿の「手探り回路」は何が違うのか?(1)~哺乳類の「探索回路」

【実現塾】12/11「サル社会の構造③」~(1)欠乏がある限り探索し続ける手探り回路』では、
原猿が、過密化した樹上で、果てしのない同類闘争を強いられるという、本能ではどうにもならない状況(いわば「無限苦行」)の中、欠乏も対象も答えも未知な状態で追求し続け、ついに「自分の欠乏」と「相手の欠乏」を同一視できる地平=無限苦行の脱出口を見つけるまでの過程を追求しました。

この原猿の探索回路は、欠乏(捕食、危機逃避等)も答え(行動方針)も明確な、哺乳類の探索回路とは、全く異なります。原猿が迫られたのは、欠乏も未明、もちろん答えも未明という、基点も終点も曖昧模糊とした五里霧中下での探索は、まさに手探り回路と呼べるものです。

今回は、哺乳類の「探索回路」と原猿の「手探り回路」は何が違うのか?につて、駆動物質と脳回路の視点から追求します。まず、原猿の「手探り回路」から考えます。

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2022年03月11日

【世界情勢を読み解くには?】金貸しが企業を支配する仕組み

中央銀行を手に入れた金貸しは、国家を支配した。(前回記事 リンク
今回は更に企業も支配していく仕組みについて追求していきます。

■企業間闘争は資力が勝敗を決する

産業革命以降、生産は機械化した工業が中心となった。

工業による大量生産大量消費の時代になると、大規模な生産施設や大量の人材など、事業費・運用費の大きな資本投資が必要となる

☆工業生産の時代となると企業間闘争資力(資金調達)が勝敗を決する鍵となる。

Q.では、企業が資本を調達する方法は?
企業にとって資金を調達する方法は二つ

①銀行から借りる
銀行から借金をして資金調達をする方法
この方法は、新規事業の参入となるとハードルが高いうえに、金利の支払いが大きな負担となる。
そして、企業情報も銀行へ渡され、銀行からの借入金+金利の返済まで銀行の監視下に置かれる。

その銀行は金貸しの支配下であるため、企業は金貸しの支配下、つまり金貸しは企業も支配することになる

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