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2007年04月30日

新入社員と上司・先輩の意識に大きなギャップ!?

こんにちは、ともぴろです。
早いものでもう5月ですね。
新入社員とその上司・先輩の皆さま、「そろそろお互いわかり合えてきたんじゃないか?」と思っているでしょ 😛
ちょっと待って下さい。
その思い、ひょっとして妄想かもしれません。
気になるアンケート結果を見つけたので紹介します。
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これは、2007年度入社の新入社員と上司・先輩に対する意識調査の結果です。(日本能率協会

1.新入社員が理想的だと思う上司・先輩像と、上司・先輩の日頃の対応・指導の仕方
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新入社員が望む上司・先輩像は、
・「人間的魅力のある上司・先輩」(63.0%、差は39ポイント)
・「仕事について丁寧な指導をする上司・先輩」(50.6%、差は12.6ポイント)
それに対して上司・先輩の指導の実態は、
・「仕事を任せて見守る上司・先輩」(48.0%、差は42.0ポイント)
・「部下の意見・要望を傾聴する上司・先輩」 (36.0%、差は17.6ポイント)
⇒ 新入社員は、仕事を任せてもらって主体的に行動したいという願望よりも、人間的魅力を持つ上司・先輩に丁寧に指導してもらうことへの期待が強く、受身の姿勢が浮かび上がる。一方で、上司・先輩は、積極的に働きかけていくよりもむしろ、見守ることで新入社員が主体的に成長し「自ら学ぶ・行動する」ことを期待していることが推測され、両者の意識に大きなギャップが生じた。

2. 「実力主義」と「年功主義」の会社のどちらが魅力的か
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この問いでは、2003年からの5年間で大きく変化してきている。
2003年は「実力主義」73.5%、「年功主義」23.2%であったが、年々「実力主義」の比率が下がり、今回の調査では、「実力主義」と「年功主義」がほぼ半々となった。
⇒今年の新入社員は、就職氷河期の先輩の姿や、リストラで苦しむ親の姿を目の当たりにしてきたため、競争を避ける傾向があると思われる。

どうやらここ数年の短期間で、大きな意識潮流の変化があるようです。
ボーっとしていると、わかり合えることなんかできません。
この調査結果から読み取れるのは、
「充足基調」「目先の秩序収束」がどんどん進んでいる、
ってとこでしょうか。

これまで序列原理から共認原理への転換は、人々の潜在意識下で、或いはそれが無意識のうちに表れた行動の変化として進行してきた。しかし、それが無意識である限り、収束不全の進行に伴って、充足基調や、焦りの適応主体の生起による目先の秩序収束に絡め取られてしまう。
従って、現在、潜在的な社会収束・仲間収束から顕在的な認識収束⇒理論収束への移行が共認社会実現へのカギとなっている。だとすると、この世代の意識と動向が、今後の可能性のヒントになるかも知れない。
(るいネット)

お互いわかり合うには、大きな意識潮流を掴むことが重要。
そして、その意識潮流を分析し、お互いが柔軟に変化適応していくことで、次代の可能性が拓けていくのだと感じます。

 

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