2011年11月10日
全国素敵企業 訪問レポート 「山形ガールズ農場」~本気の女の子たちが日本の農業を元気にする☆+゚~
山形で農業 を楽しくかつ本気で頑張っている☆女の子たちだけの農場があるのをご存知ですか
先日(11月2日)、ホームページの溢れる笑顔に惹かれて、「山形ガールズ農場」さんを訪問させていただきました 急な訪問にもかかわらず、とてもあったかく迎えていただき、本当にありがとうございました
山形ガールズ農場とは、代表の菜穂子さんが「母となる女性たちに、もっと食や農業を知ってもらいたい 」という想いで2009年4月に設立された農場です
その山形ガールズ農場さんの“元気の素”をお届けします
いつも応援ありがとうございます
◆まず、到着すると、、、
「ちょっとまだ作業が残っているので、軽トラの後ろについて来てください☆」っということで、ついて行くと到着したのは天日干しのお米を脱穀中の田んぼ☆+゚
米袋の積み込みをちょこっとだけお手伝い
そして、さらに「ついて来てください 」ということでついて行くと、今度は乾燥場へ
私たちも、スーツ姿で笑われながらも少しお手伝いさせていただきました(笑)
その後、まだ作業が残っているというガールズたちを残し、代表の菜穂子さんを車に乗せて作業場に戻りました
そして、作業場にもどったところで、改めて「はじめまして 」(笑)
その飾らない笑顔が素敵な菜穂子さん
「お話するよりも、まず、見てもらった方がわかりやすいと思って☆」
と笑顔
こうやって、すぐに打ち解ける親しみやすさで相手の懐に飛び込み、頑張ってこられたんだと思います
(右の写真は:HPより。代表の菜穂子さん☆)
菜穂子さんは、大学3年のある日、
農家である実家から届いたお野菜 (茹でた人参とブロッコリー)をかじり、本物の野菜の味を、思い出されたそうです
「都会の人たちって、美味しい野菜の味を知らないんじゃないのか?」
だったらわたしが美味しい野菜を届けてあげなきゃ!と、山形に戻り就農☆
それ以降、農業を川上から川下まで経験し、今、山形ガールズ農場の代表として頑張られています (参考:国立ファーム 第三次創業メンバー リンク )
◆農業を通じて、充足を拡げる!!
代表の菜穂子さんがとられているスタイルは、いたってシンプルです☆
「農業を通じて、充足を拡げる事!」ここ一本です
「農業を通じて綺麗になる☆*:・°」
「女子の視点と感性には、農業を変えるチカラがある!」
「農業のワザと女の子らしさ、両方を身に着けて美味しい作物をつくります!」と、
「こうしたら楽しそう♪喜んでもらえそう☆充足しそう☆*:・°」を軸に、本気で農業をされている姿は、HPやブログからもワクワク感とともに伝わってきます♪一緒にやりたくなり、応援したくなります☆
( ⇒ 参考:国立ファーム ガールズ農場ブログ )
◆女の子たちで美味しく楽しく素敵に農業を♪
「なんで、ガールズ農場を始めたのですか?」という質問には、
「だって、女の子と一緒に仕事したいじゃないですか 」と可愛らしく答えてくれました (これって、女子には、とてもわかる感覚なのだそうです。)
そんなガールズ農場には、
〈1〉化粧をする〈2〉私服通勤〈3〉食事を抜かない の3か条があるそうです♪(参考:リンク )
女の子だからいつもキレイで素敵でいたいし、みんなで美味しくとれた農産物でご飯を賑やかに食べたい♪♪女の子だったら、喜んで守りたい嬉しい3か条だと思います
◆農業の中身も楽しそう☆~商品開発の中身はおしゃべりの中から♪
こうやって、女子だけで農業をやっていると「じゃぁ、肝心の中身は?」と言われそうですが、農薬を使わない漢方薬の入ったミストを田んぼにまいてお米を作る、植物ミスト栽培などを行われています☆*:・°
農薬をつかっていないので、ミストを散布する際も、マスクはされていないんです♪
( 参考(写真): リンク より )
それ以外でも、野菜作りやスイーツ・ジュースの商品開発☆販売まで、楽しそうです
そして、このような商品開発は、なんと、日常のおしゃべりの中から生まれたそうなんです
ここでも女子力を感じずにはいられません
◆女子大生に農業体験を☆~女子大生プロジェクト♪
山形ガールズ農場では、都会に住む女子大生を招待して、農作業を体験していただくツアーを毎年開催されています。この企画は、ガールズ農場が国立ファーム山形支部だった時代の2007年から始まりました。この企画の始まりは菜穂子さんが、「母親になる前に畑を見て農作業を体験することは、きっと子育てをする上で大きな財産になるはず!」と考えていたところからスタートしたそうです。その結果、毎年たくさんの女子大生からの応募があるそうなんです
