2010年02月02日
「共同体の挑戦シリーズ3」~合議制のカギは事実の共認にある~
コンバンワ 社会人歴10年目になる、みわつん@32♀ です
さて、共同体の挑戦シリーズも、3回目
前回の復習は・・・・
>つまり、集団を統合するには権力統合体ではなく共認統合体の方が適した時代となったのです
そして、共認統合体を実現するシステムとして、
1.全員が経営や財政情報を把握し成員の末端まで外圧を掴める情報公開システム
2.全員が取締役となって経営に参画する合議体制システム
が構築されて来ました
この中でも、今日は合議体制について、詳しく扱ってみたいとおもいます
(いままでの
「共同体の挑戦シリーズ1」~若き事業家たちと確かな時代認識~
「共同体の挑戦シリーズ2」~権力体より共同体のほうが適している~
も、合わせてぜひ、読んでみてくださいね )
続きは、いつもの応援 お願いします
ありがとうございます
では、今日も「共同体の挑戦」の、一節を紹介します
合議制のカギは事実の共認にある
私たちは、現実そのものを対象とする長年の生きた会議経験の中から、合議体制(ひいては真の民主主義)を実現するカギは、論理が整合する事実の共認にあることを、体得してきた。
合議制・・・というと、「多数決」という風に思いガチですが・・・ちょっと違うのです
多数決の決定構造は、「どれだけ人数が多いか?」ということですよね。
しかし、ココで言う、合議制で大事なのは、
事実を共認する
ということ。
例え仮説であっても、皆の知っている限りの知識に照らし合わせて論理が整合していれば、それを事実として認める。
もちろん、これまで認めてきた「事実」に反する現象が出てくれば、直ちにその現象事実を組み込んで論理=構造認識を組み替える。この様にして、事実の認識体系は無限に進化してゆくことになる。
逆に、自分にとって都合がいいというだけで、事実に基づく根拠が何もない「主義」や「主張」など、共同体では一切通用しない。もちろん、誤魔化しや言い訳など、通用する訳もない。この徹底した現実直視⇒事実追求の姿勢こそ、常に確かな時代認識を育み、共同体を実現させてきた真の力の源である。
このようにして、類グループでは、その会議に参加する全ての人が、
「事実ってどうなっているの?」
という姿勢で会議に臨んでいます 😀
ここで、こんな投稿をるいネットから紹介します 😉
私権企業では「自分の目先の利益や評価」のみに意識が向かいがちで、どうしても「みんなのため」という意識にはなりにくい。
ところが共同体では、みんなで「実現するため」に、全て社内ネットやるいネットへ発信し、事実を共認して前進していく。
(中略)
投稿することで仮に「おかしい」と評価されても、軌道修正して「変えたらしまい」というのは、本当にその通りだと心の底から思えるようになったのも大きいです。これはみんなの指摘が常に「肯定視」から来る「実現思考」に基づいているから。
みんなの判断・評価に「本気で委ねて」おかしいと指摘されたら「本気で変える」
これができる人が本当に評価され、みんなの役に立つ人だということに気付いてきました。
つまり「自分がどう思う」を捨てることが大切で、常に「みんながどうしていきたいか」という、一点のみを軸にすることが大事だということ。
(「『自分発→みんな発』のスタンスに変われたきっかけとは…?!」 るいネットより)
このように、合議制とは、たんなる多数決ではなく、
参加している全ての人が当事者となって
「事実とはなにか?」「何を実現していきたいのか?」「みんなにとって、どうなのか?」ということを軸に追求し、統合していくということなのです。
そして、最後に
これらの会議では、設立当初15年間は主に会社の経営問題を扱ってきたが、バブルが発生した’86年頃から、社会の異常を感じ取った皆の関心が次第に社会問題に移行してゆき、遂に、サル時代まで遡った社会構造の解明に進んでいった。
それは自ずと、新しい構造認識や概念装置を生み出してゆくことになったが、その結論を要約したものが『実現論』である。
さて、次回からは、「社会構造の解明とは?」「次代はどうなっていくのか?」など、類グループで追求してきた内容にせまっていきたいとおもいます
今日も、読んでくれてありがとう
- posted by nisi-miw at : 10:52 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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