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2011年02月04日

『類グループが勝ち続ける理由』11~社会構造を分析し、意識潮流を読む「ネットサロン」~

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こんにちは、設計営業の前上です。
今回は、類グループの特徴のひとつである「ネットサロン」を紹介します。

協働者が多い!
相手を想う日々の行動の積み重ねで、一度一緒に課題をしたお客さんは楽しんで、喜んで、類グループのファン=協働者になってくれる!

  
相手を想う日々の行動…というけれど…
どこの会社も“お客様のために!お客様第一”というスローガンを掲げて行動してる…
類グループは何が違うの??
 
それはお客さん以上にお客さんの欠乏を掴み、言葉化したり、その会社が置かれている状況を把握し、答えを出していけるように社会の勉強をしているからなんです。

これを実現できるのは、類グループには『ネットサロン』があるからなんです
『類グループが勝ち続ける理由』7~後編・プロローグ~ より

ということで今日はネットサロンに迫ります。
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1 みんなの意識は「もっと社会やみんなの考えを知りたい!」
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最近は「勉強会ブーム」が広がっているといいます。
英会話やITスキルなどの直接仕事に関わるスキルの習得以外にも、経済や政治など特定の分野を深く知るための「朝会」や「読書会」、様々な分野で働く人々との出会いを求めて「異業種交流会」などに参加している人も多いようです。
これらの動きの底流にあるのは、「もっと社会について知りたい」「みんながどう考えているかを知りたい」という意識だと考えられます。
 
ところが、現実の社内のさまざまな問題は全て繋がっているので、テーマを細分化すればするほど、問題の本質が見えなくなってしまいます。 
 
また、異業種といっても仕事をベースにする限りは、広がりに限界があります。 
 
それらの限界を突破し、社会やみんなの考えを知りたいという想いに応える場、それが「ネットサロン」です。
2 『ネットサロン』ってどんなことをしているの? 
 
類グループでは会社設立当初から社内の有志で始めた新聞勉強会という形で社会に目を向けてきました。その後発展して、類グループのほとんどの社員が参加する小グループ会議となり、るいネットやなんで屋露店が広がり始めた5~6年前あたりからは、なんで屋露店で出会った方、るいネットを読んで興味を持ってくださった方、参加者の口コミ知人など、ドンドン対象が広がり、現在では税理士さん、郵便局員さん、グラフィックデザイナー、看護婦さん、学校の事務員さん、高校生など、実にさまざまな立場、年代の方が参加されています。
 
そして、週3回火曜・木曜・土曜の夜に社内のサロンスペースで、約100名の参加者が6~8人毎のグループに分れて、政治・経済・環境・農業・生物史・人類史など、グループ毎にテーマを決めて追求しています。
時には仕事相談の話に端を発して、仕事で成果を上げるには?という議論に発展し、みんなが新たな気づきを得たりもしています。
 
では、『ネットサロン』と他の勉強会とでは何が違うのでしょうか?
 
 
3 「社会構造」と「人々の意識潮流」を追求しているのが『ネットサロン
 
社会の問題を議論するとすぐに、特定の政治家、政党、政策・制度、会社、産業などが槍玉にあがります。そして、犯人を特定した時点で思考停止してしまい、本当の社会の問題が見えなくなるものです。
現実の社会はさまざまな要素が複層的につながっているので、現在起きているさまざまな事象や問題の相互関係やその共通原因、さらに深い原因の追求を進めることではじめて、社会全体の構造が明らかになっていきます。
 
そのようにひとつのテーマを扱いながらも複層的な視点で追求し、「社会構造」の解明につなげているのが『ネットサロン』の特徴のひとつです
 
また、人々の意識によって、政治が変わり、経済が動き、新たな行動様式が生まれており、言わば、人々の意識によって、社会は動き、変わっているのです。
だから、過去の人々の意識潮流を分析できれば当時の社会構造の必然性が明らかになりますし、最先端の人々の意識を掴むことができれば、未来の社会も予測できることになります。
 
そのような視点から、「人々の意識潮流」を分析、追求しているのが、『ネットサロン』のもうひとつの特徴なのです。 
 
具体的に紹介しましょう。
 
 
4 どのように「社会構造」を追求しているの?

