☆ランキング☆
にほんブログ村 経営ブログへ

最新記事一覧

最新コメント

最新トラックバック

2022年09月15日

おとなから解放され、生き返った子どもたちからのメッセージ「世界は広いぞ」「大人のことばを信じすぎるな」  

赤ちゃんは、この世の中にまっさらの状態で生まれてきます。そのときどきの環境やまわりの期待に合わせて生きていけるようになっています。それは人間が動物の中でも極めて弱い存在だから。生来そなわっている本能を超えたところで生きていくことがそれを突破する可能性だったからでしょう。だから、人間の赤ちゃんは、何にでもなれるように、何にもできない状態で生まれてきます。与えられる環境しだいで、可能性は無限大なんです。

そのように考えてみると、現在の子どもたちが生きる環境は、あまりに窮屈で、その可能性を潰してしまっているようでなりません。ここで紹介する2つの実話は、そのことに自ら気づき、大人たちから脱出できた子どもたちからのメッセージです。そこに共通するのは、いまの子どもたちは「世界はもっと広いのに、大人のことばを信じすぎている」ということです。 

にほんブログ村 経営ブログへ

続きを読む "おとなから解放され、生き返った子どもたちからのメッセージ「世界は広いぞ」「大人のことばを信じすぎるな」  "

List   

2022年09月13日

【実現塾】8/27 「初期人類の集団様式」 ~人類は追求によって集団を統合している

前回の実現塾は、人類の進化の在り様について追求していきました。
その中で人類は、進化をDNA(突然変異)による進化ではなく、観念機能の内容を変化させることで進化を促進させてきました。

今回は、オスメス残留の適応戦略を実現させた「思春期」というものを捉え直すとともに、どのような集団を形成していったのかに迫っていきます。


(画像はコチラからお借りしました)

■思春期は人類の進化の主軸

前提として、哺乳類は胎内保育で弱まった淘汰圧力を、生後の性闘争の激化によって補うという適応戦略を取っている。
しかし、人類は相手との同期による一体充足回路の強化から、万物との一体化命綱として生きている。
→一体化が第一なので性闘争本能は封鎖
→性闘争で発揮される性エネルギーが取り残される

にほんブログ村 経営ブログへ

続きを読む "【実現塾】8/27 「初期人類の集団様式」 ~人類は追求によって集団を統合している"

List   

2022年09月11日

地球史最大の厄事を知っている? それがこれから起きたら

ニュースを見ると、世間は日々騒がしいことがよく分かる。現代は特に他国で発生したことでも瞬時に我が国でも知ることができるのだから江戸時代以前の日本人からすれば仰天の世に生きていることになるのだろう。

2022年もあと3カ月半ほどだが、振り返ってみればロシアがウクライナに攻め込むという大きな動乱があった(まだ続いているが)、わが国でも元首相が銃撃され死亡するという衝撃があった。経済でいえばとどまることない世界的なインフレ、国内はそれに加えて記録的な円安に見舞われた(今後1ドル=160円近くまでいくらしいから、こちらもまだ終わっていない)。

どれもこれも、大事件や衝撃的な出来事・現象である。ただ、これらも地球規模でこれから起きるだろう破局的な事態」と比べると小さなことといえる(その「小さなこと」で多くの無辜の市民が悲嘆暮れて涙していることは重々承知しているが、さておき)。「これから起きるだろう破局的な事態」は涙を流している間もない、瞬時に我々が消え去る、または生き残ってもまさに地獄絵図が待っている事態だ。

その事態とは――隕石の地球衝突である。

「何だ、そんなことかよ」というなかれ。

約6500万年前には巨大隕石(直経約10㎞)が地球に衝突し、当時地球の主人公だった恐竜たちを絶滅に追いやっている。それ以前の約2億5000万年前の古生代にも巨大隕石がぶつかり多くの生物が絶滅したという仮説が最近出ている。恐竜が誕生する前にも隕石が落ちた可能性があるようだ。

