2007年07月15日
怒れないとはどういう事か?
皆さんこんにちは 😀 連休中いかがお過ごしですか?
こちら関西は台風 は何事も無く過ぎてくれましたが、九州は結構被害 を受けたみたいですね。
さて、今回は、6月30日の たまご丸 さんの投稿を受けて、「怒れない」と言う事について考えてみたいと思います。
続きは、 ポチポチ してから読んでね。
まず、さる上司に聞いてい見たところ、怒れない 🙁 ということは、まず「真剣さ」が足りないという事が決定的 で、
では、そのそも、何に無いして怒るのかというと、仕事にしろ何しろ、物事の実現・追求に向かうスタンスがなってない と言うことに対して怒るということ。
例えば、皆が一生懸命物を考えている時に、一人だけ違う事を考える とか。つまり、みんなの充足を妨げる事に対して、怒り 👿 が湧いてくるという事です。
確かに、みなさんも商品開発とかの会議の場とかでも、思い当たる節 はありませんか?
それと、もう一つ。私は時代の変化も影響しているのではないか、と思います。
まだ、貧困の時代(高度成長期とか)なら、社会全体の豊かになりたい という思いを共認し、食っていく為にみんな必死 で頭を使って、それが、物事に取り組む真剣さを産んでいたんだと思います。
しかし、社会が豊かになると同時に都市に、人口はどんどん移動し、地域の共同体は崩壊し、周りは見知らぬものばかり、さらに個人主義教育の影響もあり、何かあっても「人それぞれ」 🙄 ですまされ、貧困の消滅と同時に、物事に取り組む真剣さも失われ、身勝手ばかり 8) が横行し始めます。
さらに、バブル崩壊後のこれからの時代がどこへ進むのか?また進めば良いのか?よく分からない
こんな状態では、社会の期待は何なのか?何を基準にして物を考えたらいいのかさえだんだん分からなくなります。怒れない人が増えたのも、統合軸を失い迷走し続ける時代を象徴しているのではないかと思います。
今や、時代は大きく変わり、今や人々の活力源は周りの人々の期待に応える事にあります。
だから今必要なことは、率先してみんなの先頭を走る こと。先の見えにくい時代だからこそ、考え、そして間違っても良いから答えを出して行くこと。壁 にぶち当たり、そこを突破 する過程から得られる認識や突破方針がみんなの羅針盤 になり、期待に応える事となります。
そんな時代になったにも関わらず、そこにしっかと軸足が移せないから怒れないんでは無いかと思うわけです。
最後にちょっと脱線しますが、この話に関連して気になった言葉
先日、菓子職人の技がテレビで紹介されていました。その職人さん(結構おじいちゃんですが)は、黙々と作業を続けながら言います。
「毎日寸分の時間を惜しんで全力を尽くす。それが普通なんだよ」と、
そんな普通の事がみんな出来なくなっているのではないでしょうか?
- posted by tamimaru at : 20:25 | コメント (1件) | トラックバック (0)
コメント
この会社すごいですね!
思わすHPで会社チェックしちゃいました。
>1割の利息というのは、みんなが元気になるためなんだよ。
この発想がすごい。
いかに活力を持ってみんなが働けるか?
そうなると必然的に労働者と経営者の線引きはなくなり、誰もが経営者になる。
なるほどでした☆
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