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2010年05月19日

まごころを形にする会社 ―杉山フルーツ

食べたいよりも贈りたい☆
今回ご紹介する企業は、静岡県富士市の“シャッター街”と呼ばれる寂れた商店街にあるフルーツ店 です。
このフルーツ店、創業以来家族経営で続いているのですが、野菜・果物業界が衰退 する一方なのに対して、売上が堅調 で店員さん・お客さん両方ともがとってもイキイキ としているんです :D
その成功ぶりは、経営手法を見学しに全国から経営者の方々が集まるほど
今回は、なぜこの小さなフルーツ店がこんなに注目されるのか、その秘訣に迫ります :D
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杉山フルーツの成り立ち、経営の特徴についてはこちらの投稿をご覧下さい
応望性と、それを元にした企画力・提案力が活路を開く~杉山フルーツ
この事例の中でも重要なのが、
“お客様に喜んでもらうことが自分の喜び ”という共認原理を実践されている杉山清さんの行動と、それに対するお客様の反応。
それは
ほぼ毎日、静岡からはるばる大田市場(東京都大田区)まで仕入れに行く
儲けを優先しない売り方(箱の底にある果物まで、満足いくものかを確かめてから売る)
お店を訪れたお客様からは数多くのお礼のメールが寄せられる  →
 リンク
お客様のためを思って行動することを、自らの活力源にしている、
そして、お客様もそれを感じ取って喜んでいる、

ことが注目すべき点です
この杉山フルーツのすごさを、もっと掘り下げて見ていこうと思います :roll:
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周りの皆が喜んでくれることが活力源になっているより引用
杉山社長の亡き父の言葉に「人間はいかに世の中に貢献できるか」という言葉がある。
常に、自分のような小さな商店街の果物屋に、貢献できる何かがあるのかと?
考えて行動されています。
地元の商店街が衰退していく姿を見た時に、
まずは、自分達の店が、お客さんに喜んでもらえる店になるには?
を考える事が重要だと判断されました。
人と人との信頼関係によって店が成り立つのであれば、自分の損得勘定でモノを考えるのではなく、
皆に本当に善い事をしたいという思いからだったのでしょう。
そんな「人」杉山清社長を慕って、多くの人達が、
毎日渡した相手が喜んでくれた笑顔を想像しながら、商品購入にやってくる。

充足を販売するフルーツ屋 -杉山フルーツ-より引用
これだけの成果をあげていながら、店主である杉山清氏に規模拡大の意思は全くないらしい。
「拡大すると商品やサービスに目が行き届かなくなり、
お客さんを満足させる質が維持できなくなるから」という理由から
らしい。
単純に「モノを売ってカネを得る」という図式で商売を捉えているわけではないようだ。
とはいえ、フルーツを売って商売を成立させているのは事実だろう。
杉山氏は一体どういう意識で経営をしているのか?
そのヒントは、杉山フルーツの商品から見出すことができる。(リンク
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これらの写真を見た印象は、「食べたい!」よりも「贈りたい!」である。
これは、食べ物でしかないフルーツを遥かに超えた『充足』が伴っていることを意味している。
つまり、贈り物ならば、贈る側も貰う側も充足できる。そういう充足を商品として売っているのだ。
当然、高い充足には高い評価(=感謝)が付いてくる。
それらが杉山氏の活力を引き上げるから、「もっと働きたい(役に立ちたい)」
という気持ちが湧いて更に仕事に向かう。杉山フルーツは年中無休で営業しており、
杉山氏は早朝から市場へ向かったりと忙しいらしいが、それは苦役ではなく充足源なのだろう。
そうやってずっと仕事をしたい、役に立ち続けたいという思いが基で、
リスクの伴う「規模拡大」には踏み出さないという選択をしているのだ。
この「規模拡大はしない」「楽しいから休まずに働く」という姿勢は、
従来の市場原理とは全く異なる価値観だろう。
フルーツという”モノ”を扱ってはいるが、杉山氏にとってフルーツは期待と応合の媒介でしかない。
実質的に提供しているのは充足であり、本源的に活力が湧く仕組みで経営しているから、
杉山フルーツの躍進が生まれているのだと言える。

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この杉山フルーツのすごさは、“小さなフルーツ店だけど儲かっているところ”ではなく
物を媒介に、まごころを形にしてお客様も店員も充足している
店を拡大するよりも、店をずっと存続していくことが重要

というところにあるのだと思います
まさに、お客様のため、周りのみんなのためを体現している企業なのですね :D
この姿勢は、今後の中小企業がどう生き残っていくかという問題へのヒントを与えてくれると思います
中小企業の後継者問題はどうすれば解決する?
最後まで読んでくださってありがとうございます

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