いずれにせよ数千万年から億万年のオーダーで巨大隕石は地球にぶつかっている。だったら、今の今、心配することではないかもしれない。しかし、巨大隕石は上記の間隔だが、もっと小さな隕石は現代でも毎年2万個ほど地球に落ちていると推定されている。そのほとんどは直径数㎝ほどの小ささで、海や人里ではない場所に落ちているとされるので、大きな被害にならない。とはいえ、10mくらいの隕石の衝突でも広島型原子爆弾の規模の被害があるというから大変なものだろう。さらにその大きさが20m、30mとなったら? 単純に2倍3倍の被害ではすまない。100m級ともなればその被害を考えるとそら恐ろしい。

恐竜の絶滅規模ではないが、間違いなく人類が築いた現代文明は壊滅するし、自然、気候も数百年にわたり影響を受けるので、徐々に人類は数を減らすだろう。恐竜の二の舞だ。

それでもまだ「恐竜時代の巨大隕石衝突なんてめったな確率で起こらないだろう」と思っている人には、こんな研究があることを挙げておこう。

(引用・るいネット

今から約6600万年前、地球上の生命の歩みは永遠に変わってしまった。メキシコのユカタン半島の海岸に直径10キロメートルの小惑星が激突したからだ。

大津波が押し寄せ、大地は燃え広がり、岩石の蒸発によって放出されたガスは気候を激しく変動させた。これらの天変地異により、ほとんどの恐竜(非鳥類型の恐竜)を含む全生物種の約75%が絶滅した。

ところが、小惑星の衝突はこれだけではなかったのかもしれない。西アフリカの海岸の砂の層の下に、別の小惑星が衝突した証拠らしきものが隠されていたのだ。

8月17日付けの科学誌「Science Advances」に発表された研究によると、海底の地震探査を行っていた科学者たちが直径8.5キロメートルのクレーターらしき構造物を発見したという。近くの海底火山にちなんで「ナディール」と名付けられたこのクレーターは、直径400メートル以上の小惑星の衝突によって形成されたと考えられ、その形成時期はメキシコ、ユカタン半島の「チクシュルーブ・クレーター」と同時期である可能性がある。

今回の論文の著者である米アリゾナ大学の惑星科学者ベロニカ・ブレイ氏は、「チクシュルーブの小惑星の衝突が非常に激しいものだったのは本当ですが、地球全体にあれほど大きな影響を及ぼしたのはなぜなのかと、多くの研究者が疑問に思っていたのです」と言う。「何らかの助けがあったのかもしれません」

(引用終わり)

要するに恐竜が滅びたのは直径10㎞級の巨大隕石の影響が大きいが、今回発見されたナディールのような同400m級の中規模隕石が落ちた影響もあるというのだ。そしてゾッとするのはその規模の中規模隕石の衝突の確率はおよそ10万年に1回あるという。これは結構な確率だ。

なんとかこの隕石衝突を回避できるすべはないのか。ロケットエンジニアリングに精通しているある技術者はこういう。

「技術的には対応可能です。ピンポイントで数十m級の隕石の軌道を変え、到着するまでに安全に粉々にする技術を人類は持っています。わが国の『はやぶさ』の技術がそれです」

「はやぶさ」とは小惑星探査機のはやぶさのことだ。はやぶさは、2005年地球重力圏外にある小惑星イトカワに到達し、表面から物質を採集し、地球に帰還した。およそ5年、距離60億㎞の旅だった。探索機が地球重力圏外の惑星に到着し帰還――人類初の偉業だ。この技術を適用して隕石の衝突を回避できる可能性があるという。

始原人類は火を使用し、さまざまな道具をつくり、それを科学技術として発展させた。時にはそれは忌まわしい暴力や公害の源になったが、結果論だが、その科学技術のおかげで人類は恐竜のようにならないことができなそうだ。

今なお科学技術は戦争に使われているし、それを今年まざまざと見せつけられた。しかし、それを人類が生き延びる方に使おう。

リンク・引用の元記事

 

にほんブログ村 経営ブログへ

続きを読む "地球史最大の厄事を知っている? それがこれから起きたら"

List   

2022年09月08日

【今週の注目情報】「オンライン」が脳に与える知られざるダメージ

現在、学校でICT(情報通信技術)を積極活用する「GIGA(ギガ)スクール構想」が政府の肝いりで進んでいます。文科省はそれによって、「公正に個別最適化された教育によって、1人ひとりの資質や能力を伸ばす環境を実現する」ことを目指すそうですが…その効果はいかに?

