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2007年01月16日

デュアルシステムって?

こんにちは 😀
もう少しで新人さんが入社する季節
そしてそろそろ就職活動が本格的に始まる季節 。みなさん、お元気ですか?
今年から働く新人さんも、これから就職活動をする学生さんも、がんばってほしいですね
「働く」ということで、最近こんなものを目にしました。
「実務・教育連結型人材育成システム(日本型デュアルシステム)」
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/syokunou/dual/index.html
というものがあるそうです。
…なんかすごそうですね
具体的にはどういったシステムなのでしょうか?
続きはこちらをぽちっと押してから…

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デュアルシステム、こんな感じです↓↓↓
画像の確認
このシステムが生まれた背景は、若者の雇用情勢にあるようです
1.失業率が高い
→24歳以下で約8.7%!全体の失業率の約2倍!!
2.ニート、フリーターが増えてる
→フリーターが200万人、ニートが64万人!!
3.離職率が高い
→みんなどんどん会社を辞めちゃう。3年以内に、中卒7割・高卒5割・大卒3割がさようなら!!
このままではまずい …ということで、若者の厳しい雇用に歯止めをかけることが目的のようです。
「働きながら学ぶ、学びながら働く」ことで、若者を一人前の職業人に育てる 😈 !というのが、この職業訓練システムなんですね。
ちなみに、このデュアルシステムを導入することによるメリットは以下が挙げられています。
●企業にとって…
→いい人材を確保でき、また能力や適正を見極めた上で正規雇用できる。
→体系的な知識・技能・技術を習得させることが可能。
●若者にとって…
→企業実習を大幅に取り入れた訓練が可能になり、就職に有利。
→採用にあたって、企業から適正な評価を得ることができる。
確かに、学校で習う勉強と実際の仕事では、ズレが大きいと思います。
学校と企業をつなぐ働きが必要、というのはうなづけますね
一方で、少し違和感が。
このシステムの中心ポイントは、「学生のうちに、社会に出てから通用する『技術・知識』を身に付けること」のようです。
確かに技術や知識も必要だと思いますが。

それだけで本当に会社を辞めなくなるの?フリーターにはならないの?
と考えると、
やや疑問が残ります。
また、学びながら働くことで、技術や技能だけでなく職業観や勤労観も得られると
見込んでいるようですが、ここもちょっと??かなぁ…
知識は必要、技術も必要。
でも、知識や技術だけを前倒しにして獲得しても、それだけでは足りないんじゃないかな。
「自分が社会に出て、何が期待されているか?」
「その期待に対して、何をするか?」

それを掴むことができれば、どこに行っても通用するんじゃないかなと思います。
そういう人は、きっと知識や技術の吸収も早いはず。
あとは、それをどうやって気づいてもらうか?どうやって伝えるか?
これが企業の、最大の課題になってくるのではないでしょうか?
さてさて今年の春は、どんな新人が入ってくるのかな…
不安と期待でいっぱいのあぢさいでした。

 

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