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2022年10月10日

「よく歩く」子どもたちをつくることが、この国の活気と元気につながる

高齢社会、少子の国といえば、わが国ニッポンです。2053年には人口は1億人を割ると予測されています。

人口減少については、今から増やそうと思っても、移民受け入れを実施するしか手はありません。しかし、わが国の国柄を考えると、移民受け入れが広がるかどうかは難しい面があります。

量としてのマンパワーが期待できないならば、質を求めなければなりません。一人一人が元気で活力溢れ、充足する人が大勢いる――わが国は、そんな国になればいいのではないでしょうか。

けれど、周囲を見回してみるとどうでしょう。どうも元気がない、活力や元気が足りない人が多いように思えます。特に次世代を担う子どもたちが心配です。今回は子どもたちの身体と活力や元気について考えてみましょう。

 

わが国の小中学生、高校生の身体データが調査されるようになったのは明治33年から。文部省(現・文科省)による調査です。今でいう身体測定が始まりました。面白いのが当時は身体測定調査とは呼ばずに「活力調査」と称していました。恐らく、身体の発育はその子の活力を表すと考えていたのでしょう。

以後、子どもたちの身体データは130年に渡って調査され続けてきました(もちろん現在も続いています)。今回は、戦後の子どもの身体の変化をざっと見てみましょう。

 

戦後、子どもたちの身体変化をみてみると、豊かになるにつれて、子どもたちの体は前世代よりも大きくなっています。面白いのは1973年以降に生まれた子が17歳になったくらいで、平均身長が止まっている点。73年以降生まれの子が17歳になるのは1990年代前半です。ここで成人の平均身長が上限に達しているのです。男子は170.7cm、女子は158cm付近で停滞しました(日本健康学会誌第83巻 第6号2017年11月)。さらに2005年代以降に生まれた子どもの平均身長明らかに下降傾向にあると推測されています。

 

では、戦後から1970年代前半までに何があったのでしょうか。それは経済が成長し、この国が豊かさを実現させたことです。豊かさに向かって歩を進めた戦後社会の中で、子どもたちは元気な子になっていったのです。しかし、豊かさを実現した後の経済頭打ちの時代になると、それと呼応するかのように子どもたちの身体成長も鈍ってきているのです。この関係性はもっと解明されなければいけませんが、身体の縮小と経済の低成長という負のサイクルはどうすればプラスに戻るのでしょうか。

経済というのは、結局人の営み。だとしたら、まずは人の活力と元気を上げなければならないはずです。特に子どもたちの改善は急務です。

子どもたちの活力と元気を上げるのはなにも難しいことではありません。幼いころからどんどん歩かせ、外遊びをさせる。その機会を増やしていけばいいのです。逆に幼いころから歩くことが少ないと、外遊びも減ってしまいます。

名古屋学院大学の中野貴博教授(スポーツ健康学)らが行った研究によると、歩くことが多い幼児とそうでない子とでは、よく歩く子の方が、運動能力が高いことが分かりました。(リンク

 

中には「うちは子どもを小さいころからスポーツ教室に通わせています。だから運動させているほうです」という親御さんもいるかもしれません。しかし、子どものスポーツ習い事も小さいうちはむしろ逆効果である、という研究もあります(2012年 東京学芸大学 杉原隆名誉教授の研究)。スポーツの習い事が無駄とはいいませんが、それよりも小さいころからよく歩かせ、外遊びをさせる、その機会を与えるだけでいいのです(むしろ、その機会が減っているため、子どもたちの活力や元気が落ちている)。

日本が活力と元気を取り戻すには、子どもたちを歩かせることから始まるといえます。

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2022年10月07日

【今週の注目情報】思考の枠を突き抜ける!ムーンショット思考

近年、壮大な夢や目標こそが人々を奮い立たせ、現実の困難な問題を解決することに繋がるという考えが広がりつつあるようです。
それは「ムーンショット思考」と呼ばれ、「デザイン思考」に代わる思考法として注目を集めています。

■“ムーンショット”とは?