東北大学の川島隆太教授は、独自の実験結果をもとに、オンラインは「脳の発達不全」「集中力低下」「学力低下」など脳へのダメージを招くと警鐘を鳴らしています。
以下その趣旨を『東洋経済オンライン:「オンライン」が脳に与える知られざるダメージ』より要約します。

にほんブログ村 経営ブログへ

続きを読む "【今週の注目情報】「オンライン」が脳に与える知られざるダメージ"

List   

2022年09月05日

【今週の注目情報】日本ではなぜ「性教育」が進まないのか。

日本の教育において、性を学ぶ機会は少なくなり、その内容も驚くほど変わってきているらしい。
その背景には、日本ならではの思想や、政治も絡んできたりと様々。
日本の性教育の異常さによってもたらされる問題とは何か。

参考:日本の性教育の異常性 引用:「避妊や中絶について教えることができない…」日本の性教育が酷すぎる実情

教育現場では性行為について教えることができない
「身を守る以外にも、生きていく上で絶対に必要な知識ですから避妊や中絶についても生徒にしっかりと教えたいんですが、それが許されないので、現場の教員は頭を悩ませていますよ……」

そう語るのは、中学校で教鞭を取る20代の男性。特に保健体育で性教育の授業を行う際は、学校側や保護者から、厳しい監視の目が光るという。

「性教育の他にも、政治の話だったり、あとは家庭に問題がある生徒が助けを求められるような制度を授業で取り扱うと、すぐさま学校から厳重な注意が入るんです。保護者から『うちの子に変なことを教えるな』と苦情が入ることも……。教育委員会から指導が入ったこともあるようで、学校からは『とにかく今まで通り、無難な授業をやってくれ』と言われています」

 

にほんブログ村 経営ブログへ

続きを読む "【今週の注目情報】日本ではなぜ「性教育」が進まないのか。"

List   

2022年09月04日

家業志向で縮んでいく? それとも企業経営志向でいく? 

ひと昔前までは「大人になって働く」ということは「家業を継ぐ」ということと同意味でした。豆腐屋さんの子供は豆腐屋に、洋服店の息子は洋服店にといった具合に。「家業を継ぐ」というのは「家(イエ)を継ぐ」と同じだった。

ただ、現代はそういった「家業を継ぐ」といったことは少なくなった。豆腐はイオンで買うし、洋服はユニクロで済む。家業は企業に飲み込まれた。

逆に言えば、家業が存続生き残るためには、家業から企業経営への転換が必要だ。今回その成功例として、ネギの生産・販売のこと京都(京都市)の社長で、日本農業法人協会の会長を務める山田敏之(やまだ・としゆき)の記事を紹介しよう。なお、企業勤めの会社員も経営感覚が求められる今、この記事が参考になるはず。

リンクから転載)

 

●踏み出そうとしない若い後継者

山田さんは実家が農家で、アパレルメーカーに勤めた後、32歳で就農した。1995年のことだ。会社員時代に大きな事業を任されていた山田さんは「どうせやるなら年商1億円ぐらいの農家になりたい」と思って就農したという。

もともと実家ではいろんな野菜を作っていたが、山田さんは品目を九条ネギに絞り、さらにカットネギの製造に進出して売り上げを拡大した。このとき強みを発揮したのが、会社員のときに培った営業力だ。ガイドブックを片手に東京のラーメン店を飛び込みで訪ね、取引先を増やしていった。

事業の拡大に伴い、自社農場だけでは需要に応えきれなくなった。そこで京都のベテラン農家をグループ化し、九条ネギを仕入れ始めた。その後、京都以外の農家にもネギの調達先を広げた。関連会社も含めると売り上げは約18億円。当初の目標をはるかに上回り、なお成長を続けている。

●飛躍のきっかけになったカットネギ

山田さんは日本を代表する農業経営者の一人と言っていい存在だ。今回の取材は、若い農家へのアドバイスを聞くのが目的だった。そこで山田さんが語ったのは、現状に満足している人がいることへの物足りなさだった。
「売り上げが家族で2000万~3000万円の農家が結構います。利益もしっかり出ています」

