2011年08月15日
「目配り⇒気配り⇒心配り」が仕事を変える~共認域を広げることが企業を変える①
みなさん、こんにちは~。暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか
さて『「目配り⇒気配り⇒心配り」が仕事を変える』シリーズでは、これまで古きよき日本人の行動規範を追いかけて来ました。
江戸しぐさや日本固有の敬語などを初めとする礼儀作法など、日本人独特の心配りへ注目が集まる中、企業のあり方も大きく変容しようとしていることを示しているのだと思いまが、今回は、ちょっと話を現代に戻して、仕事場ですぐに真似できる共同体企業の取組みについて、「路上で世直し なんで屋【関西】」さんから~共認域を広げることが企業を変える~と題して、2回に分けて、紹介させて頂こうと思います。
今回は「すぐにでも真似したい共同体企業の取組み~若手編~(仕事の充足ポイント)」です。
どうすれば仕事がうまくいくの?とか、どうすれば活力を持って仕事ができるの?というポイントをいくつかの事例を通して整理していきましょー
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~事例① 何事も「開きだす⇒改善する」の繰り返し☆ Kさん(♂)の事例~
仕事をしている中で、「こういうことやりたいです!」と発案しても、「その位置付けは?」「どうやって実現するの?」と聞き返されると、自分でもビックリするくらいフワッフワした答えしか出ない、ということを何度か体験しました。
注意点は、自分の中では「これでいける!」と思うくらい追求したつもりでも、他の人に意外なほど突っ込まれるということです。追及が甘いと言われればそこまでですが、『周りに聞いてもらって始めて気付くこと』は常に存在します。自問自答で完璧なクオリティに達する人など存在せず、よく考えてみれば、仕事ができる人って「考えたことをみんなに開きだす→反応を受け入れて修正」を繰り返しているんですよね。
限られた時間内で何度も開きだして修正する。それも、より良くするために遠慮なく突っ込んでくれる追求仲間に開きだす。みんなで追求するってそういうことなんでしょうね。厳しく突っ込んでくれる人がいるから、自信を持って成果を表に出せる。今思えばありがたいことです。
【ポイント①】
自問自答するのではなく「考えたことを追求仲間に開きだす⇒改善する」が重要!遠慮なく突っ込んでくれる仲間がありがたい☆
~事例② 「不十分」を貰いにいこう☆ Kさん(♂)の事例~
自分の成果の発信に対して「不十分」と言われることには少々怖いものがあります。特に男性に多いのが、「完璧にしてから発信したい」という意識ではないでしょうか?
これが何気に「否定されたくない」という保身の心から、発信に時間がかかったり、発信しなかったり、となることもあるようです。
それで発信が鈍っては本末転倒なので、意識転換が必要となります。
その点に関して、昨晩、仕事に悩むある男性に対して先輩が「笑顔で」こんなことを言っていました。
『不十分もらっちゃいなよ!』
目が飛び出るくらい衝撃的な言葉でした。
自分では気付かない不十分な点を指摘してもらえるのって、実は凄くありがたいこと。それを評価と捉えず、「より良くするためのポイント」を気付かせてくれたとに感謝すべき。
そもそも受信側だって「もっと良くしたい」と思うから指摘しているのだし、それを恐れるなんてもったいない。
むしろ「不十分なところを教えてください!」「え?指摘ないの?」くらいのつもりで発信する位で良いのでしょう。
「できるだけ良くしてから発信したい」と長時間かけるのは時間の無駄。誰かに指摘してもらったことを塗り替えていく方がよほど早い。
発信してしまえば『あとは良くなるだけ』という意識でいきましょう。
【ポイント②】
不十分を恐れない!不十分は良くなる「近道」!「より良くするためのポイント」を気付かせてくれたことに感謝☆
~事例③ 邪魔をしているのは自分の中の理想像☆ Nさん(♀)の事例~
何ごともありのまま受け止められる友人がいる。
「何でそんな風に受け止められるの~?」と聞いてみると、
「う~ん、普通だよ~。 仕事してたら、日々いろんなことが起こる。いいこともあるけど、ミスもある、うまくいかないこともある。それに対して、なんでできないの?なんでミスしちゃったの?ということに労力を使うよりも、“どうしましょうか?”って考えたほうが可能性みえるじゃない?! 結局そこを考えていくんだし♪♪」という返事が返ってきた。
そうかぁ~。ありのままの現実を受け止められるほうがとっても普通。
逆に、受け止められないことのほうが余計なものがあるってことなんだ(><)
その余計なものというのが、自分の中の“理想”
自分のことにしろ、相手のことにしろ、自分の中に勝手に理想を作り上げてしまっていて、その頭の中と現実がズレていることを受け止められずにいるんだ!現実は、目の前で起こっていること♪
そこを注視し、どうする?を考えていくことでしか、現実はかわっていかない☆
【ポイント③】
自分の中の勝手な理想⇒目の前で起こっている現実を注視!
