☆ランキング☆
にほんブログ村 経営ブログへ

最新記事一覧

最新コメント

最新トラックバック

2021年12月29日

11/20【実現塾】サル社会の構造③~ (3)樹上適応⇒過密前後の知能進化

11/20【実現塾】サル社会の構造①~ (1)縄張りオスに近づいたメス
11/20【実現塾】サル社会の構造②~ (2)弱オスと共感機能

では、樹上適応したがゆえの原猿の本能混濁状態とその時のオスとメスの行動の追求を紹介しました。
最後に少し趣向を変えて、樹上適応した原猿の知能進化について、過密前過密後に分けて追求したので紹介します。

■過密化前
樹上適応の最大の変化は、文字通り「樹上に住めるようになったこと」です。
しかし、樹上で住むというのは思った以上にバランス感覚が必要。
足の裏の感覚はもちろん、重心を変える微調整も必要。
さらに母と子がバラバラに動くのは非常に危険なので、メスは子と一緒に行動するようになります。
子供からすると生まれたときから、母の動きを肌感覚で感じ取って身体的に一体化してい状況です。
身体的には筋肉や関節の動きも微細になり、都度判断、探索も行っている。そんな状態だったのでしょう。

これらはかなりの知能進化(バランス感覚も含め)が必要になります。
このように、樹上適応そのものが原猿の知能進化を促したのではないでしょうか。

■過密化以降
第二段階は、原猿が増えて過密化し、縄張りが重なり合うようになってからです。
この段階でのカギは、「同類」です。

対象が自然や外敵から同類になったことで、まず対象が拡がります。
合わせて精度、頻度も各段に上昇したと思われます。
そして相手のことをひたすら注視することで相手の行動のみならず心情も同一視出来るようになりましたが、これ自体かなりの知能進化を必要としたと思われます。

加えて相手の期待に応えると充足する、という期待応合回路も見逃せません。
期待応合は、期待すればするほど、応えれば応えるほど充足する回路なので、必然的に「もっと」応えるにはどうする?という思考=未知回路の様な思考が働いたものと思われます。

このように、樹上適応により知能進化した原猿は、過密化し、共認機能を手に入れた結果、さらに飛躍的に知能が進化したものと思われます。僕らが未知の対象に対してワクワクする探索回路、未知回路もこの時出来たのでしょう。

以上、3回に分けて、11月20日の実現塾の内容を紹介しました。
今回も気付き盛沢山でしたが、一番は、「欠乏の同一視の前に対象の同一視がある」という点でした。
ついつい欠乏に同化しようしようとなりますが、まずは相手そのものを注視したいですね。

最後に参加者から感想を一部紹介します!

小5 Sくん
今回配られた資料に書かれていた縄張りの過密状態はこんなにぎゅうぎゅうなんだ。弱オスは大変そうです。メスもこんなにたくさんいるんですね。

中1 Tさん
相手の心情を掴むって今も大切なことやと思うから、サルから学ぶことって多いなって改めて思った。自分が充足=相手も充足するって感覚があるってすごいなと思った。

中3 Yくん
無限充足、無限未知追求はこれからも続いていきそうやなと思った。現代人にもいけるなと思った。2週間後ももっと活力を上げて頑張りたいです。

高1 Hくん
同一視で期待を感じ取るには、自分が欠乏しているだけではうまくいかず、充足を感じていなければならないことがすごいなと思った。

高2 Mさん
自分の欠乏が出て、初めて自分の苦しみが知れるということに気づいて感じたのは、自分が類学舎に入ってきて感じたことそのものやと思いました。仕事をしていて「今めっちゃ楽しい!」って感じたとき
にすごく心が軽くなって。その時に今までどれだけ自分が学校に縛られているのかに気づきて、「みんなにもこの感覚を味わってほしい!」って感じました。

高3 Kさん
今まで自分達に必要な力は「人間力」「追求力」と言われ続けていて、その2つに大きく関わるのが「充足」。この充足の正体が「状況・欠乏の同一視」であり、その期待をお互い相手に持つということが分かってよかったです。

Mさん
無限苦行や連鎖苦行が続いたあと、これまでに闘い続けた相手の心情を把握するまでの過程が興味深かったです。

Mさん
相手の心情を読み取り共感し、仲間となっていくことが苦しみの中から生まれたことに興味をひかれました。どれだけの年月を経て仲間が作られたかはわかりませんが、そこからの進化(心の)があまりないように感じています。

にほんブログ村 経営ブログへ

続きを読む "11/20【実現塾】サル社会の構造③~ (3)樹上適応⇒過密前後の知能進化"