ここで山田さんが指摘したのは、家族で代々農業をやっている専業農家だ。高単価の作物を作っていたり、栽培面積がそれなりに大きかったりして、手取りが家族全体で1500万円を超す例もあるという。物足りなさを感じているのは、その後継者たちのことだ。

「もちろん彼らはよく頑張っています。でも、それ以上拡大しようとしない。彼らなら地元に顔も利くし、面積を広げて地域を担うことができるのに」
高齢農家の引退が加速しており、借りることのできる農地は増えている。山田さんが若い後継者たちと接して感じてきたのは、一歩踏み出してチャンスをつかみ取ろうとしないことへのもどかしさだった。

(中略)

では自身はどうやって一歩先へ踏み出すことができたのか。最初に掲げた目標は1億円。だが実際は、両親を含めた全体で売り上げは400万円しかなかった。山田さんにはすでに2人の子どもがいた。「こんな収入ではダメだと思いました。困ったから頑張れたんです」。山田さんはそうふり返る。

山田さんの場合も、父親との衝突はあった。とくに頭を悩ましたのは、農業経営と家計が分かれておらず、そのすべてを父親が握っていたことだ。
東京で飛び込み営業を始めた背景にはそうした事情もあった。自ら開拓した売り先なので、自分の売り上げにすることができたのだ。「こっちの通帳に回る売り上げが増えるうち、オヤジも『もうそれでいい』と言うようになった」(山田さん)。山田さんはこうして経営を自らのものにしていった。

だがもっと大きな困難はその先に待っていた。ここで山田さんは「3000万円で満足している農家たち」の側に立ってそのことを説明した。「3000万円から1億円に増やそうとすると、利益が減って苦労が増えるんです」

1億円まで増やそうとすると、臨時のパートではなく、社員を雇うことが必要になってくる。ところが「いい人は必ずしも来てくれない」(山田さん)。例えば採用面接をして「来週から来てください」と言ったはずなのに、そのまま現れない。いったん働き始めても、無断で急に休んだりする。

こと京都グループの社員は現在、50人弱。さまざまな試行錯誤を重ねながら、社員教育の仕組みや勤務体系を整え、安定して人を雇用できるようにしていった。その難しさを知っているから、山田さんはこう話す。
「1億円を目指して、すぐにいい世界が見えてくればいいが、実際はそうではない。かなり苦労した後に、やっと次のステージが見えてくるんです」

●成功する新規就農者の特徴

山田さんは若い後継者たちについて「どうしたらいいのかなあ」とくり返したが、頑張っている人がいることも認めている。「父親と生計を別にして、『自分でやりたい』と言って事業を伸ばしている人もいます」。山田さんを含め、農業界を引っ張っている経営者たちはそうやって営農の形を築いてきた。

一方で、新規就農者に関しては「よく頑張ってます」と目を細める。「この5~10年で売り上げが億円単位になったのは新規就農者が多い」という。栽培品目や経営の形はさまざまだが、彼らに共通しているのは「事業を大きくしたいという意欲が強い」こと。山田さんは取材でその点を何度も強調した。
「以前と違って市場出荷ではなく、自分で売ることができる。農地もまだまだ出てくる。事業意欲がある人にとって農業にはチャンスが広がってます」

ここから先は、本人たちのやる気次第としか言いようがない。家族経営のままでいたり、ある程度の売り上げで満足したりすることが否定されるべきでない。そのほうが、農作業に向き合う充実感を味わえることも少なくない。
これに対し、山田さんは畑に出ることはめったにない。背広を着込み、マネジメントに専念する毎日だ。「起業のつもりで就農した。一生農作業をするつもりはありませんでした」。そう語る山田さんと同じ道を目指すチャンスはいくらでもある。それが、山田さんから若い農家への最大のメッセージだろう。

(転載終わり)

 

ポイントは次の3つ。

・売り上げのステージを上げる際に利益が減って逆に苦労が増える。そこで踏ん張ることができれば次のステージが見えてくる。

・事業を大きくしたい意欲が重要。

・経営者は現場も大事だが、マネジメントに専念。

家業志向で縮んでいくか人、企業経営志向で成功していく人。さて、あなたはどっち?

