2008年08月25日
老舗企業の技術革新の背景
こんにちは、みっちーです
みなさんこの暑い中どのようにお過ごしでしょうか?
るいネットにはこの暑さよりも、さらに熱い
老舗企業の投稿があったので、今回紹介したいと思います。
老舗企業の技術革新・・・「老舗企業大国」日本(1/3)
老舗企業の技術革新・・・「老舗企業大国」日本(2/3)
老舗企業の技術革新・・・「老舗企業大国」日本(3/3)
その中でも僕は老舗企業の共通性で挙げられていた
日本人の持つ然観に関する記述はなるほど と思いました。
「金箔は生きている」「自然に生かされている」「生かす発想」などの言葉に見られるように、大自然の「生きとし生けるもの」の中で、その不思議な力を引き出し、それを革新的な製品開発につなげている点である。これはわが国の伝統的な自然観に基づいた発想であるとともに、西洋的な科学技術の「人間中心主義」の弱点・短所を補う、きわめて合理的・総合的なアプローチなのである。老舗企業にはわが国の伝統的自然観が残っており、それが独自の技術革新をもたらしたのであろう。
例えばこの「金箔は生きている」という西洋人なら失笑しそうな言葉からも、
実は日本人(先人達)の深い意図を感じるとることが出来るんです。
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金属の精密加工(金箔等)は非常に繊細です。
金箔(きんぱく)は、金を微量の銀や銅とともに金槌で叩いてごく薄く伸ばし、箔状態にしたもの。主に物体表面を装飾するために用いられる。金箔のうち、もっとも利用される四号色という規格では、金 94.43 %、銀 4.9 %、銅 0.66 % を、厚さ約 0.0001 ミリメートルに伸ばしたものである。(リンク)
例えば昨日と同じ作業をしていても、同じ製品は出来ません。その日の気温や湿度、気圧条件によって特性が微妙に変わってしまうからです。現代ではこういった精密な作業は、専用の装置内で温湿度、圧力を一定にするなど同条件を人工的に作り出して行います。
しかし昔はもちろんこんな設備はありません。
その日の条件を人が感じ取り、加工方法や加工温度などの作業を精微に調整していました。金箔に同化し、さらに自然に徹底的に同化していってはじめて成しえる仕事です。
「金箔は生きている」
この言葉は、こういった先人達からの深い意図が込められています。(技術の根幹を担う極意とも言えるでしょう。)このように日本の老舗企業を支える技術力の高さは、日本人の持つ同化能力の高さが大きな土台となっているようです。
つまり幾度の波乱を生き延びてきた老舗たる所以は、こうした自然や社会状況に徹底的に同化しその答えを導き出してきたこと(そのひとつが技術力)にあるのではないでしょうか?
そしてその背後にあるのは、日本人の持つ自然観と
そこから獲得していった同化能力の高さにあるのだと思います。
- posted by mitty at : 12:50 | コメント (1件) | トラックバック (0)
コメント
本場アメリカの派遣業界のことが日本とどう違うのか知りたいと思い、こちらに来ました。
例えばパソナは竹中を天下りさせて顧問にしたり、南部前社長も創価学会(実質は宗教法人を傘にしたビジネス)だというし、派遣業界は本当に人の生き血をすする鬼のようですねぇ。政治ともつないでいるんじゃ、やっぱり汚い業界。
法律を改正するか派遣廃止しなきゃ、日本は貧困率今も先進国2位なのに、アメリカを抜いて1位になる日も近く、日本は滅びますよ。
そうして皆社会不安になれば、創価はますます信者が増えて、飯うまなのかな。
日本中を創価にする計画か?…怖い。怖すぎ。
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