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2007年02月27日

労働ビッグバンの旨味はどこに?

みなさん、こんにちは
早くも花粉症にお悩みの、みっちー@マスク です。
はっしーさんの、「最近、気になっていること・・・」を読んで私も気になったのは・・・
>⇒ そもそも、「労働ビッグバン」って、何?
そうそう、ソレ っ って感じです。
労働する大きなバン ?それとも労働宇宙の始まり ??
と勝手な仮説を立てながら 、今回は『労働ビッグバン』を調べてみました
『派遣の品格』なんてドラマもあるそうなぁ
続きはぴこ ぴこ ↓っとやってからお願いします!
いつもありがとー

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参考リンク

いわゆる「労働ビッグバン」とは、政府(特に経済財政諮問会議)が目指している労働市場における規制改革の総称です。新しい時代の望ましい労働市場のあり方を考えるものらしいのですが、どのような方向に規制改革をしようとしているのでしょうか?内閣府内にある経済財政諮問会議において、昨年12月25日にまとめた答申「規制改革・民間開放の推進に関する第3次答申」によると、以下の5項目の実現を求めています。
①.労働契約法制の整備
②.労働時間法制の見直し
③.紹介予定派遣以外の労働者派遣における事前面接の解禁
④.派遣労働者に対する雇用契約申し込み義務の見直し
⑤.雇用の流動化等に対応した環境整備


さらに、経済財政諮問会議の八代尚宏氏との対談から探ってみましょう。

労働ビッグバンとは?
かつての金融法制は、銀行法、信託法、証券法といった業法がばらばらに規制をかけていて、全体としての整合性が取れていなかった。それを根本的に見直して金融市場の共通ルールを作り直したのが“金融ビッグバン”でした。
労働市場も同じなんです。現在の労働法制は、労働基準法は主に企業の正社員、“パート法”はパート労働者、“派遣法”は派遣労働者というように縦割り、継ぎはぎだらけです。しかも、請負については「労働者とは位置づけられない」という教条主義があって法体系から全く抜け落ちていたりする。全体を見渡して労働者保護の観点から働き方の新しい「共通ルール」を作ろうというのが労働ビッグバンなのです。

労働法制を整備して共通ルールを作るということ

「残業代ゼロ制度」ではなく「残業代定額払い制度」
働き方の実態に合わせて、過去の法制度を見直そうというのが今回の改革の狙いなのです。労働者に何か大変なことをさせようというのでは決してありません。ホワイトカラー・エグゼンプションが“残業代ゼロ法案”と言われるのは「残業」という概念がなくなるからといって、今まで支払われていた残業代がすべて消えてなくなるという誤ったイメージを与えていす。むしろ「残業代の定額払い制度」と言った方が分かりやすい。“自律的”に働けるようになるかどうかよりも、給料が減るのか増えるのかを気にする人が多いのですからそう言うべきなのに、なぜか厚労省はそういう言い方をしないんです。

残業代は全て支払われなくても良いということ

改革は大半の労働者に利益
全く同じ仕事をこなしたとしても、かけた時間が長い方が給料が高い、年齢によって給与格差が生じる、正社員と非正社員で格差がある、性別や国籍で格差がある──。そういう不公平や非効率性を、もはや放置していられる時代ではありません。日本では既に1995年から生産年齢人口が減少に転じています。貴重な働き手にもっと効率良く働いてもらわなければいけない。女性とか高齢者、外国人など多様な働き手を受け入れていく必要もあります。人事評価ができないなんて甘いことを言っていられる時代じゃないのです。

労働者にもっと効率良く働いてもらわないと困るということ
こうやって読んでいくと、労働ビッグバンって摩訶不思議ですね。
とてもとても労働者のことを考えて作られたように思えません。
例えば↓って疑問に思いますよね??
・共通ルールを作るのは誰の要望?
・残業代が全て支払われないと得をする人っているの?
・労働者にもっと効率良く働いてもらわないと困る人って誰?

 

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