スタンフォード大学のWilliam Cockayne教授によると、

ムーンショットとは、未来社会の困難な課題を解決するためのほとんど不可能と思われるような挑戦的目標であり、それらの夢を実現するための多様な創意工夫とその実行、さらなる改革、技術革新である。

とのことですが、効果やいかに?いくつか具体的な事例から見てみましょう。

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2022年10月05日

日本はアメリカに“お金をあげ続け”「円安」になった!

今年6月に24年ぶりに1ドル=136円台までになった円安は、現在1ドル=144円台にまでになり「円は3月からドルに対して25%下落」した。
この直接的な要因は、3月から米国FRBがインフレ抑制を目的に行った4回の利上げ(2.25%)による日米の金利差。日銀も金利を上げればいいのだが、日銀の債務超過の恐れから利上げができない。
しかし、円が独歩で下がっているのは日米金利差の要因だけではなく、「経常収支(=所得収支+貿易収支)の赤字化」が主因で、それは日本の「生産と消費の構造変化」「米従属の外交政策」が基底にある。

【1】貿易収支
1970年~2011年3.11東日本大震災までは、日本の貿易収支は黒字だった。
ところがそのあとは、日本の輸出は円安になっても増えず、2022年の貿易収支の赤字は、1年換算で15兆円(2022年)にまでになっている。
この原因には、日本の生産と消費の構造的問題がある。
内的には、高齢化による年金世帯の増加(30%)により、非生産世帯での消費財購入率が増え、生産が国内で消費されるので、生産の超過である貿易黒字は円安でも増えない。
外的には、日本は世界一の貿易黒字国だったが、2011年を境に日本から中国に変わり、中国の貿易黒字が増えた分、日本の貿易黒字が減った。
貿易赤字は、(海外から見れば)国力を示す生産力の低下を意味するので、円安の要素になる。

【2】経常収支 →米財政赤字をファイナンスしたドル買い
日本は、1980年代から約40年続けて、経常収支では1000億ドルから2000億ドルの黒字。しかしその内実は、米ドルの流入が超過し、そのドルの80%は米国に投資(米国債・社債・株の買い+不動産投資)されてきた。
つまり、数字的には経常収支は黒字であるが、米国財政を支えるために、入ってきたドルをアメリカに返してたということ。
しかしそれでも、「経常収支の黒字=ドル流入の超過」になるので、基礎的な円高基調があった。それが「異次元緩和」を開始した2013年から様相が変わる。

◆日銀による「異次元緩和」によるドル買い →通貨量急増 →通貨価値下落→円安
安倍政権は、民主党に代わる自民党政権が決定した2012年11月、緊急のドル国債買い(=円売り)30兆円を行い(=円安の為替介入)、1ドル80円付近だった円高を、110円、120円と円安にもっていった。
アメリカにしてみれば、1年に20兆円~30兆円のドル国債を買ってくれる日本の「円安政策」は大歓迎で、日本は米従属の外交政策で「ドル買い/円売り」超過を続けた。これは、国内のドルを増やす貿易黒字が減った代わりに、米ドルをファイナンスする“お金(円)を輸出”し続けたということ。

その円安基調のなかで、ドル買いによる日本の対外資産(米国債券、株式、不動産)は、2021年末でGDPの2年分以上の大きさになる1249兆円に増加し、「対外純資産は411兆円(対外資産-対外負債)」にまでなっている。
※特に2020年には1年で105兆円も対外純資産が増えている。コロナ対策の米国財政(4兆ドル)の1/4を日本がファイナンスした。

この円の純売りになる対外純資産の増加が、円安の主要素になっている。
他通貨に対し日本の通貨発行量は異常に多く、ドルに対して弱いのはドル以上に円の発行量が多いためで、その分通貨価値が下がる。
ようは、日本は、アメリカに“お金をあげ続け”「円安」になった!

