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2012年01月13日

成功を導く確かな理論~共同体・類グループの事例:受付は会社の心~

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皆さん、こんにちは。今回は、類グループの受付のココがスゴイ!!を、この場を借りて大アピールしてしまいたいと思います。
なんだ、ただの身内自慢か・・・と思った方は大間違いです!!なぜならば、類グループの受付は、今や社内からの評価だけでなく、社外からも絶賛されているほどなのです。
では、ここまで受付が高い評価を頂いているのは、何故なのでしょうか?
この謎に迫るべく、類グループ各部門で営業としてバリバリ他社さんに出向く機会が多い6人のメンバーで、自社の受付のイイ所を話し合ってみました。
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◆なぜ高い評価を頂けるのか?  
そこで6人全てに共通していたのが、ずばり!!
「類グループの全体(部門関係なく)を知っていることなんじゃないか」というものでした。
そもそも、類グループ(http://www.rui.ne.jp/)は設計、教育事業、不動産、農園、と多岐に分かれています。全社員あわせて約450人在籍している中で、会社全体のことを知っている受付について、具体的に事例をあげてご紹介したいと思います。

●事例1:~他社さんから頂いたお褒めのお言葉~ 
○不動産部門のKさんの社内ネットより引用 
(Kさんが日頃お付き合いさせて頂いているお客様から)
「さっきも、受付の方がここまで案内してくださった時に、『遠方からお越し頂きまして~』って声を掛けていただいたんですよ。そんなこと言ってくださるなんてビックリしましたし、すごいと思いましたよ。いい会社だというのがすぐわかりました。」と絶賛して頂ました。(受付の皆さん、いつもありがとう♪)

●事例2:~お客さんに合わせた対応~ 
○広報0さんからのこぼれ話より 
「こないだ受付の人に聞いたんだけど、社内間できちんとリアルタイムで情報を共有しているからこそ、今少しトラブルになりそうだな・・・ってお客さんが来社された時は、普段通り元気良く挨拶というよりも、いつもより少しトーンを低くして対応するなど意識しているらしいよ。こうやって柔軟に対応できるって、普通の事務的な来客対応しか出来ない受付と比べたら普通にスゴイことだなって思って♪」

 
これらの事例が象徴的ですが、常に受付の人が社内ネットや社員同士の日常会話を通じて、皆の状況を把握しているからこそ、わざわざ遠方からお越し頂いたお客様にも一言添えて対応できるのです。またトラブルになりそうな場合も、その背景を知っているからこそ、営業担当さながらに心をこめた対応ができるのだといえます。そのおかげで、打ち合わせも和やかに進み、お客様に気持ちよく帰って頂くことが出来るようになりました。
 
そして、会社全体の外圧状況をつかんだ上で、営業担当がお客様と一生懸命打ち合わせする姿を見ているうちに、相手に想いを馳せた感謝の気持ちがどんどん広がっていくようになりました。 

●事例3:~相手に想いを馳せた感謝~ 
○受付Yさんの社内ネットより引用 
今日は、いつもお世話になっている△△業者のOさんが担当変わられるため挨拶に来られていました。
いつも楽しそうに打ち合わせされていて、その様子を楽しませてもらっていたので、デザイン房のKさんとメッセージカードを作ってお渡ししました。
帰りにお渡しすると、なんと涙して喜んで下さいました☆
その様子を見て、今まで心を合わせて一緒に仕事してきて下さったんだなぁとOさんにもデザイン房などの方々にも、感謝の想いが湧いてきました。 

  
この記事を社内ネットに投稿した受付のYさんは、デザイン房のKさんが日頃どのような想いでOさんと仕事をさせてもらっているのか、社内ネットから情報を得ていたり、日々の打ち合わせの状況を近くで見て感じ取っていました。
 
この時、Yさんは2つの感謝の想いをもちあわせています!
 
それは、
①社内の人が、いつもどういう想いで仕事をしているのかを知っているから、皆(会社)のためにいつも頑張ってくれていることに感謝。 (デザイン房のKさんに対する感謝)
②社外の人にも、一緒に仕事をさせてもらっていることと、良い関係を築かせてもらえていることに感謝。  (△△業者のOさんに対する感謝)
 
そうやって感謝が深まるにつれて、“もっとみんなに対して気持ち良く対応したい” という想いも高まっていきます。そして、“もっとみんなのことを知りたい”と思えるようになりました。
 
その想いから、受付部門が企画する各部門との会合が始まりました。
 
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◆“もっとみんなのことを知りたい”欠乏の高まり  

●事例4:~各部門とご飯会~ 
○設計営業Nさんからのこぼれ話より 
「受付の人は、色んな部署のお客さんと対面で接している。だからこそ、そのお客さんがどんな人なのか、どんなお仕事を一緒にさせてもらっているのかを知りたいという想いから、その部署の人とランチに行く機会を作ったり、社内でのご飯会を企画しているんだって。」