にほんブログ村 経営ブログへ

続きを読む "家業志向で縮んでいく? それとも企業経営志向でいく? "

List   

2022年09月02日

【今週の注目情報】ありがとうは英語でThank you ではない?

「ありがとう」は英語で「Thank you」と言います。

言いますよね?合ってますよね?

しかし、その背景にある「想い」に焦点をあてると、二つの言葉はイコールとは言い難いのです。


画像はこちらよりお借りしました。

以下はカタカムナの提唱者楢崎皐月氏らによる相似象学会誌『相似象』五号(1973年3月 シーエムシー技術開発㈱発行) より引用・要約したものです。
-------------------------
 AとBとの人間関係にしても、AとBの間だけで、感謝したり、憎んだり、契約を履行したり、という次元で受けとめるのではなく、自分たち、AやBのうしろに、常に存在する、大きなモノ(それをカタカムナ人は、<アマ>とよび<カミ>とよんだのであったが)その大きな関わりを、彼らはいつも感じて居たのである。

 単に、AとBとの間の争ひや、親愛や、利害関係なら、「アイ サンク ユウ」や「ギブ アンド テイク」又は「目には目、歯には歯」というような、やりとりや、計算づくで良いであろうが、彼らの心理は、それだけでは片付かず、AがBに感謝の念を持つ時、彼らはどうしてもその奥に、アマの心を感じるのである。それが、「アリガタイ」という言葉を生んだ心理であろう。

 それは西欧人が「神」を思うのと似ているが、同じではない。なぜなら、西欧人は「神」を「アナタ」とよぶが、日本人は、アマを「アナタ」とよべないのである。「アリガタイ」も感謝の言葉には違いないが、「アイ」が「ユウ」に感謝するといったスケールではない。それは、「アリガタイ」としか言いようのないもので、その気持ちは〈アマ〉に対する直観の度によって個人差はあるが、日本人なら誰でもうなづける思念である。

 要するに、〈アリガタイ〉という気持ちは〈アナタがワタシにアリガトウ〉では無い。AとBの間に、アリガタイ関係をもたらしてくれた、大もとの〈アマ〉へ、心の中で手を合わせる、カタカムナ人以来の心情が、潜在して居るのである。従って、一般に、「アリガトウ」は「アイ サンク ユウ」の、日本的、主語や人称の省略形である、といはれて居る説明は、間違いである。つまり「アリガトウ」を「サンキュウ」に当てるのは、慣例までの事で、実は、少しおかしいのである。
 
 伊勢神宮に詣でながら、「何ごとの在しますかは知らねども」といって手を合わせた人は、正直な心境であったと考えられる。そして、日本人は誰しも、神道の人々さへ、それをなじらぬばかりか、深く共感して居るのである。

にほんブログ村 経営ブログへ

続きを読む "【今週の注目情報】ありがとうは英語でThank you ではない?"

List   

2022年09月01日

仕事に必要な『段取り力』は、「試験脳」か「核心脳」かが分かつ

誰もが仕事をしていれば、もっと能力を高めたいと切実に思いますよね。
でもどうすれば仕事の能力を上げれるのか? それがよくわからず、目先の自分の技能、スキルを高めることに走ってしまっている人が多い。でもそんな人に限って、仕事の能力は低いものです。
Q.仕事の能力を高めるには、何が必要なのでしょう?

仕事に必要な能力には、同化力(相手の気持ちがわかる、相手を充足させる)、関係力(コミュニケーション力)、合意形成力、言語力、企画力、探求力など、様々あります。
これらの仕事能力を発揮するうえで、共通する土台、前提にあるのが『段取り力』です。
当たり前ですが、仕事は顧客がおり、その背後には市場、社会(のニーズ)があります。またそれに応える仕事は一人ではできず仲間との協働が不可欠。そして、成果は一発で出来るものではなく、顧客と仲間と共にもっといい成果を求めて探求・行動を塗り重ね、成果を組み換えながら行うことで最終成果になる。
つまり、相手との関係の中で仕事は可能になる。それゆえ「手順段取り力」がどんな仕事においても土台です。
仕事がうまくいかない(仕事能力の低い)人の多くは、この基本中の基本を軽視している面が大きい。それゆえに、“手戻り、やり直しも多く予定通りにいかない”、“仕事仲間との連携がうまくいかない”、“顧客との打合せがうまくいかない”、“顧客の期待に沿える企画ができない”などに陥るのですが、そうなる原因の背後には「段取りの不十分」が大きいのです。
Q.なぜ、段取りがうまくいかないか?⇒どうすれば段取り力を高められるか?