List   

2021年12月28日

【世界情勢を読み解くには?】19世紀のロスチャイルド

これからは探求の時代〟ブログでは、現在激しく動いている世界情勢を、歴史をさかのぼって解き明かしていきたいと考えています。
前回の記事では、”西欧主導で拡大してきた近代市場が崩壊→次なる展望を見出す必要がある”ということを提示しました。次なる展望を見出すためには今まで世界はどのような勢力に動かされて来たのかを掴み、その意図に同化しなければ見えてきません。

その初回として、【資力で世界を支配してきた】ロスチャイルドの出自からさかのぼって解明していきます。

金融勢力の中でもそのトップに君臨するのがロスチャイルド家です。世界中の銀行と中央銀行を束ね、株式市場やマスコミをはじめとする、世界中の企業を支配しています。

資力で世界を支配してきたロスチャイルドですが、ロスチャイルドはもともと資力を持っていません!資力がなくとも世界を支配しているのです。

なぜロスチャイルド家はそんな力を手に入れられたのでしょうか。

■そもそも金貸し勢力(金庫番)って?
金庫番=金(Gold)を預かっている番人
現在の紙幣による取引が始まる以前のヨーロッパ諸国では、各国は金・銀・銅でつくられた延べ棒やコインを発行し、取引を行なっていました。

中でも金は特に高価で、盗まれたり、すり減って価値が落ちたりしないために、丈夫な金庫を持つ金庫番に金を預けた。これが金貸し=金庫番の始まり

そのうち金庫番は、預かる金が10分の1程しか動かないことに気づく。残りの10分の9は金庫から出ていかない。

動かない9割の金を使って、金が不足している貴族や商人に対して土地や住居、会社の経営権等を担保金を貸し付け、返ってこない場合に、その担保を回収することで大きな利益を得る構造を見出す。

ただ、金やコインだと重すぎて大量の取引がしにくいことから、金庫番は、金の代わりに預かり証を発行。この預かり証が金と同等の価値があるという構造を作り出した。⇒紙幣の始まり

また、動かない9割の金を使って、金欠の商人にあずかり証を発行すると、市場には、預かった金よりも多くの預かり証が発行される=架空の金が増える⇒【信用創造

ロスチャイルドを含む金貸し勢力はこの構造を使って、元手が0でも、他人から金を集めその金を動かすことによって莫大な富を生み出していった。

にほんブログ村 経営ブログへ

続きを読む "【世界情勢を読み解くには?】19世紀のロスチャイルド"

List   

2021年12月24日

11/20【実現塾】サル社会の構造②~ (2)弱オスと共感機能

11/20【実現塾】サル社会の構造?~ (1)縄張りオスに近づいたメス

では、樹上適応したがゆえの、原猿の本能混濁状態とその時のメスの行動の追求を紹介しました。今回は、「オスはどうした?」の追求内容を紹介します。

■この状態でオスはどうした?
メスは縄張りオスに近づく、という戦略を取りましたが、オスはどのような行動をとったのでしょうか。

一般的な哺乳類の場合、縄張りを確保すれば一定安定するのですが、縄張りが重なる原猿の闘いは終わりません。
周りは敵だらけ。縄張りオスは常に縄張り闘争。弱オス同士はかすめ取った餌を狙い合う敵同士。性闘争本能も強いため結束はできない。
そんな環境です。

このような状態が延々を続くとどうなるのか?特に弱オスに焦点を当ててみんなで同化を深めていく中で辿り着いたのが、
「闘いたくない」が、「食欲=本能」を上回るのではないか?という説です。

弱オスに同化すると、せっかく苦労して縄張りオスから餌を掠め取ったとしても、今度はその他大勢の弱オスたちから狙われてしまう。。。
要するに「頑張れば頑張るほど報われない」という光の見えない状況です。

原猿に観念はありませんが、
「性闘争じゃないのになぜ戦わないといけないのか」
「闘うぐらいなら、一日ぐらい食べるのを我慢しよう」
そんな心境だったのでしょう。
とはいえ少し我慢しても展望はゼロ。結局は餌を求めて終わりのない闘争をし続けなくてはいけません。
みなさんも経験があると思いますが、やりたくないことをやり続けなくては行かない事ぐらい活力が出ない事はありません。
いわば「無限苦行」状態に陥ったのが原猿の弱オスなのではないか?という結論にたどりつきました。

■この状態が続くと弱オスはどうなる?
無限苦行は本能では想定されていない状況で活力はどん底。
結果、どんどんどんどん「闘う気のない弱オス」が増えていったものと思われます。
この様な状況の中弱オスたちはどのようにして適応していったのか。