◆ドル基軸通貨からのパラダイム転換
円安は、日本の「生産と消費の構造変化」がベースにあるが、最基底は「米従属の外交政策」にある。
そこに今年からの資源高による貿易収支の赤字基調の定着。加えて短期的に金利差が効いている。
従って、資源高が一定納まると円が戻る可能性はあるが、円安基調は変わらないだろう。

しかし、アメリカは「利上げ→通貨量の収縮 →バブル収縮・不良債権化 →金融危機」の過程に入っており、中国を始めとする新興国がドルから引いていけば、ドルは暴落過程に入る。
従って、当面円安は続くが、中国をはじめとする各国がドル売りに転じた時から対ドルでは円高に転じる。
それは、10年先かもしれないし、早ければ来年2023年にも起こりうる話でもある。
それまでに日本は、戦後から一貫した米従属のなかで、ドル売りに踏み切れるのかどうか?

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2022年10月02日

『こんな子宮で幸せになれる?』3人の女性たちからの警鐘

「子宮がもうガタガタよ。」

そう語るのは「子宮を温める健康法」の著書、若杉友子さん。

記者の質問は、「若杉さんから見て、今の日本の女性はどう見えますか?」というもの。

皆から「若杉ばあちゃん」と親しまれる快活な女性の話しは続く。

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2022年09月30日

始原人類の世界観から考える、近代科学のおかしさ

この間の実現塾の追求で、始原人類は、万物すべては動いており、そしてエネルギーを持っている。それゆえにつながり合って循環しあって、調和、バランスしあっているという世界観の中で生きていたと追求してきた。

現代人の思考や世界観とは全く違った価値観を持っている。
始原人類と現代人との間で、これだけの世界観の違いが生まれてきたということは驚き。
ただ一方で、始原人類の世界観に同化でき、そこにエネルギーを感じているということは大きな可能性。
現代人においても始原人類の世界観により深く同化していき、”循環””調和”を追求していく事は重要である。


(画像はコチラからお借りしました)

現代人のこの世界観はどのようにして創られてきたのだろうか。

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2022年09月27日

【波動って何?】螺旋は宇宙の普遍的構造

シリーズ5回目。今回は「宇宙」を探索します。惑星、太陽系、銀河のどの位相にも、共通して渦(螺旋)現象が見られます。それらの現象から、その本質(普遍構造)に迫っていきます。

■惑星、太陽系の螺旋軌道
惑星は太陽の周囲を円軌道を描いて回っています。そして、太陽は同時に、銀河系の中心にあるブラックホールを中心に猛スピード(時速約83,700km)で円軌道を描いて回っています。地球が太陽の周りを回る速度は、時速約100,000kmで、地球が太陽を回るよりもほんの少しだけ遅いスピードで、太陽自体が回転運動をしています。したがって、地球や、同じく太陽の周りを回る惑星が描く軌道は、円ではなく、螺旋を描いています。

左上:陽移動による地球公転軌道(らせん形)(出典:宇宙は多重らせん構造
左下:銀河系移動による太陽軌道(らせん形)(出典:宇宙は多重らせん構造
右 :惑星の螺旋軌道のイメージ(出典:アマカナタ

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2022年09月25日

日本の山林は危機的状況 どうしたらいい?

今回は日本の山林資源について考えてみたい。

(映画のトトロの舞台は昭和30年代前半の里山だといわれている。緑がいっぱいだが……)

 

自然志向の広まりで、最近は農業に関心を寄せる人が多い。しかし、山林を開墾して里山が拓けてないと、畑や水田はつくれない。農にとって山林はとても重要なファクターだ。

農だけでなく、自然環境保護の上でも山林管理は重要である。こう書くと「山の木々が切られたり、折られたりしないように、開発から山林を守らないといけないよね」と思う人が多い。だが、驚くかもしれないがその認識は間違っている。

では正しい認識を示そう。わが国の山林は「開発されなくなって」衰えていったのだ。

「開発されないから山林が衰えていった?」。こう聞けば、多くの人は怪訝に思うかもしれない。なぜなら多くの人は、戦後の開発によって、山の木々が切り倒され、売り物にされたと思っているからだ。そしてその結果、戦後に自然破壊が進んだ――と考えている人が多い。だが、それは正しくはない。何度も繰り返すが、わが国の山林は人の手が入らなくなったから衰えていったのである。次にそれを詳細に考えてみよう。

 

