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2012年05月03日

新概念勉強会 開講!

先日、企業を導く経営者にご参加頂き、本格的に 「新しい概念装置」を身に付けるべく、「第一回新概念勉強会」が開催されました。
 
今回、お集まり頂いた経営者様は、いずれも企業の根本的な改革に取組み、自社のみならず、地域や社会の期待に応えられるだけの活力を、全社員と共に創造して行きたいと考えられています。深い懐と謙虚さ、そして時代変化に適応する柔軟性を兼ね備えた方々で、今回取り組む「新しい概念装置」に対しても、大きな期待を抱かれていました。
 
その大きな期待にしっかりと応えられるよう、類グループにて長年追求を重ねてきた、本物の認識力、そして追求力を学んでいただけるようにカリキュラム編成を行いました。
 
参加者のレベルの高さから生み出される緊張感と充足感が、周りにもヒシヒシと伝播し、次代を切り開いていく力強さを感じられる場となりました。そこで、当日の様子をちょこっとだけお伝えしたいと想います。

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◆ 勉強会主旨(勉強会シラバスより)
 時代はかつてなかったほどの大転換期を迎えています。ありふれた企業理念や小手先の方法論では生き残ることが出来ません。これから生き残る企業に求められるのは、いかなる状況におかれても答えを出せる能力です。本勉強会では、新しい概念装置を学び、自ら答えを出せるようになることを目的としています。
 Aコース「新概念を使って時代を読む」では新概念を学びながら、この大転換期が何を意味しているのか、現在すでに形成されつつある人類の新たな活力源と、それが生み出す新しい社会の姿を読み解いていきます。
 
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また、これらの主旨に沿って学ぶ事による実現目標を、次のように設定しました。
 
1. 新概念の勉強を通じて、「各々の経営している企業が新しい時代に適応し、勝っていく事」を目標とする。
  
2.興味関心を軸に部分的な抽出(いいとこ取り)を行うのでは無く、先人の築き上げた事実認識に基づくテキスト全体を丸ごと吸収し、自分で使っていけるものにする事。

  
これらの主旨をきっちり課題共認し、参加者の意欲が一弾と高まった所で、勉強会をスタート。
 
◆ 反復の重要性
今回の勉強会は、テキストを用いて、「概念装置」の徹底した定着、つまり「自在に使いこなせるようになる事」に主眼を置いた反復カリキュラムとしています。
言語能力、観念能力(考える力)の上昇には「反復」が決定的に重要です(論語を反復暗唱していた昔の日本人は現代人よりも国語能力がはるかに高い)。「興味関心発の理解」では理解したつもりでも次第に忘れて何も身につかないことになりがちです。
反復を中心とした学習方法も、実は徹底した追求の結果として導き出された、能力獲得に向けての一つの答えです。
◇るいネット投稿「観念力とは何か?」
4/29なんでや劇場「観念力とは何か?」(2) 観念回路を形成するのは反復千回
4/29なんでや劇場「観念力とは何か?」(3) 「興味関心発の理解」は近代のダマシ
4/29なんでや劇場「観念力とは何か?」(4) 観念力の本質である考える力とは
 
◆ 当日の様子と、参加者の気付き
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日頃から高い外圧を看取している経営者だけあって、最先端の意識に自然と洗練されていくような雰囲気。
 
重要ポイント、気付きポイントに着目して反復していく勉強法が功を奏し、テキストに同化して、状況認識のすり合わせが行われ、新概念によって次々に潜在思念が言葉化され、まっすぐに可能性収束していく場となりました。
 
当日、ご参加頂いた経営者からの声を一部紹介します。
 
 
   W社長

・現在は、これまでの常識が全て覆るような、根本的な転換期に来ていると思う。マスコミの情報はほとんど意味がないし、政策なども現状を代えられるものではない。だからこそ、自分で答えを出していく必要があり、概念装置のようなものを学んでいく必要を強く感じる。
 
・健全な本源回帰の潮流は、震災以降ほんとに強く感じるし、ここが時代転換の大きな可能性だろう。言葉になっていない“人々の想い”の部分を捉えていくことが重要。時代の閉塞感に意識を取られる事無く、新しい可能性を切り拓く方向にエネルギーを注いで行きたい。

 
 
   M常務

・これまで、経営コンサルを入れた事があるが、とにかく事業をコンパクトにし、なんとかこの氷河期を乗り切ろうという方針や、厳しい状況なので削減策を、といった発信しかなく、全く答えになっていない。テキストやGDP・借金相関グラフを見れば、氷河期を乗り切るという認識自体が誤っていると気付けた。
 
・ずっと感じていたことが、期応充足が最大の活力源という言葉にはっきり示されている。開かれた可能性に向かって先端収束していくのは当然だし、それが大きな流れになっていくのも納得。これが転換点だと思うし、期待に応えるために理論が必要というのもよく分かる。
 
・仲間収束、やりがい、性の衰弱、遊びの終焉などは1種のブームだとおもっていたが、実は繋がっていることは気付き。

 
 
いずれも、普段から張り巡らされているアンテナに引っ掛かっていた、様々な情報や状況がスッキリと整理され、鮮明に構造化されて行く様子が伺えます。まだ入口に過ぎませんが、このような形で意識が洗練されて行く事で、今後の企業経営においても、明確な方針立てへと応用される事は間違い無いでしょう。
 
◆ 今後の予定
この勉強会は、開講日から隔週で全12回のコースで開催されます。先にも紹介したように、反復による定着と、実際に使っていく事で得られる成果を確実に共有しながら、取り組む形となります。
 
今後も、定期的に説明会の実施と、参加希望者の状況に合わせながらの開講を順次予定しています。時代の閉塞感を打ち破って、確固たる前進力を獲得したい、と感じられている志の高い経営者の方々の参加をお待ちしています。興味のある方は、説明会リーフレットに記載の連絡先へお気軽にお問い合せ下さい。
(画像をクリックすると大きくなります)
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