~事例④ 実現の像は自分の中にはない⇒みんなとすり合わせ☆ Hさん(♂)の事例~
最近、仕事でモヤモヤしていることがあって相談してみました。
自分の中で、「役に立ちたい」「力になりたい」という思いがあるがそれが出来ずに結果、「出来なかった。=(役に立てなかった)」といった気持ちになりがちで、活力が下がっていました。
相談してみると、実現する為に意識する3つのことを教えてもらいました。
それは、
①最基底部に実現の意志があるかどうか。そして、実現の意志とは応望性に規定される。
②ただし、応望性があったとしても、実現の像が掴めてないと動けない
そして、実現の像は自分の中には無い。従って、実現の像を掴むまでみんな(答えが出せそうそうな人)にその像が掴めるまで聞きにいく。
(あくまで、主体性を持って行動することが前提。)
③その像を掴んだ後には、特別な能力はいらなく、決め細やかな基本的な作業が出来るかどうか。
例えば、資料つくりが必要なら、「どう表したら相手にとって見やすいか?(小数点は入れたほうがイイか。どんな色が見やすいか。)」などのきめ細かな作業をどれだけ出来るか?が実現出来るかどうか。
実現の像が掴めていないと、動けない。そして、「実現の像は自分の中には無い」と言われてはっとしました。
最初は、その像を掴むのに沢山聞かなくては掴めないかも知れないけど、自分の中に無いなら分からない事を抱え込まずに周りに相談しに行くところから始めてみようと思います。
【ポイント④】
そもそも実現の像は自分の中にはない!
重要なのは自分で考えるより周りに相談しに行くこと!すなわち「すり合わせ」☆
では、以上の4つのポイントをまとめます!
【ポイント①】
自問自答するのではなく「考えたことを追求仲間に開きだす⇒改善する」が重要!
遠慮なく突っ込んでくれる仲間がありがたい☆
【ポイント②】
不十分を恐れない!不十分は良くなる近道!「より良くするためのポイント」を
気付かせてくれたとに感謝☆
【ポイント③】
自分の中の勝手な理想⇒目の前で起こっている現実を注視!
【ポイント④】
そもそも実現の像は自分の中にはない!
重要なのは自分で考えるより周りに相談しに行くこと!すなわち「すり合わせ」☆
なにやら自分の中でごちゃごちゃ考えながら仕事しているよりも、まわりとの関係の中で仕事している方が結局上手くいくし、なにより充足しながら仕事ができるという事が言えそうですね~!
まわりとの関係の中で得られる共認充足。
そしてこの共認充足を得るためのには課題共認→役割共認→評価共認が上手くいくことが必要で、それらが上手くいくには「すり合わせ」が重要になってくるんです。
お互いの意識を「すり合わせる」ことで共認が可能となるのですね~
若手の皆さん!いかがでしたでしょうか?
今回整理したポイントをどんどん吸収して、周りをも巻き込んで、より深くて広くて楽しい充足空間を作っていきませんか
今や、若手から企業を変えていく時代!
次回は「すぐにでも真似したい共同体企業の取組み~中堅編」です!
お楽しみに!!
- posted by tamimaru at : 12:03 | コメント (1件) | トラックバック (0)
コメント
カンブ○○宮殿に出演したインド人が語るビジネスの極意とは?
貴重なスペースお借りします。
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指導しているあるインド男からの提案です。
半信半疑でも構いませんので、まずは
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失礼いたしました。
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