●面積は増えず体積だけが増加

多くの人は、「戦後の経済復興で山の木々が切り倒され、材木として大量に売られたから、山林の自然破壊が進んだ」と考える。上でも述べたが、これは山林問題を考える際で、最も重大な事実誤認だ。

戦後、山林の性急な開発は確かにあった。郊外の住宅地を開発する。電車道を延線する。レジャー施設やゴルフ場を開発するなどだ。「そら、やっぱり開発したんじゃないか」という声が聞こえてくる。しかし、戦後、住宅やゴルフ場などが経った用地はもとは、地元住民がすでに開拓していた土地である。

開発側としては全くの未開の山林を拓いていくよりも、すでに開拓されている土地を買えば金も手間もかからない。なぜなら用地を個別に買収していくのは実に骨の折れる仕事だからだ。

また、個別買収よりも、まとまった用地を買う方がいい。そして、里山でまとまった用地を買うとは「入会地」を買収することにほかならない。

入会地とは、村が共同の作業をするために共同所有にしている土地のこと。そこは草原になっていたりする、いわばすでに”開発された土地”だ。入会地は面積が広いので開発計画は一気に進む。

さて、ここでも疑問が浮かんでくるだろう。

「農や村全体のために使用する入会地を明け渡せば、村の仕事や生活は成り立たなくなるのでは?」

その通りだ。成り立たない。しかし、ここで視点を変えてみたい。「入会地がなくなったら、共同作業ができなくなる」ではなく、「もう共同作業ができなくっていたので、入会地は必要なくなっていた」という具合に。

里山にとって入会地は戦後、必要な存在ではなくなっていた。なぜ入会地が必要なくなったのか。それを考えるには食糧問題、エネルギー問題、木材需給問題の3つからを考えなければならない。

まず、戦後に起きたのは食糧不足だ。それを解消するためには食糧を増産しなければならないが、人の手で増やすことができる生産量は限りがあった。解消するためには農業の機械化が必要だが、そのためにはエネルギーの安定供給が不可欠。しかし、当時はエネルギー不足が起きていた(それは農業分野だけに起きていたわけでなく全産業で起きていた)。そこで政府はエネルギー不足を解消するために、1962年、原油の自由化に踏み切った。これによって農業でも一気に農業の機械化が進んで、省力化が可能になった。機械化のための耕地整理も積極的に行われ、農地の集約化が進んだ。

また、エネルギーの自由化は化学肥料の生産量も上げた。この化学肥料増産によって収穫量が増えた。逆に収穫量増加はコメ余りによる価格低下を招いた。その結果、減反と兼農化と離農が進行することになった。これによって稲作放棄地が増大し、その跡地は山林に飲み込まれていった。

加えて、農業の機械化は家畜の減少にもつながった。一方、化学肥料の使用増加は、家畜が必要とする緑肥や堆肥の減少を招いた(家畜や肥料に必要な草は入会地でまかなっていた)。

自然肥料は化学肥料に押され減少し、家畜用の草も必要なくなった。どちらも入会地で生産されるものだ。つまり、食糧問題とエネルギー問題の解決が入会地を無用にしていったのだ。

入会地の減少の要因はもう一つある。「国土緑化計画」だ。戦中と戦後すぐの木材需要急増の乱伐、またそれによって土壌流亡が起こるなど、山林は荒れた。それを回復するために、1950年、国土緑化計画がスタートした。もちろん、緑化計画は国土の回復だけでなく、木材不足を解消するためでもあった。

国土緑化計画とは、端的に言えば、山林を拡大造林化(人工林化)することに他ならなかった。ただ、人工林を増やそうとしても、そうすぐに成木に育つわけではない(とはいえ、わが国の樹木の生長は欧州のそれと比べ格段に速い。気候がなす長所だ)。

結局、木材不足は短期に解消されず、1964年、ついに木材自由化に踏み切り、海外から安い木材が輸入されることになった。加えて、1950年に拡大造林によって育った木が育ち、木材は供給過剰になっていった。

