2007年08月21日
社長辞任のニュースに沸いた疑問!!!~何を実現するために辞めるのか?
みなさん、こんにちは!かなめんたです。 😮
今回はあるお菓子メーカー の不祥事 について感じた疑問 を投げかける形の投稿になります。
(だれか答えてくれたらうれしい。。。。)
この会社は1967年創業の老舗お菓子メーカー。地域限定の新商品を打ち出し、一躍県を代表する企業に成長しました。
社長の持論は「地域に根ざした企業」。その県でしか買えないようにした方針もそのひとつ。
また、その地域特有のサマータイムの提案(夏は明るくなるのが早いので、2時間早く始業し、15時に終業することで時間を生み出し、新規産業や新規雇用獲得を目指す)など、地域に根ざした戦略はなかなか面白いものがあります。 🙄
参考リンク
しか~し、こんな大企業も不祥事ひとつでふっとんでしまうのですね。。。
おっっと、続きはいつものやつをパシューッとやってからお願いします。
いつもありがとうございますです。
さて、問題のニュースがこちら。
「白い恋人」賞味期限偽造で社長が引責辞任。
ここで事件を整理してみます。
そもそもの事件の発端は、石屋製菓の商品から大腸菌とかが発見されたことを保健所に隠していたというもの。
自社のCK体制で発覚し、自社内で問題商品の回収もし、市場には出回らなかったそうです。しかし、それを保健所に連絡しなかったことが、内部告発で発覚。社長は知らなかったようですが、謝罪しました。
社長は「増長していた」と発言。 😥
その次に出てきたのが売れ残り商品の賞味期限を2ヶ月延ばしてたこと。
ここで賞味期限ってなんやねん! 8) と思ったので調べてみました。
「賞味期限」「消費期限」「品質保持期限」の違い
これによると
「消費期限」
あまり日持ちのしない、ナマモノと言われる加工食品に対して表示されるもの。生鮮食品には期限表示の義務はない。多くは5日以内に消費するべきものに対してつけられる。
「賞味期限」「品質保持期限」
この2つの意味はほぼ同じ。一般的に6日以上日持ちのする食品に使われる。保存方法も同時に書かれており、その保存方法を守った場合、おいしく食べられかつ食べきって欲しい日にち、という意味である。かなりゆとりのある期限日なので、多少過ぎても、品質は落ちるかもしれないが食べられるものが多い。 製造日から3ヵ月以上日持ちがする食品については、年月表示だけでも可。
むむむ。石屋製菓の「白い恋人」は4ヶ月の賞味期限に設定されているそうです。しかし、社長いわく6ヶ月はいけるところを短めに設定したとのこと。それを2ヶ月伸ばしたので、食べても問題はないらしい。。 😉
確かに、11年前からしていたらしいし、食中毒のクレームなどもなかったようなのでそこは安全なのはそうなんだと思う。
今回の問題の焦点は最初の保健所に連絡しなかった「隠蔽」と賞味期限の「改ざん」なんだと思うのですが、確かにいけないことだとは思うんですが、なんか違和感が残るのは僕だけでしょうか?
別に安全ならいいじゃん!と思ってしまう。。。
誤魔化しは許さない、ズルはダメってのは確かにそうなんだけど、そう杓子定規にやるのもどうなんでしょう?
社長を辞めさせて、一体だれが得するの?
あと気になるのが、マスコミがはやしたてて報道しているわけですが、「引責辞任」と書いていること。
引責って責任を引き受けるってことだから、例えば部下の不祥事の責任を取って辞めるって意味でしょ。
でも賞味期限の改ざんを報道するなら「社長は知ってた」わけだから「引責」じゃないじゃん。
なんか中途半端さを感じる。。。
それとさらに気になるのが、次の社長になるのが、石屋製菓の社員じゃなくて北洋銀行の常務がなるってこと。
一体なんで!?
なんかあやしくないか? 8)
この社長の発言も気になるぞ~
>「また問題が出てくるのでは。私一人で(問題解決が)出来るのか」と辞任を決意したという。
ひょっとしたら、もっと重大な問題を抱えているので、逃げようとしているのか? それとも、なにがしかの圧力がかかって辞めさせられた のか?
む~、疑問は深まるばかり。。。。
みなさんはどう思いますか?
いずれにしても面白い発想で、会社経営をしている社長なだけに、こんなこと(失礼!)で辞めさせられるのはきついな~と感じてしまったかなめんたでした。
毎回、思うんですが、「責任を取って辞める」ってのも、それによって何を実現するのかって視点が必要だと思うのです。
それが無いと、ただ逃げただけにもなるし、ただ慣習どおりやっただけにもなるし。
本当に反省してるんなら、ちゃんと全て明らかにしてほしいし。
ただ「次の社長に全ておまかせ」じゃあ、それこそ無責任でしょ。
「何を実現しようとしてるのか?」で引き際も決まるのだと感じています。
ほな、ばいなら~。
- posted by kanamenta at : 21:12 | コメント (1件) | トラックバック (0)
コメント
できていることを褒める=できていない人に圧力がかかる
っていう方式が成り立ちますよね☆
そこも敏感に「あの人できてる!」とか「ここできてない」と感じ取るアンテナが必要ですね!!
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