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2010年09月01日

女性が元気な会社は強い~女の子はほめ言葉を食べて生きている~


こんにちは、みっちーです

『女性が元気な会社は強い』
みなさんそんな感覚を持っておられると思います。ただ「女性スタッフに気持ちよく働いてもらうにはどうしたらいいんだろう? 」と悩んでいたり、「女性スタッフは扱いにくい 🙁 」と感じていたりする人も多いと思います。
そんな人たちのヒントになるように、今回は『不機嫌な女子社員とのつき合い方(著者:北山節子)』の記事を紹介したいと思います。
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だれだって自分の存在が認められれば、うれしいものです。
『ほめ言葉を食べて生きている』という女性ならばなおさらです。
スタッフ全員が「仕事が楽しい」と感じたとき、社内の人間関係は間違いなく良好になっています。それは四方八方から観察し、ものごとをプラス方向にもマイナス方向にも考える女性が胸を張って誇れる職場というしるしです。
■両親から学んだ「ほめる才能」
小学校時代の100メートル走はいつもビリ。
でも父は「よく走った!」とほめてくれるのです。「ビリだったんだよ」と笑っても、「転ばず最後まで走ったのが偉いんだよ~!」なんてほめてくれました。本当かな?と疑いつつも、うれしくなり、私は走ることが大好きになりました。万事こんな調子でしたから、人からは不得手に見えても、嫌いなことはほとんどありません。ほめてもらったことで、できることがどんどん広がっていったのです。
母は父に輪をかけてほめる達人でした。
高校時代一緒にハンバーガーショップに行ったときのこと。
「いいところでお仕事されてますねぇ。こんなにおいしいハンバーガーを、本当にごちそうさまでした」そう言って、深々とおじぎをするのですから笑ってしまいます。でもこの母の言葉に、アルバイトの店員さんたちが笑顔になり、おじぎをするのです。不良っぽく見えた茶髪の男の子たちまで、本当にうれしそうに「ぜひ、またいらしてください!」と言ってくれます。
小学生の頃、母が一生懸命つくってくれた料理を、誤ってひっくり返してしまったことがありました。この直後、母が私にかけた言葉は、「大丈夫?やけどしていない?」でした。無事を確認すると、「よかった、すばしっこいねぇ、すごい!普通なら大やけどをするところだよ~」「ごめんなさい」と、ポロポロ泣き出す私に母は、「気にしなくていいのよ。お料理しているとね、こんなことしょっちゅうあるの。こういうときこそ、大掃除のチャンスなのよ~」と言ってくれたのです。
困ったことに直面しても動じることなく、ポジティブに発想転換できるようになったのは、父と母のおかげだと思います。いろんな角度からよく観察し、小さなことでも何か「いいところ」を見つけることで、苦手なものを克服できる。大きく言えば、人生を何倍にも楽しめるようになるのです。
■言いにくいことを言い合える職場を目指す
お客様に喜んでいただける幸せを、早く後輩たちに味わってもらいたい。そのために「ほめる」ことをとても大切にしました。
「なんで、できないんだ」怒られれば怒られるほど、人は萎縮してしまいます。きちんと理解していても、どういうわけか同じ失敗を繰り返してしまいます。「お前は仕事ができない」そう言われると本当にできなくなってしまうのです。「あなたの笑顔はダメね」そう言われて以来、本当に笑顔が消えてしまったのです。
ネガティブな言葉は人の心に深く残り、ストレスになってしまいます。私がモットーとしていたのが、『鼻くそを注意できる職場です』別の言い方をすれば、相手を思いやる気持ちから、言いにくいことでも言い合える関係です。
職場でお客様にお見せできない状況のときは、「ワンポイントです!」を合言葉にしてお互いに知らせていました。そのうち言葉にしなくても、表情だけでわかるようになりました。そんな言いにくいことも言い合える間柄だからこそ、売り場にも笑顔が溢れて、お客様にも「このお店、居心地がいいわね」と言って頂けるようになったのです。
■ほめる極意は「目配り・気配り・心配り」