★思考の起点は、「段取り」ではなく「核心を掴む」
段取りは組むがいつもスケジュール破綻、予定通りに終わらず無理に力ずくで(体力、時間に任せて)形にしようとして業務人工の水ぶくれ、仕事の仲間との連携が悪く仕事の質が上がらないのに業務人工は水ぶくれ、客先との合意形成の手順を間違い破綻→後戻りしてさらに業務人工水ぶくれの悪循環、最悪はトラブル。
これらは「試験脳の段取り思考」になっているからと自覚した方が良いです。
私たちは小さい時から試験で点数を取ることを目的にした思考に慣らされてきています。ましてや、高い圧力がかかる受験のための勉強をし続けていれば、無意識に「試験脳」に犯されてしまいます。
試験であれば解けるところから埋めていく「段取り優先の思考」になります。しかし仕事は、顧客など対象の置かれた状況、期待、課題を全面受容し、そこから対象を深いところから理解(同化)したうえで、真っ先に取り組む思考は「核心」です。
核心(根)から、事業⇒課題の幹そして枝葉と大樹を描くように、その事業・課題の全体構造を掴む(構造をつくる)。そこから突破する可能性展望⇒実現の像を描く。

★思考手順は、『全面受容⇒核心⇒構造化⇒可能性展望』
段取りは実現の肝です。ですがそれは、本質⇒核心を掴み、実現する成果の最終から逆算して組み立ての手順段取りです。最初に課題を平板的に捉え、一方向の直線的な“作業の段取り”に意識が向かうのは「積上げの試験脳」です。
最初に一点に絞り切り核心を掴む。その核心を起点に全体を構造化し、実現の可能性展望を描く。そして、業務推進の時間軸の中で核心追求(仮説)を繰り返し、その内容を塗り重ね全体の構造を組み立て直し、実現の可能性展望を描き直す。
そのうえで、その都度、実現の手順段取りを塗り替え組み立て直す。

★「試験脳発の段取り」から「核心脳発の段取り」への転換
最終の実現の像が描けているかどうかを分かつのは、「核心」を掴めているか否かです。
段取りを組めない、段取りが破綻するのは、「試験脳発の段取り」になっているがゆえに、核心脳から実現イメージを描き切れていないからです。
仕事で作成する工程表(スケジュール表)は、単に定型課題、作業を並べた手順表ではなく、核心⇒実現の像から組立てた構造表にする追求が重要です。
「核心脳発の段取り」に意識転換するだけで、手順段取り力は大きく変わり、仕事に必要な能力を獲得していく土台になります。

にほんブログ村 経営ブログへ

続きを読む "仕事に必要な『段取り力』は、「試験脳」か「核心脳」かが分かつ"

List   

2022年08月30日

【実現塾】8/6 「人類の進化の在り様」~人類の進化は「一体化」で貫かれている

今回から実現塾は、サルから始原人類の進化を追っていく中で、人類になって発現した特徴的な進化形態に迫っていきます。

■人類だけがオスメス残留という集団形態をとっている
哺乳類以降の原猿や類人猿は、オスもメスも放逐、オスメスどちらかは放逐といった集団形態をとっている。
→そこには2つの点が考えられる。
①多様な環境に行く事、多様な異性と交配することで遺伝子の多様性を確保するため
淘汰適応を実現するため、淘汰し生き残ったもの、または性闘争に勝った者だけが子孫を残すため

しかし、人類は外に出ていったとしても太刀打ちができず、絶えていくだけである。
→集団を出てくにはほかの異性と交配することが前提となるが、人類の場合は、外に集団がいない
→また、一体充足が活力源である人類にとって、集団は一人でも多い方がプラス
⇒始原人類は、生き延びる戦略として、性闘争本能を封鎖し、一体化回路に可能性収束していった