みんなで同化を深めていきます。

まずはメスと同じく周りを注視したものと思われますが、弱オスの主対象はライバルたる弱オスだったと想定できます。
いわば似た者同士を注視する訳ですが、どこかの段階で“自分”と同じように“相手にも”戦意がないことに気付いたのではないでしょうか。
これは一般哺乳類の同類把握に近い機能獲得で、本能でも対応が可能です。
原猿が他の一般哺乳類と異なったのは、相手の状況を読み取るだけでなく、【自分と一緒】なんだということを見つけた=状況の同一視が出来た、という点です。
「お前もか!」という状況の同一視は、周りはすべて敵だった原猿にとってなによりも変えがたく、今まで不全感しか知らなかった弱オス同士に初めての充足感を生み出していったものと思われます。
そして、この「充足感」をキッカケに「自分は今まですごく苦しんでいたんだ」という事実に気付くことになったのではないでしょうか。

相手と自分の状況が一致し、安心感を得た事で快の感覚を得る。
そして“同一視からの安心感”と“自分の苦しさを自覚”した時に、生起した欠乏が“もっと充足したい”という欠乏です。
この「もっと充足したい」という欠乏発で注視を続けると、どこかの時点で状況を同一視するだけでなく、「おまえも充足したいのか!」という相手の欠乏に気付いたはずです。
この、欠乏の同一視自体が原猿の持つ【共感機能】の始まりではないか、とわたしたちは考えました。

■欠乏が一緒だと気づいたらどうする?
さらに弱オス同士が気付いた欠乏の中身に、みんなで同化していきます。
ここは比較的わかりやすく、【闘いたくない、もっと安心したい、本能不全を解消したい】
概ねこのあたりの不全だったのでしょう。
なんせ相手も自分も同じ欠乏。分かってしまえば欠乏の同一視も難しい事ではなかったのかもしれません。
そして、それらの不全を解消するために取った行動が、スキンシップ・なめ合いなどの親和行為で、現に原猿は後期になってくると親和行為が増えてきます。

重要なのは、相手の期待と自分の期待は一体=相手の期待に応える事で自分も応える。自分が期待すれば相手も応えてくれる。そうすることでお互いが充足できる、活力が上がる、という「期待⇔応合」関係が出来上がった事です。
これをわたしたちは「共認機能」と呼んでいます。

これ以降、サルは共認内容を進化させることで様々な集団を創っていくことになります。
つまり「同類が敵」という今までにない状況が、DNAの組み換えに頼らない大きな進化を生み出した。と捉えることもできます。

注目すべきは、この原猿時代に獲得した共認機能や充足回路は、人間にも備わっている。という点です。
現代人は余計な観念が先行して充足できない場合が多いですが、原点となる原猿を見習いたいですね。

今回はこれで終了。
次回は、樹上適応後のサルの知能進化について、過密前と過密後に分けて追求したので紹介します。

にほんブログ村 経営ブログへ

続きを読む "11/20【実現塾】サル社会の構造②~ (2)弱オスと共感機能"

List   

2021年12月23日

【駆動物質とは何か?】サル・人類の知能進化の駆動力:ドーパミン(1)

今回は、サル・人類の知能進化の駆動力であるドーパミンと、その駆動指令を発する中枢である、判断核(扁桃体)・探求核(側坐核)・A10核を中心とした脳回路の構造と特徴を見てきます。

■判断核・探求核・A10核を中心とした脳回路図
(実際には、もっと多数の相互に連絡する回路があり、駆動物質の種類もたくさんありますが、分かりやすく簡略化しています)


(↑クリックで。新しいタブに拡大して開きます

外識回路を集約し、反復神経(海馬)と突き合わせて価値判断を下し、駆動司令を発するのが、大脳中枢系(大脳辺縁系)であり、その駆動司令の中心が判断核(扁桃体)、探索核(側座核)、A10核とドーパミンのA10神経です。

■駆動指令を発する神経核群(潜在思念の源)とその他の脳構造


(↑クリックで。新しいタブに拡大して開きます

・判断核(扁桃体)
外識情報に対して、価値判断を下し、好き嫌いや怒りなどの情動反応を起こす駆動物質を放出すると共に、反復体(海馬)に対して重要な反復司令を出す。

・探求核(側坐核)
追求意欲を生み出す駆動物質を放出すると共に、情報を大脳連合野に送る。

・充足核(中隔核)
充足を追求する意欲を生み出す駆動物質を放出する。

・大脳
一つ一つ専門化(特定化)された10~1000本の特定神経の束で構成されている。全部で1000億の神経細胞。
探求⇒共認⇒観念と同類間の交信機能が進化するにつれて、大脳皮質が大きく発達していった。