 
ごはん会というすり合わせの機会を作ることで、その部門にとっても自分の仕事や日々の嬉しかったことや悩みなどを知ってもらい、状況を共有できたことの安心感や充足感を得られると共に、受付にとっても、みんながどういう想いで仕事をしているのか、どういった関係で会社とお付き合いしているお客様なのかを知れて、みんなへの感謝が一段と深まっていきました。 
 
また、ここ最近では受付が社内のミーティングに参加するようにもなりました。 

●事例5:~設計営業ミーティングに積極的に参加~ 
○受付Mさんの社内ネットより引用 
最初は“出来るかなぁ~?!”と不安もありましたが、今の受付なら担えると周りが判断してくれました!今まで以上に“営業・設計”に関われることが増える!
そしてなにより、引き継ぐ中で“こうしているのはなんでだろう?”“もっとこうしたらよくなりそう!”“こうしてみない?!”という案も、次々出てきて今は期待がいっぱいです☆

 
このように、みんなのことをもっと知れる場を主体的につくって、全体の状況を知れたことで“もっと応えたい”と、より深い感謝の想いで日々の来客対応が出来るようになりました。
 
これまで話してきたように、類グループの受付は全部門の外圧状況をおさえ、社内・社外分け隔てなく、相手に想いを馳せた心からの感謝の想いで、日々来社されるお客様に接しています。だから、一人一人お客様にあわせた対応が出来るし、それが高い評価につながっているのです。 
 
しかし、これだけではありません。このように周りから賞賛される受付ですが、もっとみんなへの感謝を深めるためのトレーニングを日々行なっています。
 
◆感謝をさらに深めるための感トレ  

●事例6:女性社員によって行なわれる感謝と謝罪のトレーニング  
○「私の会社の社内ネット活性化事例♪」より引用 
私たちの会社では、5,6年前から、毎週社内で女たちが集まって、“感謝と謝罪のトレーニング”(「私の会社の社内ネット活性化事例♪」)をしています(今では1グループ10人程度×6グループの大所帯♪)
そのメンバーの中で、1冊の交換ノート(感トレノート)を回して、そこに毎日記事や他の人の記事にコメントをつけています。
毎日、日々の出来事を記していると、 今まで意識していなかったような相手への感謝が深まったり、部署が違うと分からなかったようなステキさんがいっぱい知れたり☆ 
女たちの間で、「こんなにいっぱいの充足を自分達の中だけで留めておくのはもったいない!もっと広げていこう!!」と、社内ネットに『感トレノート便』が次々と投稿されていくようになったんです。

もちろん、受付部門の女性社員も皆この感トレの場に参加しているため、自分の感謝の想いを深めることができたり、また他のメンバーの想いに触れることによって、自分が今まで気付けなかったことに対しても感謝ができるようになったりと、今まで以上に感謝の想いの幅が広がっていくようになりました。 
それと同時に、この場で回される感トレノートには、全部門に所属する女性社員が、その部門にあった出来事を書いてくれるので、さらに会社全体の状況を把握できるツールとしてもより効果的な場になっていったのです。
類グループの受付が賞賛される背後には、みんな発の取り組みがこんなにも行なわれていたんですね。 
 
◆受付は会社の心なんです。   

●事例7:改めて“受付”ってすごい♪~応募者や内定者から聞いた話~  
○元受付Mさんの社内ネットより引用 
(略)先日の内定者合宿でも・・・
・受付の人にお待ちしておりました!って言われたのがすごく嬉しかった!
・何回か来ただけで名前と顔を覚えてくれてて嬉しかった!
・受付の女の人たちが楽しそう!
(会社パンフレットのイメージとつながり、こんな風に楽しく働きたい!って強く思われたそうです!!)
などなど内定者から、何度も受付の充足話が出てきました!
今までわかっていたつもりだったけど・・・
“やっぱり、受付ってすごい大事な役割を担っている~!” 
って思いました。

 
就活生は、何十社といった会社を訪問しているので、普通の営業並に、いやそれ以上、会社のことを見る力を身につけているといっても過言ではありません。その力を身につけた学生さんからも高い評価を頂けることは、類グループの受付が来社される方に気持ちの良い対応ができているからだと思います。
こうして考えてみると、受付の対応を一つみるだけで、会社そのものが分かる!!  
 
 
つまり、受付部門の役割は、ただ単に社内と社外をつなぐ事務的な来客対応ではなく、そこでの印象が会社全体の評価につながる、まさに影響力抜群な重要部門である ことが分かります。 
だからこそ、受付は「会社の顔」ではなく、   “会社の心”   として接する必要があるのです!! 
 
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類グループの受付は、会社の心だということを認識しているからこそ、
①社内ネットで社内の状況をくまなく知る
②感謝と謝罪のトレーニングで感謝の想いを深める
 
 
 
に取り組んでいるのです。
 
だから、会社全体の心としてお客様に対応ができるのです。まずは、皆さんの会社でも①②から始めてみてはいかがでしょうか?

 

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