女性は情報にとても敏感です。一つのニュースを聞くと、過去の経験を振り返ると同時に、未来の可能性をいくつも想像します。口にこそ出しませんが、ワーストからベストまで100通りものシミュレーションをしているのです。悪いイメージを抱くと、そこに至るプロセスまでも想像できるため、坂を転げ落ちるように、瞬く間に負のスパイラルに陥ってしまいます。
だから女性と接するときには、肯定的なイメージを抱くように導いてあげることが大切です。いい結果をイメージできていれば、そこに向かってどこまでも向上できるのです。ほめる上でも、まずは肯定的な気持ちで先回りしてイメージ。目で見て想像力を働かせ、イメージして気配り、心配りして行動に結びつける。「目配り・気配り・心配り」が、ほめる言葉を伝える極意と言えるでしょう。
私は人の話を、耳と心を傾けて熱心に聞くことだけがとりえです。アドバイスを求めれたら、その人の立場に近づいて一生懸命考えます。具体的な解決策を提供できなくても、その人の気持ちにちょっと寄り添うだけで、相手の心が軽くなることもあるのかもしれません。
■不機嫌の背景を知ろう
景気低迷のとき、一番会社を盛り上げる力は、スタッフ一人ひとりのモチベーションと良好なコミュニケーションにほかなりません。それには女性のコミュニケーション能力を活かさない手はないでしょう。
表に現われた動作や言葉だけではなく、その裏に隠された感情さえも無意識のうちに考え、感じている女性は、ものごとをポジティブに考えられれば、プラスの方向へどんどん力を発揮してくれます。たとえ結果が悪くても、そこに行き着くまでのプロセスを評価し、ここまではよくできているから、結果を出すまでには○○を改善すればいいという前向きなアイデアも生まれます。このとき、仕事や仲間に対しても、ちょっとやそっとの困難があったところでへこたれません。
私の居場所はココと胸を張って言える自信、また職場のみんなでがんばっていくと決めた女性は、無数の喜びを心にもっています。そして、そのすべてが会社をよくしていこうと、次のアイデアを生むベースになります。
ところがひとたび機嫌をそこねたとき、それまでとはうってかわって一つひとつマイナス方向へ向かって行ってしまいます。一段一段階段をおりるように心を閉ざし、口を閉ざしていく。それは、周囲の人のたったひとことからはじまるかもしれません。そうなると今度は事細やかにマイナス面を探しはじめ、仕事を辞めたいとまで思い詰めてしまうこともあります。
そんなときは彼女たちをよく観察し、対話し、話を聞いてあげてほしいのです。「女性は難しいな」と感じたら、その背景にあったできごとを知ること、気づくことが大切なのです。上司のあなたから女性スタッフへの態度や接し方を変えていけば、女性スタッフはより力を発揮して、きっとあなたの強い味方になってくれるでしょう。
(以上)
参考になれば嬉しいです
最後まで読んで頂いてありがとうございます☆

 

コメント

相互扶助経済社会・・・初めて聞いた言葉ですが、それこそが経済のあるべき姿だろうなと感じます。
本当に必要とされているものを創り、世に広める集団にこそ活動資金を提供すべきだろうとは常々思っていました。まさか現実にやっている会社があろうとは・・・。
この事例を見ていると、商品一つ一つよりも「それを創っている集団が評価されてお金が集まる」というイメージが湧いてきました。モノよりヒトを評価してこそ、健全な社会になるような気がします。

  • 羊犬
  • 2011年2月8日 18:41

>たとえ人の役に立つものでも、儲からない製品は造らないという、非人間的な判断を平然と行うようになったのです。
市場社会の欠陥を言い表していて考えさせられる言葉ですね。

  • どら
  • 2011年2月8日 22:35

儲かる、儲からないだけじゃなく、人の役に立てる商品を作る。
利益が出なくても、その行為を評価され、会社は、周りがサポートしてくれている。
こんな次代の企業形態が知れて、もっと他の皆に役に立つ企業への見直しが進んでいけばと思っています。

  • 羊パンダ
  • 2011年2月8日 22:47

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