・大脳連絡橋(帯状回)
反復体(海馬)(から送られた重要度の高い反復情報を突き合わせて情報の最終審査を行い、情報を大脳に送る。と同時に、快・不快に基づいて探求核や充足核にも情報をおくる

・反復体(海馬)
外識情報を判断核(扁桃体)に伝達すると共に、判断核(扁桃体)の司令に基づいて重要の高い情報=回路を反復・強化して、その情報を大脳連絡橋(帯状回)に伝達する。一時回路と永久回路の振り分けをしている「とも言えるが、その司令を出すのは判断核(扁桃体)などが出す駆動物質。

・外識弓(脳弓)
外識情報の神経の束。外識核(乳頭核)と反復体(海馬)結んでいる。

・外識核(乳頭体)大脳基底核
感覚情報を集約し(その集約核が外識核=乳頭体)、その感覚情報に基づいて歩く・歩くなどの運動指令を出す。

・感覚床(視床)
全身の外識感覚(触・臭・聴・視覚)と内識感覚を知覚して、その情報を大脳基底核や大脳皮質に伝達。

・脳幹上部(視床下部)
脳幹(本能中枢)の直上にある。摂食行動や性行動、睡眠等の本能行動や情動行動の中枢(司令部)

■脳回路の基本構造
1)「外識受信⇒探求・探索⇒適応行動」が基本構造
進化の過程で古くからあった「外識受信⇒探求・探索⇒適応行動」の基本構造に、進化的に新しい「外識受信⇒探求・探索⇒適応行動」の構造が塗り重ねられた、積層構造になっています。(多面的な外圧適応態である生命の基本構造が、脳回路にも適用されている)
脳回路図では、古い中枢系から行動指令へ至る経路と、新しい大脳新皮質から行動指令へ至る経路が、塗り重ねられているのが分かります。

2)大脳新皮質⇒大脳中枢系⇒大脳基底核⇒再び大脳新皮質に戻るループ構造になっている
このループが一度廻りだすと、外識情報の受信が無くとも、回路を作動させる事が可能になり、探求・探索を繰り返すことで、意欲(欠乏)の実現可能性の照準を絞り込むことが出来るようになります。

3)反復神経(海馬)もループ構造になっている
大脳は、反復神経を使って外識→内識を回転・増幅させると共に、外識→内識の照準を絞り込んでいって最終指令を出す。

4)駆動物質ドーパミンが回路を駆動し、さらに強化する
上記のループの中間に位置する中枢系の神経核からの駆動指令により、駆動物質ドーパミンが放出され、回路を回転・増幅し、強化する。

以上のように、基本的には反復神経が担っていたループ機能を拡張し、その上に外圧未明課題(どうする?)の答えを探求する(推定し判断する)大脳新皮質が形成されます。その駆動力がドーパミンであり、その駆動指令を出すのが、中枢系の神経核群です。大脳新皮質の発達に伴い、高度な適応行動が可能になるように進化していますが、最終的な判断は、判断核(扁桃体)がに担っています。

※次回、A10神経を中心に、ドーパミンの働き・駆動力を少し詳しく見ていきます。

にほんブログ村 経営ブログへ

続きを読む "【駆動物質とは何か?】サル・人類の知能進化の駆動力:ドーパミン(1)"

List   

2021年12月17日

【観念機能を正常に作動させるには?】観念原回路とは?精霊を見るとは?②トランス状態のまとめ

人類最初の観念機能は、自然、万物の背後に「精霊を見た」事が始まりと言われています。

この「精霊を見る」とはどんな状態なのか?

神や精霊と交流ができるシャーマンは「トランス状態」になります。
トランス状態によって何らかの回路が開かれ、超自然的(霊的)存在と一体化すると思われます。
音楽(ex.ケチャダンス)や運動(ex.ランナーズハイ)でもトランス状態になる事が可能です。

今回は、過去の記事から、トランス状態の時にどのような変化が生じているかを整理し、
「精霊を見る」ときの脳の状態を探っていきたいと思います。

~参考~
【観念機能を正常に作動させるには?】観念原回路とは?精霊を見るとは?①シャーマンの事例から
【観念機能を正常に作動させるには?】万物との一体化を可能にするトランス状態とは?①音楽による事例
【観念機能を正常に作動させるには?】万物との一体化を可能にするトランス状態とは?②ランナーズハイの事例

