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2010年08月14日

愛知サマーセミナーでなんで屋が『役に立つ社会人になるには?』を講義

今年で22回目の開催になる愛知サマーセミナーhttp://www.samasemi.net/
私自身は1日目に講師として参加しましたが、「みんなでつくる夢の学校」「誰でも先生、誰でも生徒」というキャッチフレーズにもあるように、まさに教える方、教わる方という垣根をとりはらい、誰もが学びの当事者となる場でした。
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※写真は「なんで屋@名古屋ニュース」より。3日目の講義風景。
実際の講義の詳細は、「なんで屋@名古屋ニュース」http://blog.livedoor.jp/nandeya_nagoya/archives/51682813.htmlに譲りますが、今回の講義で学生たちに伝えたのは、
「今社会で求められているのは、コミュニケーション力を持った、活力ある人材。時代が大きく変化した中で、自分だけの勉強、その結果としての学歴は評価のものさしのひとつに過ぎず、むしろ学生時代から率先して仲間のまとめ役、リーダーなどに挑戦することで、社会で必要とされる力は自ずと身につく。」ということ。
その実践的な答えとして、
①充足・肯定の場を創る
②みんなの期待をつかむ力、アンテナ力を身につける⇒社会の勉強の必要
を伝え、実際の勉強の場として「なんで屋露店(名古屋)」を紹介しました。
以下、その講義から、まとめの部分を引用します。
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<まとめ その1.充足・肯定の場を創る> (中略)
 今の企業にとっての第一課題は「社員の、周りの活力をあげる」、でしたが、
もちろん「元気を出せ!」「活力を上げていこう!」という呼びかけだけでは、誰も力がでません。
 そのポイントは、こちら「充足・肯定の場を創る」です。
先ほどのまとめで、リクルートや山北設計の女性の話にもありましたが、周りの活力を上げるには、まず「みんなが意見を言える」あるいは「みんなで評価し、喜び合える」、充足=つまり充ち足りた、肯定的な空間、雰囲気を創り出していくことが必要になります。
(中略)
 この充足・肯定空間を創っていくために必要な認識は2つです。
①時代状況が自分第一の私権原理から、みんなとの充足=共認充足を第一とする共認原理へと変わった 
②女性の充足や肯定が周りの活力をより引き上げていく
この2つの認識が必要です。
 この2つの認識を意識して今後日常のいろんな場面で成功体験を積んでいけば、どんどん役に立つ社会人になるための基礎を築いていけます。
 例えば、部活動。あるいは教室のホームルーム、家族の中でもいい。それら様々な場所で周りみんなの活力を上げること、そのために充足・肯定空間を創っていくことを率先してやっていきましょう。最初は笑顔とその反応を見ていくところからでもいい。そういった成功体験を積んでいくことで、より「周りの活力を上げる」、つまり「役に立つ社会人」になっていけるのです。
<まとめ その2.みんなの期待をつかむ力、アンテナ力>
 
 そして、もうひとつ。
 周りの活力を上げているだけでは、企業は前進していきません。一つ一つの課題に答えを出していかなければならない。
 それには、周りのみんな、お客さんの期待はどこにあるのか。もっと言えば社会で必要とされているのは、何なのか?それには、みんなの期待をつかむ力。アンテナ力が必要になります。
 そのような力を学生時代にどうつけるか。もちろん学校の勉強も不可欠ですが、学校の勉強だけしていても役には立ちません。
 「今の社会の状況はどうなっているのか?」「みんなが期待していることは何なのか?」を勉強していくことが必要です。こういった社会状況は常に固定しているわけではなく、変わり続けているので、インターネットなどを通じて日々こういった社会の勉強をしていくことが重要になります。
こうして、みんなの期待をつかむ力、アンテナ力を養い、はじめて答えを出していける社会人になっていけるんです。
 ただ、広くて複雑な社会の勉強を一人でするには限界があるのも事実。だから、一人でなくみんなで勉強する必要があるんです!
 例えば、このサマセミもまさに社会と学校の勉強を繋げる試みで、現実の社会と学校の勉強を繋げる場の一つ。
 そして、僕らのやっているなんで屋露店もサマセミと同じように、社会と学校の勉強を繋ぐ場です。路上で色々な社会人と接することで社会の状況を肌で感じてもらいながら、みんなと社会について語り合い、学んでいく仕組みを作っているんです。
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 実際の参加者は、高校生・大学生のみならず、父兄や大学で同様の講義を行っているという社会人の人まで広い年齢層になりましたが、いずれの参加者にとっても気付きの多い場であったようです。特に、路上のなんで屋については、ほとんどの人が「今度行ってみます!」という感想を残してくれました。
 そして、実は誰よりも活力をもらったのは、講師やスタッフとして供給する側になった我々の方でした。
供給者としての喜びを実感した3日間でした。

 

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