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2022年09月21日

ちょっと待って! その健康に関する判断は、大きな勘違いでは!?

誰もが健康でいたいし、親は子どもの健康のために気を遣い一生懸命に行動します。しかし、健康に関するちょっとした勘違い、思い込みで、良かれと思う行動が逆に健康を損なうことになってしまうことがある。
今回は、そんな健康に関する情報を2つ紹介します。

「子どもがみんな解熱剤でやられてしまう」より引用(※抜粋、一部編集)


※写真はコチラからお借りしました。

◆解熱剤という存在
多くの親御さんたちが「発熱という現象を勘違い」して、解熱剤の濫用に拍車をかけていると思われます。
しかし、今では、アメリカなどの多くの小児科の専門家たちは、「発熱を恐怖するのは、都市伝説」とまで言い切っています。
現在のアメリカの小児科での基本的姿勢は以下のようになっているようです。シアトル小児病院ウェブサイトの「発熱 – 俗説と事実」というサイトから抜粋します。

◆発熱に関しての俗説とファクト
多くの親たちは、発熱について誤った信念 (俗説) を持っています。彼らの多くは熱が子どもを傷つけると思っています。子どもが熱を出すと、心配して眠れなくなります。これを発熱恐怖症といいます。実際、発熱は無害であり、しばしば役に立つものでもあります。以下の事実が、子どもの発熱についての理解を深めるのに役立ちますように願っています。

◎俗説 すべての発熱は子どもにとって悪いものだ。
⇒ファクト 発熱は体の免疫システムをオンにします。それらは体が感染と戦うのを助けています。 37.8℃ ~ 40℃ の通常の発熱は、病気の子どもにとっては良いことなのです。

◎俗説 40℃ を超える発熱は危険だ。それらは脳の損傷を引き起こす可能性がある。
⇒ファクト 感染症による発熱は、脳に損傷を与えません。42℃ を超える温度のみが脳に損傷を与える可能性があります。しかし、体温がここまで上がるのは珍しいことで、これは、気温が非常に高い場合にのみ発生します。例としては、暑い時期に閉め切った車内に放置された子どもが挙げられます。

◎俗説 熱けいれん発作は誰にでも起こり得る。
⇒ファクト 熱を伴うけいれんを起こす可能性があるのは、子どもの 4% (25人に 1人)だけです。

◎俗説 すべての発熱は解熱剤で治療する必要がある。
⇒ファクト 発熱は、不快感を引き起こす場合 (子供の気分が悪くなった場合) にのみ治療する必要があります。ほとんどの発熱は、39℃ または 39.5℃ を超えるまで不快感を引き起こしません。

◎俗説 治療をしなければ、熱が上がり続けてしまうのでは。
⇒ファクト それは間違いです。脳は体が熱すぎることを知っているからです。感染によるほとんどの発熱は、39.5℃ – 40℃ を超えることはありません。 40.6℃ または 41.1℃ になることはめったにありません。そして、これらは「高熱」ですが、無害なものです。

◎俗説 体温の正確な数値は非常に重要なことだ。
⇒ファクト お子さんの見た目や行動が大切です。正確な体温は特に重要なことではありません。

◎俗説 「微熱」とは、37.1℃ ~ 37.8℃ のことだ。
⇒ファクト これらの温度は正常です。体温は一日を通して変化します。午後遅くから夕方にかけてピークを迎えます。実際には、微熱というのは 37.8℃ ~ 39℃ のことです。

★まとめ 発熱こそが、あなたのお子さんの感染を撃退していることを心に留めておいてください。発熱は善人の一人です。

どうですか?
発熱に関してこのことを知ったおくだけで、子どもが熱を出しても恐怖に思う必要はないし、薬をむやみに与えることもなくなります。逆に、自身の免疫で健康になろうと頑張っていると、子どもを褒めたくなりますよね。

健康には自己免疫力を高めることが何より大事です。薬を与えるよりも、免疫力を高める生活、身体の動きを子どもたちに教えてあげたい。
その一つとして、疲れを予防すると言われる(腹式呼吸ではなく)「腹圧呼吸」を紹介します。
腹式呼吸では息を吐くときにお腹を凹ませるので一度腹圧が落ちてしまう。それに対し、腹圧を保って呼吸をすると、腹部を取り囲む横隔膜、腹横筋、骨盤底筋群、多裂筋といったインナーマッスルが強化され、疲れを抑えることができるらしいです。

「疲れやすい人は「呼吸」の重みをわかってない」より引用(※抜粋、一部編集)


※写真はコチラからお借りしました。

「体内の圧力を高める」ことで疲労の予防を実現しました。
「体内の圧力」とは「お腹の内部の圧力」のことで、「腹圧」とも呼ばれます。
腹部には肝臓や胃腸などの内臓を格納する空間「腹腔」があり、この腹腔内部の圧力が「体内圧力」の正体です(以後、腹圧と表記)。

腹腔の上には「横隔膜」、そして横隔膜の上には「肺」があります。空気を吸って肺を膨らませることで横隔膜が下に押され、その横隔膜が上から腹腔を押す形で腹腔が圧縮されると、腹腔内の圧力が高まり外側に力が働きます。これが、「腹圧が高まる仕組み」です。
「横隔膜によって腹腔が圧縮され、腹圧が高まる」と、お腹は膨らんで腹囲が固くなるのが特徴です。

この腹圧が弱まると、体は途端に疲れやすくなります。そして、疲れに悩む人の多くは、「腹圧が十分高まっていない」ように思います。
体の構造上、腹圧が弱まると、体の中心である「脊柱」と「体幹」が支えられず、体は安定しません。
脊柱には脳からの指令を体の各部に伝える中枢神経の束が通っています。なので、体が歪むと体の各部と中枢神経の連携が乱れ、結果、思ったとおりに体が動かず、余分な負荷が体にかかってしまうのです。

浅い呼吸だと、横隔膜を十分に動かすことができません。横隔膜には自律神経が集中しているので、自律神経の動きも鈍くなり、たとえば夜になっても副交感神経が優位にならず「休息の質」が悪くなります。
また、「しっかり呼吸して」というと、腹式呼吸のように吐くときにお腹をへこませる人が大勢います。しかしこれでは腹圧は高まりません。お腹をへこませるというのは、体の筋肉を収縮させる「体を“コルセット”にする」ような動きです。
動いているときの安定性には欠け、この状態で体を動かすとケガや疲労につながりやすくなります。
実際、お腹をへこませる癖のあった野球部の1年生たちは「腰痛持ち」が多く、腹圧を高めるアプローチを取ることでその数は激減しました。

 

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