① 肉体系の変化

画像はこちらからお借りしました
・普段の10倍の力が出る。
・筋肉の筋繊維1つ1つが感じられる。
・脈が速くなり血液がフルスピードで循環する。
・エネルギーの波が押し寄せ、踏み出すたびにその波が大きくなる。
・痛みの知覚が弱まる。
・それまで感じていた疲労感が消える。
・自分がスーパーヒーローになった気分。
・高揚感と多幸感。

② 認知系の変化

画像はこちらからお借りしました
・意識では受容できない情報を脳がキャッチする。
・認知機能が増幅する。
・「考える」のではなく「感じる」ようになる。
・楽譜のどの部分を弾いていたか見失う(でも完璧に演奏している)。
・非物質的な霊魂との交信。
・すべてが振動していて、すべてが周波数であり、情報であることに気づく。

③ 思考(開放)系の変化

画像はこちらからお借りしました
・頭の中が思考から完全に解放される。
・自分自身が解放される。
(通常、合理的知性が私たちを閉じ込め生命から切り離している)

④ 思考(集中)系の変化

画像はこちらからお借りしました
・周りの風景が視界に入らなくなる。
・自分の世界を走っている感覚。
・その空間に自分ひとりしか居ない感覚。
・自分の演奏以外まったく聴こえない。

⑤ 一体化系の変化

画像はこちらからお借りしました
・見えるものと見えないものというカテゴリーの境界が崩れていく。
・宇宙全体との一体感。
・どこまでも空っぽであると同時に、宇宙で満たされている感覚。
・ひとつの全体に自分が溶けていく。
・フワフワとした心地よさ。
・変容であり交換である。

このように整理すると、改めて「トランス状態」において、脳の働きが大きく変化していることがわかります。そして、脳の働きという事では、何らかの駆動物質の関与があるはず。

次回は、その駆動物質に迫ってみたいと思います。

にほんブログ村 経営ブログへ

続きを読む "【観念機能を正常に作動させるには?】観念原回路とは?精霊を見るとは?②トランス状態のまとめ"

List   

2021年12月16日

11/20【実現塾】サル社会の構造②~ (1)縄張りオスに近づいたメス

前回の【実現塾】では、「サル社会の構造」という事で、樹上適応した原猿が本能混濁を経て共感機能を獲得する流れを追求しました。

11/6【実現塾】サル社会の構造~ ①モグラ→原猿に進化するなかで変化させた身体機能
11/6【実現塾】サル社会の構造~ ②原猿の大型化によって、サル社会の構造はどう変化したのか。
11/6【実現塾】サル社会の構造~③原猿時代の弱オス・ボス・メス 本能不全解消のための突破口は
今回の実現塾では、まず前回の議論をまとめた資料を読み込み、疑問、追求ポイントを共有。
そこから、メス、オスの行動にみんなで同化していきました。

■生物史上初。重なる縄張り空間

あらためてみんなで共有したのが「縄張りが重なっている事」の異常さ。
一般的な哺乳類は、食の縄張り闘争性闘争を行いますが、縄張りが重ならないようにするため、食の縄張り闘争はほとんど起こりません。仮に縄張りに入ってしまったとしても鳴き声で察知し出ていきますし、オスメスがぶつかることもありません。

また、性闘争については「負けたオスは外敵に食われる」という自然淘汰が成立しています。
翻って原猿。樹上が過密化した結果、食の縄張り闘争が激化。加えて外敵がいないので食われて死ぬことがほぼなくなります=淘汰適応が働きにくくなる。
このように「縄張りが重なりあう」ことが「食の縄張り闘争の勃発」×」淘汰適応が働きにくい」という、異常事態=本能が混濁する状態を生み出してしまいます。

結果、本来過度な闘争を避ける様にセットされている本能が機能せず、乱戦だらけの無秩序状態に陥ってしまいます。

ここで意外だったのは「メスも縄張りを確保できなかった」という点です。そのような状況でメスたちはどうしたのか、みんなで同化していきました。

■縄張りオスに近づこうとしたメス
無秩序状態では、力の弱いメスは縄張りを確保できません。
いつ襲われるかわからないし、弱いメスは縄張りオスや弱オスだけでなく、他のメスからも襲われることになります。
ただし、縄張りオスは縄張りから追い払おうとしてくるものの、直接危害を加えたり攻撃することはなかったものと思われます。
むしろ厄介なのは縄張りを持たない弱オスです。互いに縄張りを持たない彼らは直接食べ物を狙い合う敵で、危害を加えて来たと思われます。周囲に数多くいる弱オス同士の争いに巻き込まれることも多々あったことでしょう。
つまり、メスにとっては縄張りオスより弱オスの方が脅威だった、ということです。
なので直接攻撃してこない縄張りオスに近づくことが、メスの勝ち筋だったに違いありません。

では、この状況下でメスは、どのようにして縄張りオスに近づいたのでしょうか。
さらに同化を深めていきます。

■縄張りオスにどう近づくか?
まず縄張りオスをトコトン注視。ずーっと注視する中で、縄張りオスが不全を抱えていることにある時気付いたのではないでしょうか。(ここまで来るのにかなりの時間を要したことでしょう)とはいえ、縄張りオスは警戒心が高く、容易に近づくことはできません。唯一近づけるチャンスは発情期ですが、発情期が終わればオスはメスから離れて行ってしまいます。

どうすれば縄張りオスを引き留めるができるか?

