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2007年01月16日

遂に「再チャレンジ支援総合プラン」公表!

あの「再チャレンジ支援施策」の体系である「再チャレンジ支援総合プラン」が、昨年末についに公表されました。

 政府は26日午前、関係閣僚による会合を開き、ニートやフリーター、高齢者などの就業を幅広く手助けする「再チャレンジ支援総合プラン」を了承した。フリーターの就職支援など盛り込まれた対策は計237項目。2007年度政府案における予算額は約1720億円。プランの作成を受け、各省庁は実施の準備を進める。(日経新聞)

安倍政権の公約の目玉、きっと期待できるハズです。
それでは、もう少し詳しく調べてみましょう。
続きは、 ポチポチ してから読んでね。

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まず、概要から。
総合プランは、次のような項目に分かれています。

1.長期デフレ等による就職難、経済的困窮等からの再チャレンジ 
  (1)フリーター、ニート
  (2)パートなど非正規労働者
  (3)多重債務者
  (4)事業に失敗した人の再起業

2.機会の均等化
  (1)子育て女性の再就職
  (2)配偶者からの暴力被害者
  (3)障害者の就業
  (4)家庭環境に恵まれない子ども
  (5)犯罪被害者
  (6)罪を犯した人の社会復帰
  (7)在宅勤務希望者

3.複線型社会の実現
  (1)退職した団塊世代の活躍
  (2)学び直し
  (3)UJIターン、人生二毛作

各項目の具体的中身については割愛させて頂きます 😉 。
(興味のある方はこちらをどうぞ)
最後の「人生二毛作」っていうネーミングは中々面白い。
そして、このプランに対する具体的な行動計画としては、以下のようなものがあるようです。

・事業に失敗した人などへの経済的な支援では政府系金融機関による融資制度を創設。
・障害者の就業など機会均等化の観点では、採用に積極的な企業に寄付する企業は寄付金の一定額を損金算入できるようにする。
・働く場の拡充では、従業員を70歳まで雇用する企業への奨励金制度を設ける。

ちょっと待て!また金で解決するつもりなのか?
特に損金算入による税制優遇なんて、企業にお金を負担させ問題を解決しようとしているようなものです。
ニート、フリーター、高齢者・・・金にものを言わせて解決できる問題ではない。
重要なのは、「再チャレンジしたい!」という活力が出るかどうかなのだと思う。
「活力源は、脱集団の『みんな期待』に応えること 」
政策立案関係者の皆様には、是非こちらを読んで頂きたいものです。
今回はちょっと調べただけですが、わかったことは、またまた期待外れな政策ということでした。
by:ともぴろ

 

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