木材輸入の自由化、拡大造林・人工林化によって、木材価格は常に上昇を抑える圧力がかかるようになってしまったのだ。実際は1980年までは木材価格は上がったが、それは林業が儲かる形での価格上昇ではなく、上げないと商売が成り立たないというものだった。

なお、1980年をピークに木材価格は下降を辿っている。(リンク

 

●山林を守るには

このように山林はさまざまな要因が複雑に絡まり・重なり、山林は木材として活用されなくなっていき、今に至っている。

戦後・戦中の山林が乱伐されていたことは先に述べた。戦中は軍需物資としての木材、戦後は復興の建材、エネルギーとしての木炭が急増した。山林は当然、はげ山だった。

しかし、実は、日本の歴史を振り返ると、山林がどこもうっそうとした緑で覆われていた時代の方が少ない。葛飾北斎などの浮世に描かれている山々を見てみれば、よく分かる。描かれているのははげ山だ。また東大寺の建立につかわれた巨木は四国から運ばれてきたという。それほど近隣には大きな木々がなかった、つまり伐採されていたことを示す。

(トトロの森の舞台となったのは昭和30年代前半の埼玉の狭山丘陵だといわれているが、実際にはこの時期の山林ははげ山だったという。トトロ制作スタッフは現在の同地をロケハンしたのでこういう緑いっぱいの背景となってしまったが、これは誤り)

はげ山がいいというのではない。適切な資源保護は必要だ。だが、使用しないとどんどん木々は増えていく。その増え方がいびつなのだ。

森林研究者の白井裕子氏によると、わが国の森林は、面積は一定のまま、みるみるその容積を増やしている。氏の著書「森林の崩壊 国土をめぐる負の連鎖」(新潮新書)によると、1995年の木の蓄積量が35億㎥に対し、2002年には40億㎥と5億㎥もの容積を増加せている。さらに、統計上、毎年8000万㎥以上もの容積を増加させているという。一方で木材自給率は2割程度と、国内で需要をまかなえる量があるにもかかわらず、使われていない。

ちなみに世界の森林面積は毎年1000万ヘクタール減っている。世界と日本の自然環境を一緒にしてはいけない。

「しかし、緑が多いということは自然環境を保護していることだろ? だったらいいことだろ」と思うかもしれない。

里山の木々を管理しないとどうなるか。植相遷移が起こり、そこはやがて雑木林になっていく。雑木林となった生態系は生物種が単純化する。今いわれている生物多様性とは真逆の状況になるわけだ。

入会地のような草原がなくなると、オオタカのエサ(げっ歯類など)の住処がなくなり、オオタカもエサが獲れなくなる。「オオタカの住む森を守れ」というキャッチコピーのキャンペーンが以前あったが、うっそうとした森が増えるほど、オオタカにとって厳しい環境になる。

最近では山林からクマが里山に出没し、農作物を荒らし、時には人を襲うなどの被害が報じられている。これについて「人間が自然環境を開発しているからクマの住む場所がなくなって里に下りてきているのだ」という見方がある。しかし、これも間違いだ。住む山林が減少してクマが追い詰められているのではなく。人手がなくなった里山がどんどん縮小して山林がヒトの居住地域に迫っている、その必然としてクマが里に現れているのだ。人里が森林に飲み込まれていっている、という見方が正しい。

自然はある程度、人の手を入れてこそ(かく乱)、豊かになる。自然を守るためには改めて、自然をイメージだけで判断しないこと。そして自然をほったらかしにしないで人が関わっていく利用していくようにしなければならない。

なお、里山についてより知りたいなら、自然生態学を研究している星昇さん(当時、宮田昇名義)の講演ブックレックレットが静岡大学から公開されているので一読を。リンク

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2022年09月23日

【実現塾】9/10 「始原人類の世界観」~万物は、常に動きながら一体化していく

前回の実現塾では、初期人類がどのように一体化し、集団を作っていったのか、集団の様式はどのようなものだったのかを追求していきました。
初期人類は、普段から常に同期して一体化しているからこそ、集団としてもどう存続していくのかをみんなで判断している。そのためリーダーも存在しない、一体化を軸に統合された集団を形成していることがわかりました。