思考錯誤したのは容易に想像できますが、最終的にメスがたどりついたのが、「闘いにつかれた縄張りオスの不全感を和らげる。その為に傷をなめて痛みを和らる」という親和行為ではないでしょうか。
傷をなめる行為そのものは哺乳類の初期段階で行われています。子の傷を母がなめたり、自分自身の傷をなめると痛みが和らぐ事を原猿は知っています。(発情期以外ではケガをしているときの方が近づこうとするものへの敵意も高まります。)当然一度切りではなく、「発情期に縄張りオスに近づいて傷をなめる」行動を何度も何度も、何年もかけて行ったのでしょう。その結果、縄張りオスはメスが縄張り内にいても許容するようになっていったものと思われます。

メスのすごいところは縄張りオスの一番の欠乏を捉えたこと。
極限状態で闘っている中、不全を和らげることが縄張りオスの一番の欠乏。
ここに気付いたのが、大きな成果です。次回は、「この状況でオスはどうした?」の追求結果を紹介していきます。
にほんブログ村 経営ブログへ

続きを読む "11/20【実現塾】サル社会の構造②~ (1)縄張りオスに近づいたメス"

List   

2021年12月10日

【駆動物質とは何か?】大脳新皮質の高度な脳機能も駆動物質よって支えられている

前回『駆動物質は脳の広い範囲を同時に活性化する』の続きです。今回は、脳幹部でつくられる駆動物質を取り上げます。

人の場合、ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンは、神経核により経路は異なりますが、概ね、脳幹の神経核から始まり、 大脳中枢系(辺縁系)ある駆動物質の放出司令を出す神経核に達する経路と、また大脳新皮質の前頭連合野や側頭葉へと達する経路がありあります。

前頭連合野は、脳の中で進化的に最も新しく、特に人において高度に進化した領域で、目標の設定や、判断、計画など高度な脳機能を実現します。それらの高度な脳機能もドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニン等の駆動物質よって支えられています。


様々な動物の脳。網掛け部分が前頭連合野。(画像はコチラから)
左からネコ、イヌ、アカゲザル、ヒト。
徐々に前頭連合野の占める面積が広くなっていく。

進化的に古い大脳中枢系も、進化的に最も新しい大脳新皮質も、脳回路を駆動するのは同じ駆動物質が担っています。もともと大脳中枢系で使われていた駆動力を、そままま大脳新皮質でも使うことで、大脳中枢系(経験をもとにした判断等)+大脳新皮質(論理的な推論等)の積層構造(塗り重ね構造)により、高度な脳機能を実現しています。(特にドーパミンに顕著に現れてる)

では、ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニン、アドレナリンについて、主な特徴と伝達経路を見てきます。

■脳幹部の主な駆動物質と伝達経路
1.ドーパミン
・ドーパミンは大脳新皮質の中では前頭葉に最も多く分布しており、前頭葉連合野の働きに最も重要な役割を果たしている。ドーパミンは、大きく分けて情動機能と運動機能を司る脳機能に関わっている。

情動機能
快・不快、嫌悪や恐怖、喜怒哀楽など。より快を得るための可能性探索を通じて「やる気」を生起する。

運動機能
とくに自分の意思で体を動かす随意運動開始に関わっている。

(画像はコチラから)

・ドーパミンをつくる脳幹の神経核は、A8からA15まで7つある。
A10核から始まるA10神経には、大脳中枢系(辺縁系)に至る「中脳辺縁系路」と、大脳新皮質に至る「中脳皮質路」がある。多くの動物では「中脳辺縁系路」のみだが、サル、人類は「中脳皮質路」を発達させている。

中脳辺縁系路
中枢系(辺縁系)の判断核(扁桃体)・探求核(側坐核)などへ投射する経路。駆動司令を発する中心回路を形成している。

中脳皮質路
大脳新皮質の前頭連合野、側頭葉へ投射する経路。大脳新皮質を発達させたサル・人類で発達した神経で、特に人類では新皮質の著しい発達と共にA10神経も大幅に強化され、ドーパミンを大量に分泌する。

