2011年02月03日
いい男への道~構造認識を身に付けることはみんなを導く力になる~
ネットサロンで構造認識を身に付ける為に図解化演習を続けています 😀
図解化演習とは、2つの矢印(→、⇒)を使うことで、物事を構造的に捉えられるようになるための演習です。それぞれの矢印の使い方は下記の通りです。
①原因→結果:因果関係を表す矢印
②不全⇒可能性:可能性収束の矢印
皆さんも何かを考える時、①の因果関係で捉えようとすることって多いですよね。
例えば、うまくいった(orうまくいかなかった)時の反省会なんかでは○○→(だから)△△といった総括をすることが多いですよね。でもこの考え方だけでは仕事場面では、なかなか成果にはつながりません。なぜだか分かりますか???
それは・・・・
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仕事場面では、何かしらの方針を出さなくてはなりません。そして、方針とは「これからどうする?」という未来のことです。でも①の因果関係の考え方は、起こってしまった結果に対して原因はなんだろう?という追求・・・・つまり過去のことを考えていることとなり、なかなか方針(未来)を導くことはできません。
みんなを導くためには、確かな(=みんなが納得できる)根拠があって、それに対してみんなが可能性を感じることができる方針が必要です。
だから図解演習の①②は
①原因→結果:みんなが納得できる根拠を掴むための考え方
②不全⇒可能性:みんなが可能性を感じるこ方針を提示するための考え方
とも言い換えることができます。
この①②の矢印を使いながら物事を考える訓練が図解化演習なんです。
ある程度、図解化ができるようになってきたら、普段の仕事でも(スッキリしない時ほど)図解化することを心がけています。そして、最近の仕事で、この図解化の効用に気づけた瞬間がありました。
一つの仕事でリーダーを担うことになった時の話です。そこで、仲間に伝えるためのコンセプト(方針書)をつくることになりました。
そのコンセプトをつくる為にしたのは、
、自分の頭で考えられる事象、課題を全て列挙する。
、最終的に達成したい目標をイメージする。
、 と とを繋ぐ為に、方針(仮説)を立ててみて、因果関係の→と可能性収束の⇒で繋いでみる。
、何度もこれを繰り返して、最終的に全ての事象と達成したい目標が繋がった図解をコンセプトとして提示しました。
このコンセプト(方針書)、その仕事は予想以上の成果を達成することができました☆
この成功体験を通して、『アイディアと方針は違う』ということにも気づかされました。
みんなに動いてもらう(=みんなを導く)ための方針を作り出すには、みんながスッキリする追求(根拠・繋がり)が必要となります。そして、それを可能にしてくれたのが、図解化演習(構造認識)だったんだと思います。逆に(これまでのうまくいかなかった経験を思い返してみて)、みんなが動けないならば、それはアイディアレベルで留まってしまっていた(方針にまで至っていなかった)ということにも気づけました。
図解化演習により構造認識を身に付けることは、みんなを導く力になります
是非試してみてください
- posted by kura at : 0:40 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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