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2015年01月03日

共同体メディアを考える~プロローグ~

新年3日目は「共同体メディアを考える」です。

原発不正選挙消費税増税、「事実を伝えないマスコミ」は、ここ数年で一般認識。朝日をはじめ、今や人々のマスコミ離れは急速に進んでいます。しかしメディアを広く捉えると、追求サイトや地域新聞など、事実を伝えようとする媒体も数多く存在します。大手の凋落とともに、広がりつつある地域メディア。その活躍を紹介していきたいと思います。

新聞読む人

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第1回:プロローグ 事実を見極めるには事象よりも構造

第2回:今注目される地域メディア

第3回:人々の意識、時代が求める地域新聞

第4回:共同体メディアを考える

今、地域新聞やミニコミ誌に注目が集まっています。デジタル時代になぜ紙媒体が見直されつつあるのか。ネットは信頼性に欠ける。TVは現実の役に全く立たない。様々な理由がありそうですが、本質は別の所にありそうな感じもします。事実を知るために、紙媒体を直観的に選択し始めた理由を考えてみます。

ネット(ディスプレイ)よりも紙媒体の方が情報を理解させるのに優れている

人がある特定の活動をするときに脳のどの部位が関わっているのかを調べることができる近赤外光イメージング装置を利用し脳の反応を測定したという。実験の結果、同じ情報であっても紙媒体(反射光)とディスプレイ(透過光)では脳はまったく違う反応を示し、特に脳内の情報を理解しようとする個所(前頭前皮質)の反応は紙媒体の方が強く、ディスプレイよりも紙媒体の方が情報を理解させるのに優れていることなどが確認できたとしている。

 

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どうでしょう。実感とも合うのでは。ネットで情報中毒。しかし実は脳が働かず身についていない。多くの情報に触れるよりも、ひとつひとつの認識をしっかり理解する。気づいた人から紙媒体による熟読型に切り替えているのではないでしょうか。

一方、テレビはどうでしょう。テレビは良くないと誰もが一度は聞いた事があると思いますが、こんな危険性が。。。

脳はだまされやすい

テレビを見ているときの脳波は、催眠術師が知覚プログラムを植えつけるときとそっくりだ。これは偶然だろうか?とんでもない。テレビは映像や音声以上のものを私たちに伝えている。そして人々は何を見るか、何を食べて、着て、考えて、そして何になるかまでテレビに指示されているのだ。

暗示はやがて潜在意識から意識的な精神に浸み出してきて、その人自身の考えや願望や、アイデアとして定着する。ほとんどの人の考えや願望とは、こうした無数の情報源を通して植えつけられてきたものなのだ。しかもその中身は、秘密のプロジェクトや、中枢にいるエリート集団だけが知っている。

マインドコントロールの有力手段である「反復」によって、知覚プログラミングに貢献している。権力側から公式の報道内容が発表されると、主流メディアはそれを真実として四六時中同じことを繰り返す。公式の作り話は、事実ではなく反復によって公式の歴史になる。

エリートたちの大規模な世論操作によって彼らの不都合な事実は常に隠蔽される。日々、反復される事象により、知ったつもりになってしまう。怖いです。みんなが本当に必要な事実には気づくことができない。ではどうすれば気づくことができるのでしょう。

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左脳集団が作り出した現在の世界

人間社会を理解し、牢獄のような現実を理解するには、脳の持つ2つの「個性」、左脳右脳とそれぞれの機能を理解することが不可欠だ。

左脳は分析的かつ客観的。左脳は現実を全体としてではなく部分に分けて解読する。一方、右脳は直感的で、あらゆる種類の芸術的・創造的インスピレーションに恵まれた反体制派である。そして部分ではなく全体を把握する。左脳が個々の点に目を向けるのに対し、右脳はそれぞれの点がどうつながるかを考える。

左脳に支配された人々は、科学や医療、大学、政治、大企業、宗教やメディア、軍隊をコントロールしている。一方でこうした分野が兵士として門に立ち、右脳の現実が侵入してこないように左脳集団を守ることで、左脳の支配が確立している。

人間社会は、私たちの脳を左側に閉じ込めておくことを明確な目的として構築されていることから、左脳派が優遇され、右脳派は周辺に追いやられる。それは「教育」を見れば明らかだ。最近は就学前の子どもにまで学術的なタイプの情報が導入されており、左脳ばかりが刺激される結果、想像力の開拓や右脳の刺激に役立つ自由遊びの期間が短縮されている。

左脳が点に目を向ける性質に注目です。日々反復される事象は点。TVマスコミは、事象の垂れ流しにより、みんなを左脳に閉じ込め思考停止させていきます。

事実に気づくには点と点をつなげる右脳的思考。事実を見極めるには事象そのものよりも、物事の捉え方、構造認識を知ることにあると言えるのではないでしょうか。

全体と部位、両方を合わせて認識できる媒体として、紙媒体が見直されています。この紙の利点を生かして、地域で発行部数をのばし、活躍されているメディアがたくさんあります。次回から元気な地域メディアを紹介していきたいと思います。

 

コメント

ネット内の情報は、無限にありますがどれが真実を言っているのかわからなくなるときがあります。しかし、紙媒体での情報(地域新聞や主流な新聞)は、頭に残り記憶できている部分が多いように感じ、ネット社会だからこそ可能性を感じます。
左脳で事実に気付くのは、誰でもできますが右脳を使って点と点を結びつけるが重要だと感じます。次回の地域メディア紹介が楽しみです。

  • ookosi
  • 2015年1月5日 13:56

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