・ドーパミン作動の神経経路の一つ、中脳辺縁系でドーパミンが過剰に放出されていると、幻覚や妄想などの陽性症状が引き起こされる。逆に、中脳皮質系の経路では、ドーパミンが不足すると機能が低下し、意欲減退、感情鈍麻などの陰性症状が現れる。

2.ノルアドレナリン
・ノルアドレナリンは、非常に多くの脳機能に関与し、とくに未知な予期しない外圧に対して放出が促進される。外圧に適応するために記憶を活性化し学習効率を高める作用も持っている。

(画像はコチラから)

・ノルアドレナリンをつくる脳幹の神経核は、A1からA7まで7つあり、青斑核から始まるA6神経は、大脳中枢系(辺縁系)にある判断核(扁桃体)や、反復体(海馬)などに軸索側枝を投射しつつ、大脳新皮質の全域に神経終末を投射する。青斑核は左右に1つずつあり、ヒトでは約1万2000個のニューロンが存在しており、その一つ―つが25万個以上のシナプスと接触する。

・ノルアドレナリン作動性ニューロンが活発すぎると注意欠如・多動性障害(ADHD)になり、少なすぎると覚醒レベルが落ち眠気が生じることになる。このようにノルアドレナリは脳の活動だけでなく日常生活にも重要な役割を果たしている。

3.アドレナリン
・外部ストレスにより刺激を受けた視床下部室傍核ニューロンが交感神経を賦活化し、交感神経終末からノルアドレナリンの分泌を促進する。交感神経から分泌されたノルアドレナリンが副腎髄質からのアドレナリン分泌を促す。

・アドレナリンの神経核は、 C1からC3まで延髄に存在しているが、アドレナリン神経ではなく、ノルアドレナリン神経として副腎髄質へ投射して、ノルアドレナリンの刺激で副腎髄質からのアドレナリンが分泌される。

4.セロトニン
・セロトニンは、ドーパミンやノルアドレナリンにより生起する本能的な行動を制御していて、血圧調節や体温調節、摂食行動や性行動、睡眠覚醒のサイクルや概日リズム、攻撃性や不安などの情動行動をはじめとする、生存に必須の機能のバランスを保っている。

(画像はコチラから)

・セロトニンをつくる脳幹の神経核は、B1からB7まで7つあり、脳幹の正中線にある縫線核群に存在しており、ほぼすべての脳部位に投射している。

・セロトニン作動性ニューロンの活動が低下すると、さまざまな障害が生じる。一般的にうつ病と呼ばれる気分障害や不安障害では、脳内のセロトニン代謝物が減少していることが知られている。

 

参考
・文献 :『脳を司る「脳」』毛内拡 (著)
・サイト:『脳科学辞典』『管理薬剤師.com』ほか

にほんブログ村 経営ブログへ

続きを読む "【駆動物質とは何か?】大脳新皮質の高度な脳機能も駆動物質よって支えられている"

List   

2021年12月09日

【市場論・国家論】世界情勢を読み解くには?

現在、世界は激しく動いている。主要な事例を挙げれば、
供給力=生産力が需要を上回り、実体経済が拡大を停止した結果、株式市場ばかりが拡大⇒バブル化している。市場が拡大しなければ収益を上げられない銀行=金融勢力やその中核をなす中銀はそれを買い支えているが、それすらも既に限界をむかえている。
環境破壊や肉体破壊がもはや限界域に達し、精子激減など種としての存亡を危ぶむ段階にきている。このような状況を引き起こしてきたのも市場の原理。
追い打ちをかけるように、新型コロナやワクチン騒動は、洋の東西を問わず、世界中を巻き込んだ大仕掛けで世界経済に大打撃を与えている。
そのような経済の閉塞状況下で、ベーシックインカムの構想が提起されている。
上記の閉塞する西欧主導の市場に代わって、一帯一路構想など、ロシアやアジア主導の経済圏が新たに構想されつつある。
その前提として、ロシアの武力がアメリカの武力を上回り、世界の覇権が欧米からロシア・中国に移りつつある

いろんな次元で引き起こされているこれらの動きから透けて見えるのは、西欧主導で拡大してきた近代市場が崩壊しようとしており、次の展望を見出す必要があるということ。しかし、これらの現象も展望も偶然や大衆の意識発で自然発生するものでもない。生物の進化と同様に、意図=適応可能性を求める方向をもって引き起こされるものである。

その主体として世間では、中国やロシアなどの大帝国や、ロスチャイルドを筆頭とする金融資本勢力が分析の的に挙げられることが多いが、果たしてそれだけだろうか?
例えば、金融支配勢力に元手となる金を貸し付けている金主や、一帯一路の各拠点におけるアジアの王族たちとの関係は?等
文明史を貫いて、世界はどんな勢力によって動かされてきたのかを掴み、その意図に同化しなければ、これから社会がどう動いてゆくのかも見えてこないのではないか。

にほんブログ村 経営ブログへ

続きを読む "【市場論・国家論】世界情勢を読み解くには?"

