2009年11月24日
供給者育成を実現している『ウェザーニューズ』
(「iPhone・iPod touch ラボ」さんよりお借りしました。http://ipodtouchlab.com/2009/01/weather-news-332.html)
今回は、日本国内で、従来の生産者と消費者の立場を超え
た取組みをしている民間で世界最大の気象情報会社『ウェザーニューズ( http://weathernews.jp/ )』を紹介します。
気象情報は、基本的に、
>気象庁が全国約1300カ所に設置された地域気象観測システム「アメダス」や気象レーダー、気象衛星「ひまわり」による気象観測データなど、予報に不可欠な膨大な情報がすべて集まる拠点でもあるからだ。
集められたデータは、いったん国土交通省の外郭団体「気象業務支援センター」に蓄積され、
センターのサーバから、各民間気象事業者に送信される。情報の価格は「情報管理にかかる実費
程度」(同センター)といい、最も高額なのは各気象台で10分ごとに気温や気圧などが記された
「観測データ」で、月7万7400円(全国分)という。各社は速報、非速報含め40を超える気象情報の
中から、必要な分だけ配信を受けることができる。( http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0911/02/news035.html )
という一元化された仕組みの中で、気象庁から買い取った各民間会社が、様々な視点から情報発信
をしている。
しかし、
>実は、気象庁がシングルボイスを盾に、意図的に事実と異なる情報を流していることも、今回の
講習会の席上で明らかになった。(中略)
つまり、唯一の情報を提供する立場の気象庁は、「注意喚起の効果が薄くなるから」という理由から、
実際は温帯低気圧に変わっても、情報を出すときは台風のまま、という意図的な“誤情報”を流していたことになる。( http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0911/02/news035.html )
と、事実を捻じ曲げる官僚達の傲慢な対応が明るみになってきた。
そんな中、ウェザーニューズは、本来皆が必要とする情報をいかに届けられるか。
その為に、視聴しているサポーター自らも参画させ、その地域に必要な情報をサポーター1人1人が、供給者として発信していく手法を試みている。
これが、実は、冒頭に挙げた従来の生産者と消費者の立場を超えた「すごい」取組みなんです 😀 。
その前に、クリックをお願いします。
冒頭の従来の生産者と消費者の立場を超えた『供給者育成』を実践しているのが、『ウェザーニューズ』
ウェザーニューズでは、サポーター(個人、企業)が感測、予報、配信に参加する世界初の双方向型
の気象情報交信ネットワーク「WITHステーション」を本格的に軌道に乗せ、従来の気象のあり方を革新的に変える事を目指し、(参照
有料会員サポーターを募り、彼等からの発信に対する評価システムを導入し、『供給者育成』を実現
しています
【評価システムの具体事例として】
☆ポイントシステムを導入。
・有効なリポートを投稿した日に10ポイント付与(※2回目の投稿にはポイントが付与されない)
・動画番組に採用 さらに10ポイント付与
・1日で最大20ポイント獲得できる。
・リポート可能回数が1日3回まで。
(台風、大地震などの災害時には投稿回数制限を解除)
・2,000ポイント獲得で「持ち運び可能な観測機(ケストレル・モデル3500)」を進呈。
(※プレゼントも、供給者の視点に立ち、必要なモノをプレゼントする事で、より良い発信が出来るよう
になる。)
・5,000ポイント獲得で「GOLD会員(永久会員 – 月額課金が無償になる)」の権利がそれぞれ贈呈。
(参照
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA )
( http://bizmakoto.jp/bizid/articles/0907/13/news055.html )
●次代を読み、供給者育成をしている事がすごい!!
『供給者育成』という視点は、次代の企業経営に必要な視点だと思っています。
なんで?
その答えは、下記のるいネット( http://www.rui.jp/ )の投稿にあります。
るいネット「需要発から供給発へ」
( http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=79426 )
>こうした答えられるようになる=供給者になることが現在の「最も大きな活力源」という構造は、
なにも「なんでや」に限ったことではない。今若者が仕事選びにおける選択基準は「給料や余暇をいく
らもらえるか=需要主体になれるか」でなく「仕事のやりがい=供給主体としての充足」にあるし、そう
した欠乏はこれまでは単なる消費主体としてしか見なされてこなかった、高齢者や障害者の欠乏とし
ても見て取れる。
今や彼ら「旧来の社会的弱者」は「弱者として消費=需要する権利を主張する」なんて地平を脱却し
「同じ社会の当事者として役割を持つこと=供給者になることを求めている」。
今や、ウェザーニュースでは、4万人(※2009年8月時点)を越えるサポーターが、皆の期待(必要出し、知りたい)を受け、日々発信し続けています
ウェザーニューズの事例から、こうした万人が参加できる場を提供し、参加している人達の発信に対し、評価する仕組みを構築している事が、皆も期待しているんだなと思っています 😛
- posted by shiogai at : 23:30 | コメント (2件) | トラックバック (0)
コメント
ハシヒロくん、おかえりなさ~~い♪
J・Yさんの社内板投稿を読んで、私もサロンでのことが浮かびました。
私はわからないことだらけだから、「う~~ん、わからない。なんで?」となってしまうことが多いです。
で、そのままにしておくとモヤモヤするし、結局議論についていけなくなる。
だから最近はちょっとした疑問でも「もしかしたらズレてるかもしれないけど・・・これって、なんでですか?」と疑問発信するようにしています。(というか、せずにはいられない♪)
すろと男の人たちはみんな、私がわかるまで構造的に一緒に考えてくださいます。
答えを言えばすぐに済むことなのに、私が「これって、こういうこと?」と気づき発信をするのを期待してくれています。
そして「こんなこと聞いてもいいのかな?」と想っている私に対し、いつも「おっ!さすが、いい質問だね♪(鋭いね☆)」と評価してくださいます。
これも、相手のことを肯定視して、育て上げようとしてくださっているから☆
こうやって、いつも導いていただいているんですね♪
ハシヒロくんの記事を通して、さらに感謝が深まりました。
ありがとうございます☆☆☆
ふぇりちゃんへ☆コメントありがとう♪
>答えを言えばすぐに済むことなのに、私が「これって、こういうこと?」と気づき発信をするのを期待してくれています。
そして「こんなこと聞いてもいいのかな?」と想っている私に対し、いつも「おっ!さすが、いい質問だね♪(鋭いね☆)」と評価してくださいます。
これも、相手のことを肯定視して、育て上げようとしてくださっているから☆
ふぇりちゃんが実践していること、すごくいい♪♪理解が深まるだけでなく、サロン全体がお互いに信頼できるいい充足空間がふぇりちゃん発で生まれているんだろうなあ~と思いました(^^
なんでや劇場にも話が出た、「活力がある集団(企業)が勝っていく!」というのも、相手のことを想って応望して充足空間を作っていけるのかがとても重要なんだと想います。これからも実践していってくださいね♪そして、るいネットで実践例や充足体験を発信していってくださいね♪♪
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