今回は、より初期人類に迫っていき、どういう世界を見て、世界をどう捉えていたのかを探っていきます。

「万物は循環している」
縄文人がとらえた世界観を紹介していきます。【月と蛇と縄文人】(大島直行)より

【月】
月は、形を推移させながら、約 28 日ごとに消滅し、3 日間の闇ののち 再び立ち現れる。
このような月を、縄文の人々は再生の象徴と考えたようだ。同時に月は干潮、満潮に代表されるように、生命の源である水を司る大本でもある。
【蛇】
蛇は何度も脱皮を繰り返しながら、或いは冬眠を行い、そのたびに再生する「 甦り」の象徴である。
また蛇は男根に喩えられ、月から命の水を運ぶものとして意識された。そして蛇が交尾の際に絡み合う 姿は、縄とそっくりであり、縄も生命エネルギーを象徴するものとして捉えられていたのである。
【縄文土器】
特徴は文字通り「縄の文様」が 施されていることにある。縄とは上述するように、交尾する蛇を表したものである。
底が尖っている土器もかなりあり、これは実用性という観点からはかなり不便に作られている。かつ過剰とも言えるほど装飾が施されている。
【石斧】
縄文の磨製石器である石斧は緑色系(碧、翡翠)の石で作られているものが多い。これらの石は乾燥下ではくすんだ色だが、水に濡らすと鮮やかな緑色になるものが多い。
また、これらの石は柔らかく加工しやすいが、柔らかければ硬いものが切れないという矛盾がある。筆者はこの碧の斧は、植物の再生を表す「新芽」の象徴であり、同時にこれは「嬰児(みどりご)」の象徴であると捉えている。
【竪穴式住居】
縄文人は既に高床式の建物を造る技術があったにもかかわらず、竪穴式住居を捨てようとしなかった。また縄文人は好んで、日当たりの悪い、やや湿った場を居住地と
して意識的に選んでいる。アイヌを始め多くの未開民族の伝承に依れば、彼等は屋内を子宮に喩え、囲炉裏は生命の 源である食物に火を加え変容させる儀礼的な場であるとしている。
【貝塚】
人骨も埋葬されている事から見て、筆者は単なるゴミ捨て場との見方を否定する。
縄文人は万物に生命が宿っていると見ていた。とりわけ貝は女性器に似ることから、水と再生のシンボルと捉えられてきた。筆者は子宮に見立てた楕円形の穴を掘り、その上に貝を盛り上げて子宮を形取っていたのではないかとする。

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2022年09月21日

ちょっと待って! その健康に関する判断は、大きな勘違いでは!?

誰もが健康でいたいし、親は子どもの健康のために気を遣い一生懸命に行動します。しかし、健康に関するちょっとした勘違い、思い込みで、良かれと思う行動が逆に健康を損なうことになってしまうことがある。
今回は、そんな健康に関する情報を2つ紹介します。

「子どもがみんな解熱剤でやられてしまう」より引用(※抜粋、一部編集)


※写真はコチラからお借りしました。

◆解熱剤という存在
多くの親御さんたちが「発熱という現象を勘違い」して、解熱剤の濫用に拍車をかけていると思われます。
しかし、今では、アメリカなどの多くの小児科の専門家たちは、「発熱を恐怖するのは、都市伝説」とまで言い切っています。
現在のアメリカの小児科での基本的姿勢は以下のようになっているようです。シアトル小児病院ウェブサイトの「発熱 – 俗説と事実」というサイトから抜粋します。

◆発熱に関しての俗説とファクト
多くの親たちは、発熱について誤った信念 (俗説) を持っています。彼らの多くは熱が子どもを傷つけると思っています。子どもが熱を出すと、心配して眠れなくなります。これを発熱恐怖症といいます。実際、発熱は無害であり、しばしば役に立つものでもあります。以下の事実が、子どもの発熱についての理解を深めるのに役立ちますように願っています。

◎俗説 すべての発熱は子どもにとって悪いものだ。
⇒ファクト 発熱は体の免疫システムをオンにします。それらは体が感染と戦うのを助けています。 37.8℃ ~ 40℃ の通常の発熱は、病気の子どもにとっては良いことなのです。

