2007年12月15日
日本人の仕事意識の根っこ
こんばんは。
めっきり寒くなって 露店でも凍えそうになる事がありますが、一生懸命話を聞いてくれるお客さんに元気を貰いながら頑張ってるこの頃です 😉
さて、今日のお題は? 「日本人の仕事意識の根っこ」
ブログ:「路上で世直し なんで屋【関西】」さんの記事からの紹介です。
http://blog.livedoor.jp/nandeya_umeda/archives/50404783.html
>労働政策研究・研修機構(JILPT)の「大卒採用に関する企業調査」(JILPT 2006年3月刊)に、「新規大卒者としてどのような人材を採用したいか」という設問があります。「企業が求める人材像とは、すなわち現状不足している人材像」です。
>調査の結果は、「エネルギッシュで行動力のある人」「協調性・バランス感覚がある人」が2005年の調査では最も多いですが、目立つのは「協調性」を重視する企業が1998年に比べて約8ポイント上昇していることです。逆に、「独創性や企画力のある人」は16ポイントも低下して、31%にとどまっています。
ここで、注目したいのは、「協調性・バランス感覚がある人」が、最も求められているということ。
言うなれば本来、日本人が元々持っていた「心」が失われているという事ではないのか?
これは一大事!と思った人は↓
現在、社会的に自分中心の考え方がはびこり、集団性の欠如した自己中が大きく増加中 また、定年後は悠々自適で優雅に年金生活が、ごく普通の考え方になっていますよね
しかし、「生涯現役」、「生きること=働くこと」、「人の役に立つ=元気のもと」 つい戦前まで、これらは祖父や祖母の世代まではごく当たり前の仕事観だった様に思います。
古来より、農業 を糧に自然と共に生きてきた日本人は、自然に対し常に畏敬の念を抱き、自分はその自然の中の営みの内の一つに過ぎず、その中で「生かされている」という感覚を持っており、常にその決して自分の思い通りにならない自然を徹底的に対象化し、365日休む事無く手を入れ続ける。つまり自然と調和を図ることで収穫として恵みを得てきたわけです。(ここは、自然は支配するものと考える西洋人と決定的に異なります)
しかし、現在上記の様な仕事観やそれを支える共同体はことごとく解体されてしまい、変わりに自分中心の考え方がはびこっている。
これが、協調性や集団性を持った若者を求める企業意識として表れている理由なのでは無いでしょうか?
次回以降、日本人の仕事観について、その変遷も含めて考えてみたいと思います。
- posted by tamimaru at : 23:06 | コメント (2件) | トラックバック (0)
コメント
>職場の環境を作り出すのも人任せではダメ、みんなのチームプレーです
自分から積極的に動くことで変えていけるような可能性を感じました。
その通りですね!。
仕事は自分だけの課題ではなくて、やっぱりみんなのもの。成果はチームの課題×役割×評価共認がポイントですね。ゆんゆんさんが、今回の気付きをまた違う形で、誰かのために役立ててくれるよう期待してます!。
お仕事頑張ってね!。
りんごヨーグルトさん>
嬉しいコメントありがとうございます!
『課題×役割×評価共認』って何か大きなものに感じるけど、ほんのちょっとした会話のやり取りの中にも含まれていて、それを感じ取ったり意識的にすることでチームの活力もアップすると思います☆
がんばります♪
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