List   

2021年12月07日

【観念機能を正常に作動させるには?】万物との一体化を可能にするトランス状態とは?②ランナーズハイの事例

シャーマンが超自然的(霊的)存在と一体化する何らかの「回路」を開く際、一種の変性意識である「トランス状態」に入るが、この「トランス状態」の事例として、今回は「ランナーズハイ」を紹介していきます。

画像はこちらよりお借りしました。

ちなみに前回は、「音楽によるトランス状態」を紹介しました。

以下、「ランナーズハイを徹底分析」より引用します。

ランナーズハイとはどのような感覚か?

ランナーズハイに到達する直前、筋肉の筋繊維1つ1つが感じられ、脈が速くなり、血液がフルスピードで循環します。そこでやめずにさらに走り続けると、それは突然起こります。まず、それまで感じていた疲労感が消えます。エネルギーの波が押し寄せ、踏み出すたびにその波が大きくなります。また、痛みが高揚感に変わり、足が地面から浮いているような感覚に陥ります。森の湿った地面の上を走っていても、灰色のアスファルトの上を走っていても、ランナーズハイの間はまるで自分がスーパーヒーローになったかのような気分になります。

一般のアスリートからウルトラマラソンの達人まで、ほとんどのランナーはランナーズハイを次のように説明します。

「楽な走りというんでしょうか…。頭の中が思考から完全に解放されます」

「文字通り自分の世界を走っているようで、一瞬一瞬が楽しい」

「ゴールの後もあの幸せな感覚がずっと続けばいいのに」

「あの高揚感と多幸感を得た瞬間、走りがとても楽になりました」

私の知り合いも、フルマラソンの途中、まったく「疲れない感覚」に至ったと話してくれました。

走っているのですから、当然体はエネルギーを消費しているはずです。にもかかわらず疲れないというのは、何らかのエネルギーが、次々に「注ぎ足されている」ような感覚でしょうか。

文中に、「エネルギーの波が押し寄せ、踏み出すたびにその波が大きくなります」とありますが、何かしらのエネルギー態と一体化しているようなイメージももちます。

シャーマンが超自然的(霊的)存在と一体化するという現象は、何かしらのエネルギー態、例えば宇宙や霊界といった次元からのエネルギーと一体化しているのかもしれません。

にほんブログ村 経営ブログへ

続きを読む "【観念機能を正常に作動させるには?】万物との一体化を可能にするトランス状態とは?②ランナーズハイの事例"

List   

2021年12月01日

11/6【実現塾】サル社会の構造~③原猿時代の弱オス・ボス・メス 本能不全解消のための突破口は

実現塾】では、サル社会の構造についての追求を深めています。
前回の記事では、樹上社会が、防御力と生産力を兼ね備えた陸海空に変わる第4の世界になり、原猿が大型化。その後、樹上が過密化していくという過程を押さえました。
この過密状態の世界は、陸上と何が違ってきたのかを、今回追求していきます。

◆陸上世界との違いは?

陸上世界では、縄張り闘争で縄張りを確保できなかった個体は死んでいく
→樹上世界では、縄張りを確保できないのに死なない個体が登場
⇒餌の量<個体数となり、縄張り闘争が恒常的

◆弱オス・ボス・メスの不全

弱オス
繁殖期になるとオスの行動範囲は3倍になり、モグラ時代は3分の2のオスは破れて死んでいく
→樹上世界では、他の樹に移ればかろうじて生きていける
→ただ、食糧を取ろうとすると縄張りをもつオスに襲われ、追い払われ続ける
⇒負けた弱オスは飢えと怯えに常に苛まれ続ける状態に
生存本能の混濁状態

ボス
弱オスが恒常的に縄張り侵犯を繰り返す
→正々堂々の闘いから、終わりのない闘いに
→身も心も休まらない過剰緊張状態
生存本能の混濁状態

メス
オスとメスが闘わないのが本能
→オスが襲ってくるようになり、闘わざるを得ない状況に
→体格差的にも餌の確保には最弱
生存本能の混濁状態

にほんブログ村 経営ブログへ

続きを読む "11/6【実現塾】サル社会の構造~③原猿時代の弱オス・ボス・メス 本能不全解消のための突破口は"

List