◎俗説 40℃ を超える発熱は危険だ。それらは脳の損傷を引き起こす可能性がある。
⇒ファクト 感染症による発熱は、脳に損傷を与えません。42℃ を超える温度のみが脳に損傷を与える可能性があります。しかし、体温がここまで上がるのは珍しいことで、これは、気温が非常に高い場合にのみ発生します。例としては、暑い時期に閉め切った車内に放置された子どもが挙げられます。

◎俗説 熱けいれん発作は誰にでも起こり得る。
⇒ファクト 熱を伴うけいれんを起こす可能性があるのは、子どもの 4% (25人に 1人)だけです。

◎俗説 すべての発熱は解熱剤で治療する必要がある。
⇒ファクト 発熱は、不快感を引き起こす場合 (子供の気分が悪くなった場合) にのみ治療する必要があります。ほとんどの発熱は、39℃ または 39.5℃ を超えるまで不快感を引き起こしません。

◎俗説 治療をしなければ、熱が上がり続けてしまうのでは。
⇒ファクト それは間違いです。脳は体が熱すぎることを知っているからです。感染によるほとんどの発熱は、39.5℃ – 40℃ を超えることはありません。 40.6℃ または 41.1℃ になることはめったにありません。そして、これらは「高熱」ですが、無害なものです。

◎俗説 体温の正確な数値は非常に重要なことだ。
⇒ファクト お子さんの見た目や行動が大切です。正確な体温は特に重要なことではありません。

◎俗説 「微熱」とは、37.1℃ ~ 37.8℃ のことだ。
⇒ファクト これらの温度は正常です。体温は一日を通して変化します。午後遅くから夕方にかけてピークを迎えます。実際には、微熱というのは 37.8℃ ~ 39℃ のことです。

★まとめ 発熱こそが、あなたのお子さんの感染を撃退していることを心に留めておいてください。発熱は善人の一人です。

どうですか?
発熱に関してこのことを知ったおくだけで、子どもが熱を出しても恐怖に思う必要はないし、薬をむやみに与えることもなくなります。逆に、自身の免疫で健康になろうと頑張っていると、子どもを褒めたくなりますよね。

健康には自己免疫力を高めることが何より大事です。薬を与えるよりも、免疫力を高める生活、身体の動きを子どもたちに教えてあげたい。
その一つとして、疲れを予防すると言われる(腹式呼吸ではなく)「腹圧呼吸」を紹介します。
腹式呼吸では息を吐くときにお腹を凹ませるので一度腹圧が落ちてしまう。それに対し、腹圧を保って呼吸をすると、腹部を取り囲む横隔膜、腹横筋、骨盤底筋群、多裂筋といったインナーマッスルが強化され、疲れを抑えることができるらしいです。

「疲れやすい人は「呼吸」の重みをわかってない」より引用(※抜粋、一部編集)


※写真はコチラからお借りしました。

「体内の圧力を高める」ことで疲労の予防を実現しました。
「体内の圧力」とは「お腹の内部の圧力」のことで、「腹圧」とも呼ばれます。
腹部には肝臓や胃腸などの内臓を格納する空間「腹腔」があり、この腹腔内部の圧力が「体内圧力」の正体です(以後、腹圧と表記)。

腹腔の上には「横隔膜」、そして横隔膜の上には「肺」があります。空気を吸って肺を膨らませることで横隔膜が下に押され、その横隔膜が上から腹腔を押す形で腹腔が圧縮されると、腹腔内の圧力が高まり外側に力が働きます。これが、「腹圧が高まる仕組み」です。
「横隔膜によって腹腔が圧縮され、腹圧が高まる」と、お腹は膨らんで腹囲が固くなるのが特徴です。

この腹圧が弱まると、体は途端に疲れやすくなります。そして、疲れに悩む人の多くは、「腹圧が十分高まっていない」ように思います。
体の構造上、腹圧が弱まると、体の中心である「脊柱」と「体幹」が支えられず、体は安定しません。
脊柱には脳からの指令を体の各部に伝える中枢神経の束が通っています。なので、体が歪むと体の各部と中枢神経の連携が乱れ、結果、思ったとおりに体が動かず、余分な負荷が体にかかってしまうのです。