(参考:女子大生プロジェクト リンク )
◆菜穂子さんが考える「これから」
菜穂子さんとお話しをする中で、今という時代をどのようにとらえているか、また、これから女性がどのように変わっていくのか、現状の認識についてお聞きすることが出来ました
≪現在の社会認識≫
「若い人の多くがお金を稼ぐことの意味を考えたり、生きることの意味を考えています。そんな中で、若い女性が農業をやりたい、という事自体が今の社会を写し取っていると感じています。目先の市場動向に振り回されるうちに、働くことの意味がわからなくなる。そんなことより、地に足の着いた“生産”で充足を得たいと考える人が増えているのだと思います。」
≪農業と女性≫
「農業は、元々男性の領分であるかのような固定観念があります。でも、どの地域でもそうやって囲い込んで、結局は嫁不足だのと不満を漏らしています。
農業にも女性が増えれば、必ず男性も増えるはずです。自分たちでどこまで出来るかはわかりませんが、まずは女性だけでも出来ることを示せたら良いな、と思っています。」
(写真:ブログより☆)
≪これからの女性≫
「ガールズ農場へ取材に来られる方は多いです。そんななかで、実は、取材者が男性か女性かで大きな違いがあります。
男性の場合は、採算性や効率性に関する質問が多い。利益ばかりに意識が向かっているように感じます。女性の場合は、私たちが目指している方向性、つまり、“ただただお客さんに喜んでもらいたい☆”っという充足性重視の経営方針に共感頂けることが多いです。多くの若者が、地に足の着いた“生産”で充足を得たいと考えるこれからの世の中では、女性はもっと強くなっていくと実感しています。」
◆最後に☆
こうやって見てきただけでも、「なんだか、楽しそう~♪私も農業やってみた~い 」っという気持ちになりませんか?
(右の写真:HPより☆)
既存の市場では、女性=消費者ネットワークへの参加(つまりマーケティング上のターゲット)というイメージが強いけれども、今後は、このような生産者ネットワークこそが求められてきます☆
そしてさらに、女性たちには重要な役割があります
≪ 「集団を育むのは、女の役割。」より ≫
ちまたで「女子力」と言えば、個人の能力。
いい女になるのはいいけど、個人の能力なんてたかが知れています。
今の時代、共同体の時代にみんなが期待してくれているのは、
個人の能力を超えた「女たちの力」なんだということを実感しています。
自分の成果を上げるより、
仲間の活力を上げる方がより大きな成果につながる!
自分の能力を上げるより、
メンバーを繋ぎ、一体感を感じるやりとりを増やした方が、大きな成功体験につながる!
そして、女たちには、それが出来る素養があるんです。
女は、“応える・育む・充たす… 充足存在”だからです。
例えば・・
新しい命を胎内に受け止め、産み育てる存在たる母でもある女という存在の前では、自然と素直に委ねられる感覚になります。
困難な事に立ち向かうときでも、女たちがみんなのために闘ってくれる男たちに感謝し、全面的に信じていれば、これほど心強いことはありません。
また、どんな状況においても、女たちみんなで大らかに受け止め、感謝や充足を忘れなければ、集団は前に進む活力を捻出していけるでしょう。
集団内での不和やいざこざの修復や感謝や充足の共有は、(歴史的にも)女たちの役割なのです。
男たちに護られている中で、集団を育むのは、女の役割。
今の共同体企業においても、まったく同じ役割が期待されています。
充足上手の女性ならではの視点で“楽しんで実現していく”この過程を含めて、今後、他の経営者のみなさんとも共有しながら、農業の可能性や、働く事は充足課題なんだ、そしてこういう充足した集団を育んでいくのは女の役割なんだ☆といった認識を、広めていきたいですね
P.S
そんな山形ガールズ農場が、
11/14(月)~27(日) ecute(エキュート)品川に来ます☆
( 参考:リンク )
大人気の「野菜ぷりん」や「りんごジュース」に、今年の新米もデビューするそうです
ぜひぜひ、みなさんお越しください もちろん、私たちも駆けつけます♪
- posted by kubota.a at : 13:10 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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