■つい先日、国の借金(債務残高)が1000兆近くまで膨らんでいることが公表されました。そうなったのは何ででしょうか?
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【経済・政治からの視点】国が借金し始めたのはいつからか?なぜしたのか?
借金し始めたのは、日本が豊かになった1970年代。その結果、人々は欲しいものが無くなり、そのまま放っておけば、市場は縮小していく。しかし、政治家は経済成長を堅持することが自身の権威を維持するためには必要であり、バラマキ政策を行っている。人々が期待していることと、政治家が行っている政策にはズレがあり、その結果、借金はどんどん膨らむ一方となっている。
 
【人々の意識潮流からの視点】1970年代前後では人々の意識はどのように変わったのか?
人々は、物的需要を充たすことや市場拡大(GDP成長)では充たされなくなっている。みんなが期待しているのは、心の充足であり、「人の役に立つこと、喜んでもらうこと」。
つまり、この意識潮流の転換を元に考えると「需要=物的消費が必要なのではなく、供給=意識生産が期待されて」おり、これが閉塞した経済の突破口となる。
 
【制度の歴史からの視点】=なぜ国家が借金をする仕組みが生まれたのか?
歴史的には、国際金融資本家(ロスチャイルド家)によって現在の中央銀行制度が作られており、仕組みを作った彼の利益となるように国が借金をする仕組みや政治家を作り出した。
 
国の借金の問題を解決するためには、お金の使い方を「需要(消費)から供給(生産)」へ」と転換していくことと、そもそも国が借金する仕組み(中央銀行制度)を見直す必要があることが分かります。
るいネット「社会問題もあらゆる視点から検証し、構造化することで可能性が見えてくる!」より

 
その他、

■環境問題、環境問題っていうけれど、全然解決されない!環境問題の本質は??
に対しては、
社会期待の歴史(8)~環境問題を充足課題として捉え直すことで、本当の解決策が見えてくる~ (「自然の摂理から環境を考える」より)

■経済と政治はどう関係しているの?
実は、政治家そして彼らを操る存在によって経済はコントロールされているのです。
その仕組みは…
に対しては、
なんでや劇場 9/15 レポート1「経済破局に至る基本構造」 (「日本を守るのに右も左もない」より)

というように、『ネットサロン』では、現実の社会で起こる様々な出来事を複層的な視点で捉えて、社会構造を明らかにしていっているのです。
 
 
5 どのように「人々の意識潮流」を追求しているの?

るいネット『次代を読む』 の投稿からは、
【外圧の変化】
それまでは、人々は「飢えの圧力」の中、集団の成員は序列原理(力の強い者に弱い者が従う仕組み)の下、身分・お金という尺度によって統合されてきたが、1970年代に貧困を克服し生存圧力が克服され、序列原理が無効となり、集団や社会は、仲間との『共認』(課題や役割や規範を認め合うこと)によって統合される以外にないという状況に直面した。
【不全状況】
しかし、仲間と言っても、学校や企業という序列原理で統合されてきた私権集団の中では閉塞するばかりで、既成の集団の中で答えを求めても、可能性が見出せない
【可能性はどこに?】
ところが、これまで人生の節目ごとに「学校に入り」「企業に入り」「家庭に入る」のだと認識させられてきたものを、「本当は、「集団」に入ったのではなく、社会に出ていった」と認識を転換すれば、「集団」から離脱するということは、「集団」の外の世界を(つまり社会を)対象化するということであり、「集団」から離脱した人々が、まずは状況(みんなの意識)を掴もうとするのは、当然である。
だから、人々が答えを求めて、外へ外へと状況(=人々の意識)を探索し、「みんな期待」に応えることを活力源にしようとするのが、最先端の意識潮流となる。

というように、【外圧の変化】→【不全状況】⇒【可能性はどこに?】という3つ段階的で構造化しながら、人々の意識潮流を読み解いていくのです。
 
その他、ネットサロンでは意識潮流をテーマに次のような勉強もしています。

■るいネット『新しい潮流』シリーズ1~14の投稿を輪読し、これまでの意識潮流の変遷経緯に同化、みんなで図解化したりしながら、「これからの可能性を発掘するための構造認識」を磨いています。
例えば、14『社会空間における本源共認の実現形態』をみんなで輪読して同化を深め、
『【幹図解】新しい潮流14』のような構造図解と、気付きが得られています。

■るいネット『潮流』シリーズ1~9は、各種分野ごとのブログを運営するネットサロンで扱われ、これからの突破口を見出す際の“導きの糸”になっています。
例えば『潮流1:共認原理と私権原理』 を元にして、
“自然の摂理から環境を考える”というブログの『環境を考えるには構造認識が不可欠!』 
 という記事が生み出されたり、
他の金貸しは国家を相手に金を貸す『潮流2:戦後日本の意識潮流』 
 を元にして
『経済破局を突き抜けていく道標』  という記事が生まれたりしています。

 
こうやって、多くの社員が『ネットサロン』に参加し、社会構造や人々の意識潮流について学んでいるから、お客さん以上にお客さんの欠乏・状況をつかむことができ
『類グループが勝ち続ける理由』1 ~類設計室 コンペ勝率6割の秘訣!~
『類グループが勝ち続ける理由』2 ~類地所 管理受託物件の稼働率95%以上の秘訣!~
類グループが勝ち続ける理由3~類塾 全国トップクラス高 合格者数24年連続No.1の秘訣!~
 
という成果に繋がっていくのだと思います。
 
いよいよこのシリーズのクライマックスが近づいてきました。次回、シリーズのまとめを設計室の橋本さんにお願いします。

 

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