浅い呼吸だと、横隔膜を十分に動かすことができません。横隔膜には自律神経が集中しているので、自律神経の動きも鈍くなり、たとえば夜になっても副交感神経が優位にならず「休息の質」が悪くなります。
また、「しっかり呼吸して」というと、腹式呼吸のように吐くときにお腹をへこませる人が大勢います。しかしこれでは腹圧は高まりません。お腹をへこませるというのは、体の筋肉を収縮させる「体を“コルセット”にする」ような動きです。
動いているときの安定性には欠け、この状態で体を動かすとケガや疲労につながりやすくなります。
実際、お腹をへこませる癖のあった野球部の1年生たちは「腰痛持ち」が多く、腹圧を高めるアプローチを取ることでその数は激減しました。

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2022年09月18日

脳細胞は20歳を超えても増える 記憶力を良くしたいと思う人は注目!

「脳細胞は一度壊れたら再生しない」。こんな話をどこかで聞いたり読んだりしたことはないだろうか。または「20歳以降脳細胞は減少するだけで、増えはしない」とか。実は、この脳細胞は再生しない、増えないというのは事実ではない。

確かに脳の多くは破壊されたら再生しない。しかし、例生する部位もあることが研究で分かっている。その部位とは「海馬」と呼ばれる箇所だ。

海馬は脳の奥深くあり、記憶に関係しているといわれている。快楽脳内物質ドーパミンとβエンドルフィンという通称「脳内麻薬」といわれる駆動物質との相互作用によって、海馬の記憶力(長期記憶)が上がるとされている。

この海馬が再生するという事実が、研究によって明らかになっている。

下記の東洋経済オンラインの記事が詳しい。

「『脳は20歳以降衰えるだけ』と信じる人の大誤解 死が目前であっても新しい脳細胞は常に生まれる」

 

脳の海馬の再生についてこう書かれているので引用してみよう。

以下引用――

〈スウェーデンのサールグレンスカ大学病院の研究者、ピーター・エリクソンは、成人の脳でも新たな細胞ができるか調べるため、「BrdU(ブロモデオキシウリジン)」という、主に腫瘍専門医が使う、ガン細胞が分裂・増殖したかを調べる試験薬を使用した。

 

BrdUを使うと、ガンで増殖した細胞が染色されるが、ガン以外の細胞でも新しくできたものは染色される。エリクソンは、ガンで死亡した患者の脳内に新しい細胞ができていれば、BrdUがそれを染色して検出できると考えた。

 

新しい細胞を探すべく、5名の死亡患者の脳を解剖する許可が降りた。結果、5名全員の脳で新しい細胞が見つかった。しかも、記憶と情動制御の中枢・海馬である。

 

信じ難いことに、その細胞はできてから1カ月ほどしか経っていなかった。つまり、ガン末期のドナーが死を目前にした頃にできた脳細胞だ。とすると、脳では常に新しい細胞が作られていることになる。〉――引用終わり。

 

ちなみに海馬で毎日生まれる細胞は1400個ほどだという。

 

大事な点を押さえておこう。脳細胞は再生する→再生する箇所は記憶を司る海馬→ただし、海馬の活性させるのはドーパミンを出さないといけない(βエンドルフィンとの相互作用)。

ドーパミンを出ている状態とはどんな状態だろうか。そう楽しく何かに取り組んでいる時にどっと出る。

 

「最近記憶力が落ちたなあ。年かな……」なんて感じて、脳トレなんかを始める人もいるだろう。悪いとはいわないが、それは楽しいことだろうか? ドーパミンはたくさんでていますか? そう思ない、または苦行や苦しいトレーニングのようにやっているなら時間の無駄かもしれない。それよりも夢中になれるものやことにハマってみたらどうだろうか。現役世代の人なら一日の大部分を使う仕事を楽しんでみることが先決だ。

なお、苦行や我慢しながら仕事をするならそれは効果がないどころか、ストレスで脳が委縮する可能性がある。

 

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