2012年07月10日
社員研修にも役立つ!「新概念勉強会の説明会」
今年の4月から始まった、類グループ社会事業部の主催する、「新概念勉強会」。
現在は、かつて無い大転換の時代。だからこそ、企業が勝つ(生き残る)ためには、正しい状況認識に基づいた的確な方針を打ち出し、時に大胆な方針転換も行いながら、企業改革に取り組む必要があります。もちろん、これはどんな逆境であっても乗り越えていく、という経営者の強い覚悟があってこそ、可能になることです。
しかし、実は多くの経営者が未だ気付いていない重要な視点が、もう一つあるのです。
それは、社員達の意識をしっかりと把握し、みんなが納得できる方向性を見出していく事。
つまり、全社員が一体となる為の共認形成こそが、経営者の担うべき役割である、という事です。
一昔前であれば、強力なリーダーシップの元、トップダウンで一方的に指示を与えていけば、社員たちを導く事も可能でした。その理由は簡単で、企業も社員も、儲かりさえすれば良かったからです。
しかし、その様な企業運営が可能だったのは、社会全体が貧困の圧力に晒されていたからに他なりません。
しかし、そのような「私権第一」の世の中はとっくに終焉を迎えています。もちろん、今でも生きて行く為にはお金は必要ですが、それが第一義の価値では無くなっているのです。
1970年に貧困を脱し、豊かさを実現した社会では、どんな家庭にも生活必需品が揃い、明日食べるものも確実に確保された状態が当り前のものとなりました。通常生活を営むレベルの私権が確保された結果、私権圧力は絶対的なものでは無くなり、相対格差という極めて弱い圧力に格下げされたのです。
この社会構造の変化こそが、市場縮小の主要因であり、国債依存型バブル市場の根本原因ともなっています。(詳しく学びたい方は、是非勉強会Aコースへ)
さて、ここで「共認形成の必要性」に話を戻します。
私権の衰弱は世代が若くなるほどに強まりますが、では若者たちは一体何を求めて社会に出てくるのでしょうか?
実は、この問いかけの先にこそ、彼らが求めているものがあります。つまり、今の若者たちは、「働く意味」や「生きがい」といった中身や、答えそのものを求めているのです。
こういった、若者を含めた社会の意識潮流の変化を掴まなければ、どんなに便利な商品であっても簡単には売れない時代に、すでに突入しています。だからこそ、社員達の意識を的確につかみ、みんなの期待の方向性を見定めた方針を常に共認して行く事が、企業運営における中心課題となるのです。
未だ、トップダウンで強力な指揮権を発動して経営に取り組む企業が大多数を占めていますが、そういった企業の中には必ず「不協和音」が発生しています。
ex.
・いいからやれ!という一方的な上司と、曖昧な方針に納得行かずに渋々従うだけの社員。
・私権(相対格差)の旨みを求めて未だにギラギラしている一部の人材と、もっと目の前のお客さんの期待に応えていきたい、という応望性の高い社員との間に生まれる確執。
・端から出世になど興味が無く、言われたことだけ無難にこなそうとするノラクラ社員。
・興味も無いのに派閥争いに巻き込まれて、まともに仕事に取り組めない。
・日報でミスを報告したら、何で先に相談しないんだ!と直属の上司に怒られた。
etc.
言い出したらキリがないくらいに、今企業内では人材・体制問題が溢れかえっています。
そして、大企業に限らず、中小企業であっても、実は社員が普段何を考え、どんな思いで仕事に取り組んでいるのか?が、実は解らないという経営者は意外と多いのでは無いでしょうか。
しかし、こういった問題が多く吹き出ているという事は、視点を変えれば、それだけ多くの期待が企業内にも存在している、という事なのです。
だからこそ、共認形成。まずは、共に 😮 認め合い 😮 、お互いに 😀 充足 😀 しあえる環境作り に取り組む事が大切なのです。
また、そのような「共認形成の場」作りに最適のシステムも、紹介しちゃいます。⇒社内ネットシステム!。
そうして、社員達の充足可能性が開かれれば、必然的に活力は高まります。そして、活力の高いところに、人は集まります。
これが、企業の業績を左右する最大要因ともなります。
あるいは、これだけ閉塞感の高まった社会において、今や誰もが「楽しく明るい職場」を求めている、というのも当然の成り行きとも言えます。
せっかく仕事をするのであれば、社長も社員もお客様も、みんなが充足できる場創りに取り組む事は、極めて自然な状態です。これって、古い認識さえ捨ててしまえば、実は簡単な事なんです。
っと、ついつい筆が踊って、勉強会でお話している内容の大半を書いてしまいましたが 、ほぼ毎月開催している「説明会」では、上記のような時代転換と新しい可能性についての根拠、そして成功への道筋等を、ふんだんに議論する為の認識と場を用意しています。
これが経営者にも好評 で、最近では順番に若手社員達も参加させて行きたいといった声 😮 がドンドン増えてきています。「新概念勉強会」という言葉だけを見ると、何やら難しそう といったイメージを持たれるかもしれませんが、着実に企業改革を進める為には、やはり的確な概念が必要となり、誰もが納得できる事実根拠が不可欠となります。そして、新しい方向性を指し示すものであるからこそ、若手ほど好反応を示してくれるものとなっています。
大きな転換期だからこそ、柔軟な思考を磨き、若者達の意識にも学びながら、共認形成に取り組んでいく。そうすれば、全社員が一丸となって、必ず「勝てる企業」へと成長して行く事ができます。
そんな切っ掛けを掴みたいという、経営者・起業家・リーダー候補、そして若手社員にもお勧めの勉強会。
ほぼ毎月、東京・大阪で開催していますので、まずは気軽にお問い合せ下さい。
次回開催予定
東京会場(JR蒲田駅より徒歩2分) :7月26日、8月30日
大阪会場(西中島南方駅より徒歩1分):7月28日
詳細は下記リーフレットをご覧下さい。
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- posted by kawa_it at : 21:53 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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