にほんブログ村 経営ブログへ

続きを読む "【実現塾】8/6 「人類の進化の在り様」~人類の進化は「一体化」で貫かれている"

List   

2022年08月26日

「公立でも私立でもない『企業立』学校」 経産省が支援の背景

わが国の公教育とその「出口」である雇用が転換点を迎えている。

ちなみに公教育という言葉は誤解されやすいが「公立の教育」という意味ではなく、社会が制度して認めている公の教育という意味。だから私立学校の教育も「公教育」に含まれる。

また、雇用は「仕事」と言い換えた方が理解しやすい。だからこの後は「仕事」と言換えるよう。

 

閑話休題。

 

教育と仕事。一見、教育が終わると(多くの人は高校、専門学校、大学を終了して)、次は社会人、要するに会社勤めなので、教育と仕事はシューカツ時期という実に薄い、薄い期間でしかつながっていない。だから、教育側も送り出したら終わりで、仕事側つまり企業もある程度学歴で判断して、ハイおしまい、というところがあった。

 

しかし、20年くらい前からこの「教育と仕事」のシステムがうまくいかなくなってきた。それは仕事側から起きてきて、採用したはいいが、どうも以前と比べて社会人の現場で働けるレベルに達していない学生がたくさん入社してくるようになった。

具体的には、今の企業では、頭に過去の知識を詰め込んだ人では通用しないレベルでの競争になっている。なによりも仕事に対して自考力と追求力が必要とされるのに、そこがだめな人が多くなっているという問題だ。

もちろん、新人時代はいきなり通用するレベルではないことが確かだが、それにしても何年経っても期待通りの育ち方をしてくれない。そこで企業=仕事側が「教育側は何やってんだ?」という問いかけ(これは教育側への要望でもある)するようになった。経団連が教育改革を提言したりしているのがそうだ。

さて、今回の本題というか焦点はここから。

仕事側からの声が上がっていたことに気付いていた経産省も動き出した。今年5月に同省主催の「未来人材ビジョン」で、教育現場に仕事側(つまり企業)が介入していくことを積極的に支援していくことを明らかにしたのだ。

これだけ知ると、「教育は企業戦士を養成するものではない!」と怒り出す人もいるだろう。だが、よく考えてほしい。大部分の若者は、学校を卒業したら会社に入って働くのだ。その若者たちのカウンターとなる企業が「使えないからどうしよう」と頭を抱えている。それは結果的に、その若者にとって不幸な結果に終わることになる。もっといえば、仕事側は別に戦士になってほしいわけでなく、若い社員にちゃんと仕事をしてほしいと考えているだけである。それが今はかなわないと言っているのである。

 

なぜ仕事側が教育側に介入してくるのか。それは現行の教育で「働くこと」を教えられていないからだ。もっといえば「お金を稼ぐにはどうしたらいいか」がすっぽりと抜け落ちている。それは実は”大きな視点”でいえば「わざと教えていない」ということだが、それまで話を拡張すると、テーマは混乱するので今回は差し控える(その「わざと教えていない」の答えなり、または解答らしき視点なりを知りたい人は最近出た本「中学生のためのテストの段取り講座」(坂口恭平著・晶文社)をお勧めする。「中学生の」と書いているが社会人が仕事をする上でめちゃくちゃ役に立つので大人こそ読んでほしい一冊。ただし、これを読めば教育改革に対する企業側の弱点も分かってしまうので、企業の中枢の人、人事部や経営企画関係にいる人は心して読まなければならない。単に仕事側が「学校よ、ちゃんとやれ」と言って介入するだけではすまないのだ。仕事側が教育側の改革を理想的な形で進めるほど、その成果の余波が自分のところに負になって返ってくる可能性が高い。

 

さて、教育側と仕事側、うまい関係が築けて行けるかどうか。いや、築いていかないと日本社会は困ったことになるから、なんとかよい形の成果を出すことを願う。

参考:国が企業立学校支援を開始(未来人材ビジョン)

 

 

 

 

にほんブログ村 経営ブログへ

続きを読む "「公立でも私立でもない『企業立』学校」 経産省が支援の背景"

List