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2012年09月10日

『社会人の知恵袋』シリーズ3~内定後から入社を決めるまで~

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『社会人の知恵袋』はシリーズ3回目を迎えています
『社会人の知恵袋』シリーズとは・・・たくさんの社会人が参加する「るいネット」の記事の中から、壁にぶつかり、それを突破した成功体験や気付きを年代別に紹介し、役に立つ認識を共有してきます。
シリーズのこれまでは、社会人に向けての第一歩である就職活動を始める学生に向けての第1回『就活をはじめる学生へ』から、実際に選考を受け始めて内定を獲得するまでに役立つ認識、第2回『選考を受けてから内定まで』を紹介してきました。
今回は就職活動終了間際の「内定後から入社を決めるまで」の役立つ認識をお伝えします
さて、数ヶ月前に始めた就職活動もついに企業から内定もらえる日がやってきました 就活当初からの念願の内定です とってもうれしい瞬間 のはずなのですが・・・
内定が出たあと、実は入社を決断するまでに迷う学生が多いのです。
例えば・・・
自分はこの企業に本当に合っているのだろうか?
この企業で将来ずっと働けるのだろうか?
親が望む企業ではなく、この会社に決めてしまっていいのだろうか?
といった迷いがあるようです。
この「迷う」ってそもそも、どういうことなのでしょうか?
前述のように迷っているときには、現時点の自分と現時点の企業の状況を今後も変わらない固定的なもののように捉えて比較しています。
しかし、現実には、社会は常に変化しているので、企業も常に変化し続ける必要があります。だから、どんな会社であれ、未来はどうなっているのか分かりません。また、社会に出て自分も成長していくつもりがあるのなら、当然自分自身も変わっていきます。現状の自分と企業とを固定的に捉えて比較しても、答えのない問いを自ら立てて、ひとり悶々としているようなものなのです
現実に目を向けて考えるなら、これから生き残っていく可能性のある企業を選ぶことが第一ではないでしょうか?
では、可能性のある企業とはどんな企業なのでしょう?

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“将来性や安定性のある企業”と聞くと、一般的には大企業が上げられます。
では本当に大企業=安定という認識はこの現状で通用していくのでしょうか?
◆紹介投稿①【株主の存在が、大企業の弱点になる時代】

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レストラン、百貨店など軒並み経営悪化が常態化し、今や事業縮小していくしかなくなっている。また一部の勝組のように映る企業でさえも、諸外国で低賃金労働を得ることで成し得た先進国ならではの搾取構造でしかない。この構造が長く続くはずはないのは自明の理である。
この市場の縮小過程が物語ることは、まさに幻想価値の衰退を象徴している現象ということである。いくら幻想価値を手を変え品を換え消費者に煽ったところで、消費を生み出せる時代というのは既に終わってしまったのだ。人々の意識は、もはや必要か否かの判断軸の上で成立するものへと転換した。
市場の終焉の社会を迎える今、企業に求められるのは、経営者の意識転換にある。
人々の意識は、もはや必要か否かの判断軸の上で成立するものへと転換した。
(中略)
市場の拡大(株価の上昇)しか頭にないような、株主に企業の運営を牛耳られてしまっている大企業ほど、この転換の足かせになっていることが予想される。安定基盤としての大企業こそ、実は倒産の危機に瀕しているのだ。

大企業=安定という構造はすでに崩れていることが分かりました。
では、具体的にこれからの社会で本当に可能性のある企業 とは、どんな企業なのでしょうか?
◆紹介投稿②【誰にでもできそうな仕事を充足してやっていける、普通の会社が強い!】

それに対して、社員に元気がありよい成績を上げている会社の特徴は、社員のやりがい創りの仕組みをいつも考えていること、顧客の期待に真正面から応えていること、会社と地域とのつながりを大切にすることなどです。
このような会社の業務内容を今までの視点でみると『誰にでもできそうな仕事』でしかありません。しかし、当たり前の仕事をきちんとすることで、お客様から感謝(評価)され、その活力をバネに、よい成績を上げているのです。

今までは、競争力の高い商品や他に真似の出来ない技術に特化して、市場で勝てることが可能性のある企業の条件でした。しかし、時代は変化して、業種や扱う商品をあれこれ考える前に真正面から相手の期待に応えることで、自ら充足を得ている企業の方が、活力もあって結果としても勝てる時代に移り変わっています。
では、今後時代の変化に応じて変化し続けながら、社員が充足し、活力をあげていける企業はどのように見極めていけばいいのでしょうか?
◆紹介投稿③【活力向上をどれだけ考えていますか?】

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企業の有り様を変え、活力再生につなげる。本当に必要なことだと思います。できることなら自分たちで変えたいという思いもある。しかし実際私の後輩に始ま り若い人達は、会社の有り方や仕事の進め方に違和感を感じるところはあっても、「若い自分たちに会社を変える力(認識も発言力も)はない」という想いも一 方であり、さらにそれが活力ダウンに拍車をかけているようです。
(中略)
「会社の組織を一人で変えることは確かに難しい。けれども、経営者と話す機会があれば聞いてみればいい。『社員の活力を引き出す為の方法として、どんなこ とを考えていますか?』と。その答え次第では、会社を変えられるかもしれないし、同時に会社に残るか辞めるかの判断もつくはず。」

企業に入って自分も当事者として活力ある場を作り、企業ともども変化=成長していけるイメージが持てることが重要なんですね
ここまでで、可能性のある企業のポイントは見えてきたと思います。
でも、親の望む企業ではなかったら、気持ちが揺らいでしまうこともあります。それは今までずっと自分のことを育ててくれた親に認めてもらえなかったら、最後の拠り所を失ってしまうという不安があるからです。
しかし、果たして親は最後の拠り所なのでしょうか?
◆紹介投稿④【親は最後の確かな拠り所?】

心情的には、親は「最後の確かな拠り所」と言われると、違うとは言いにくいのだが、人間の成長過程を考えると、親はあくまでも「最初の(幼少期の)確かな拠り所」なのだ。
探索しても新しい拠り所(収束先)が見つからないからと、親元に目先収束しても閉塞するばかり。親が最初の拠り所となるのは、最初に期待=応合する相手だからだ。期待=応合する対象を拡げ、まっとうな同類圧力を生み出すことによって、確かな拠り所は創り出すことができるのだろう。

成長していく中で対象世界は広がって行くのは自然なことです。だから社会に出て、新たな拠り所を見つけることの方が大切なのです
そして本人が当事者として会社でいきいきと働いている姿が真の親の期待であり、それが何より親への恩返しになります
                     
会社を選ぶというのは、一緒に成長していく仲間探しなんです!
そう考えると、今の自分にあっているかどうかという視点の悩みは不要だし、むしろ「こんな素敵な人たちと一緒に働けるんだ♪」「一緒に会社をつくっていきたい!」という充足イメージでわくわくしますよね
次回は、「入社を決めてから実際に入社するまで」に役立つ認識をご紹介します
「入社をするまでに何をしておけばいいのか?」という学生からの声をよく聞きます。
その質問にずばりお答えします
みなさん、お楽しみに~

 

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