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2009年08月12日

男女役割共認が集団(会社)を強くする

 仕事での男女グループの組み合わせについて、有名な社会学の実験があります。

クイズ:3チームありました。
2チームは結果をあげたのに、1チームは結果をあげません。
その理由は? 〈答え・・女性がいなかったから)
結果をあげた2チームには女性がいたが、結果をあげない1チームは男性ばかり。
男性のやる気をあげるのは、女性の存在である。
–「仕事のヒント」神田昌典365日語録–より引用

 これはみなさんも思い当たることがあるのではないでしょうか。会議やミーティングなどでも女性の存在は想像以上に影響を及ぼしますね。実際に、創造性会議において成果が高いのは上記のような男女混合グループだそうです。
 今日は、職場における女性の役割期待について紹介してみたいと思います。これからの時代は「いい女」がいることで仕事の成果や組織の活性度も変わってくるのだと感じています。

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■女性として仕事をするということ
 ただし、前提として女性の特性(強み)を活かして仕事をすることが成果にもつながり、そして活力アップにも繋がる重要なポイントだといえます。 

『女として仕事をするから、仕事が活力源になる』
「女として充足しているから仕事が楽しいんだね」
ちょっとした笑顔や声色で、変化をつけて、相手に喜んでもらって、自分も喜んで。そうなると自然と仕事の成果にも結びついてきていた。
闘争存在である男の人とは、また違った女としての充足の仕方が、新認識にふれたり、みんなで感トレをすることで身についてきてたんだ☆
『仕事をする上で重要な、「男であること」「女であること」。』
「女」という役割を感じているから、女の先輩たちはあんなに明るくて、やわらかくて、可愛らしいいい女になっていくのだろう。
「男」という役割を感じているから、男の人たちはとことん追求して、ぎりぎりまで考え抜いて、話し合って、どんなことがあっても前線に立って闘い、そして、女の人を可愛がってくれるいい男になっていくのだろう。
仕事をする上で、「男であること」「女であること」がこんなに重要だと思わなかった。

■転換期の女性の役割
 時代やパラダイムが変わるとき、その新しい潮流を潜在思念で直観し、受け入れ、適応していくのは女性の役割(=能力)だと思います。
 そんな女性に比べると男性は、どうしても既存の価値観や仕組みから脱却することができず(遅れ)、まさに「女が可能性の流れを生み、男が可能性の実現を形にする」という役割分担になるのではないでしょうか。

『転換期の女たち』
「応望存在ゆえに柔軟であり、柔軟ゆえに支配観念からの脱却も容易であり、(本源共認の)可能性が開かれて真っ先に順応する。」
だから「女が社会の流れを変える」のではないでしょうか。
「女が可能性の流れを生み、男が可能性の実現を形にする。」それが私のイメージする、社会統合という課題でのオスメス役割分担です。
『女が可能性の流れを生み、男が可能性の実現を形にする』
■「場」の転換⇒潜在思念の転換⇒観念・制度の転換
・現在のようなパラダイム転換期において、社会=人々の意識や制度が転換するメカニズムは、まず「場」(圧力)が転換し(私権圧力→共認圧力)、次に潜在思念レベルでの転換(自分→みんな)が続き、最後にそれを社会共認レベルに固定(⇒安定化)するための観念と制度の転換に至り完了する。
⇒だから、まず女が潜在思念を駆使して開かれた可能性に順応し流れを生み、続いて男が観念機能を駆使してその潜在思念が捉えた可能性を構造化し、最終的に新たな規範や制度として固定化するという役割分担となる。
『思考パラダイムの転換も、男と女の役割分担から・’゚☆』
思考パラダイムの転換は、潜在思念では誰もに生じていることだけど、それをいち早く体現して可能性として示すのが、女の役割。
そして、そんな女を肯定的に受け止めて、思考パラダイムの転換を構造的に示してくれる男の人に感謝です・’゚☆

■『いい女=集団の羅針盤!!』 を実現できる組織は強い
 その男女役割分担を踏まえて、女性を羅針盤として女性の反応をもとに可能性を探りながら、新しい可能性を形にしていける組織(集団)は強いと思います。逆に女性の元気が無い集団はこれからの新しい時代、社会、パラダイムに乗り遅れてしまう。いつも、このことを頭に入れておきたいものです。男女がそれぞれの強みに立脚して認め合うことが、集団(当然、会社にも)には必要だといえます。

『いい女=集団の羅針盤!!』
男は女に「羅針盤としての役割」を期待している!
女は男に「統合者としての役割」を期待している!

「いい女」の中身の一つは、「集団の羅針盤である」ということ☆
では、女たちが集団の羅針盤として機能するためにはどうしたらいいのか?
それには、新しい観念への塗り替えや最先端の認識の勉強が必要なのです!!なぜなら、可能性をキャッチするアンテナが、自分の好き嫌いや思い込み発では羅針盤足りえず、集団が傾く可能性すらあるから!
『「女が社会の流れを変える」は顕在化している』
 例えば私の仕事(不動産)でも、かっては営業というと男の仕事というイメージがありましたが、私の職場では女性の営業担当が持つ「明るさ・笑顔」「場を和ませる(充足存在)」「細かなところに気が付く」「表現のセンス」などの女性ならではの特性(強み)が会社としての大きな売り(アピールポイント)になっています。
 これからは、会社という組織でも全員が女性の役割を肯定し、安心できる場を創っていく事が企業経営においても最重要な課題のひとつになってくるように思います(既にそうなっているかもしれません)。

 

コメント

最近とっても寒くなりましたね~。
いつもぬくぬくでいたいです・・・
『知識より判断』とのことですが。
私は『知識も判断も大切』だと思っていますが、どうでしょう?
知識があるから、根拠を持って判断できる。状況判断をして、「何が必要か?」思考し、行動する。だから知識も増える。
同時進行かな?と思います。
(知識なく経験だけで判断すると、とんでもないことが起こることもあります)
「知識がない・わからないから」と止まってしまうのは、自分で答えを出すことを怖れるから。
「どうすれば役に立つ?何が必要?」と捉えられれば、知識も判断力も最大限活かせるのではないでしょうか♪

  • ふぇりちゃん
  • 2009年12月19日 06:44

ふぇりちゃん
確かに、どちらも大切ですね。
気をつけたいのは、多くの人が知識に偏りすぎているということです。「知ってることはやる。知らないことはできない」という思考って、意外と多くの人が知らず知らずのうちに嵌ってしまうんです。
もちろん、知識・判断の両方が生かされるのは「どうすれば役に立つか?」という軸があってこそですね。そこを見失わずに力を磨いていこうと思います。

  • コニシ
  • 2009年12月21日 23:58

>「知っているか知らないか」が価値観に大きく影響していたように思います。『より知識が多い=多くの答えを出せる』という、ある意味分かりやすい基準だったからこそ、そこに疑問が生じなかったのかもしれません。
しっかり分析されていますね!いつも関心します!
「じゃあどうするか?」=「出来る限りの情報を集めて最良の判断をしながら進む」等、具体方針を固定して下さってありがとうございます♪

  • いけち
  • 2009年12月22日 21:19

いけちさん
コメントありがとうございます☆
知らず知らずのうちに知識重視の考え方になっちゃうんですよね。どう考えるか?考えるためには何が必要か?と問いを重ねることで、未知の課題にも取り組んでいけるのだと感じています。
言うほど簡単ではありませんが、意識していきます!

  • コニシ
  • 2009年12月25日 01:41

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