☆ランキング☆
にほんブログ村 経営ブログへ

最新記事一覧

最新コメント

最新トラックバック

2007年12月17日

文字通り「社会人」になる事が日本の力強さにつながる!?

就職活動も本格化してきて街中でもリクルートスーツの学生さんをよく 見かけるようになりました。
この時期になると、企業と学生の意識や特に両者のギャップを示す様々なアンケート などがでてきますね。最近は新人を始め、若年層の離職率の高まりはどこの企業でも問題 になっていますから、みっちーさんの記事、新入社員の40%以上が『もともと辞めるつもりで入社した』ってなんてタイトルを見ると、どきっ とします。
でも、記事の中で紹介されていた、主体性の喪失から、主体性の再構築へ 【内藤琢さん】から 、若者が意味の探索 に向っている事、それも身近な仲間などを飛び越えて社会に意識が向っていることを知ると、若者の意識の変化には、

「エネルギッシュで行動力のある人」「協調性・バランス感覚がある人」

日本人の仕事意識の根っこhttp://blog.livedoor.jp/nandeya_umeda/archives/50404783.html
のような、今企業が求めている人材に変っていく可能性 も感じます。
続きは、クリックのあとで。
↓↓応援お願いします!!

にほんブログ村 経営ブログへ


日本はこれまで世界的にも類を見ないほどの躍進 を遂げました。そのベースには勤勉性 や仕事の活力 、知恵を塗り重ねるような創意工夫や一致団結して危機を乗り越える協調性がありました。
その力強さ・勤勉性が生み出されていた要因の一つは、時代状況から貧困の圧力が働いていたこと。もう一つは、日本人の仕事意識の根っこで描かれていた、

古来より、農業 を糧に自然と共に生きてきた日本人は、自然に対し常に畏敬の念を抱き、自分はその自然の中の営みの内の一つに過ぎず、その中で「生かされている」という感覚

を背景に、自然の循環の中に在り続けることや、先人も含めた周りの人々の期待の圧力を常に捉え、それを活力に転換できていたことだったのだと思います。
ただ現代は、豊かさを実現して貧困の圧力という活力は衰弱し、個人主義的な価値観の蔓延から個々人が自己中化。広く周りの期待を捉える意識も衰弱して圧力が弱まり、社会も企業もガタガタの様相を呈しています。
しかし、意味の探索に向い始めた近年の若者の意識に 視点を移すと、その意味の探索とは社会の期待や、人類的な危機にも繋がる自然循環の崩壊といった圧力を掴もうとし、それを突破する答えを見出そうとする探索意識 に他なりません。
社会に意識を強く向け始めた潮流の現われは、失われた勤勉性や緻密さの原動力となる、広く周りの期待圧力を捉えて、活力に変えていく力の復活の兆し、可能性 でもあります。
近年社員の人材育成や活力上昇は企業にとって大きな課題で、様々な研修などが工夫されています。勿論、仕事の基礎をつくったり、形からでもお客さんに同化する為のマニュアルや訓練は重要です。
ただ、前述の意識を生かして活力を上昇させていく上では、目の前の仕事だけでなく積極的に社会の構造を掴むこと、その為の勉強が不可欠になってきていると感じます。
その追求が仕事と社会との関わりをも改めて鮮明にし、その過程でより広く捉えた期待は新たな圧力となり、企業の、ひいては社会の活力を上昇させます。
新人は焦り や不安から、旧人は慣れやこれまでのやり方への固執 から、日頃つい「自分」に「目先」にと意識が向いてしまうことがあります。その意識を「周りへ」「社会へ」と広げ、「社会人」として学び、考え、活動していくことが地道で遠回りなようで、力強い人材・企業・国に繋がる近道なのではないかと思います。

 

コメント

なんで?は話を整理して、みんなすっきり♪、話も気持ちもつながるんですね☆
なんで!? は話を分断して、みんなもやもや(>_
「なんで」の使い方、勉強になりました!!

  • ろっすぃー
  • 2008年2月15日 16:32

コメントする

comment form

trackbacks

trackbackURL: