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2012年12月02日

『共同体経営とは?』3~人類の統合様式①共認原理☆*:・°

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これまで見てきたように、一貫して 「群れる」 ことによって進化した生物の歴史ですが、
私たち人類の歴史はどうでしょうか :roll:
 
この回では、人類の歴史を遡ってみてみたいと思います
 
人類500万年の歴史を貫いた統合原理がそこに、脈々と受け継がれているのです
 

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◆人類の誕生☆
 
 私たち人類は、どのようにして誕生したのか知っていますか :roll:
今から500万年前、アフリカの森林で人類が誕生しました。

12-2-%E7%8C%BF.jpg足の指が先祖返りして、それ以前の獣たちと同様、足で枝を掴むことが出来なくなったカタワのサル=人類は、樹上に棲めるという本能上の武器を失った結果、想像を絶する様な過酷な自然圧力・外敵圧力に直面した。
 
 そこで、本能上の武器を失った人類は、残された共認機能を唯一の武器 として、自然圧力・外敵圧力に対応し、そうすることによって、共認機能(≒知能)を更に著しく発達させた。
 
「実現論―前史」より)
(写真はリンクより)

  
 
◆共認機能だけを唯一の武器として生き延びてきた人類
  
 
  この様に本能では到底生きていけない(適応できない)状況下で、人類はサル時代に獲得した共認機能 (相手と同化することによって充足を得る機能)に全面収束してゆきます

①逆境下で共認機能に全面収束
 肢の指の先祖返りによって、樹の上に棲めるというサル時代の最大の武器を失った人類は、想像を絶する逆境に陥る事になる。
鋭い牙も、走力も他の動物に比べて肉体機能が遥かに劣る人類は、地上では狸のような小動物にも負ける存在であり、従って日々の食料も確保できず恒常的な飢えに苛まれ、常に肉食動物の襲来に脅える絶望的な生存状況に追い詰められた。
 
 この様に本能では到底生きていけない(適応できない)状況下で、人類はサル時代に獲得した共認機能(相手と同化することによって充足を得る機能)に全面収束してゆく事となる。
 
 つまり恒常的な飢えの苦痛と怯えを少しでも解消すべく、互いに身を寄せ合い安心充足を得る(親和充足)。そしてその充足(と充足を与えてくれる仲間に対する全面肯定視)を基盤に、仲間同士額を寄せ合い、みんなの表情や身振り手振り(評価)を羅針盤として、日々「どうする」の行動方針(=課題と役割)を模策し闘争共認を確立していったのだ。
 
②共認充足こそ最大のエネルギー源であり、人間の生きる目的
 
1202-%E6%B4%9E%E7%AA%9F.jpg この日々生きる事さえ絶望的な状況の中で得られる共認充足は、人類にとっての唯一の生きる希望であり、唯一最大のエネルギー源でもあった(つまり生きる目的そのものであった)。事実、共認機能に全面収束した人類は、その後必然的に共認充足度を上げるベクトルで共認機能をより進化させていくことになる。
 
例えば人間に固有の「喜怒哀楽」などの感情やその表現手段の多様性はその一例である。笑顔は相手への肯定視をより発展させた表情であるし、涙は悲しみや喜びの共有を通じて集団の成員の一体感を更に高めるべく生み出されたものである。この様に共認充足度を高めるために、相手への伝達手段や受信能力を発達させていく事で、人類は知能を進化させてきたのだ。つまり共認機能こそが人類の心の中核であり進化の原動力でもあったのだ。
( 【人類の本性は共同性にある①】より ) 
(写真はリンクより)

サル時代に獲得した共認機能 (相手と同化することによって充足を得る機能)だけを唯一の武器として、みんなで課題を共に認め合い、役割や規範や方針を共に認め合うことで、奇跡的に生き延びてきたのです
そして、人類の歴史、約500万年のうち99.9%は共認原理で統合されていたと言われます
 
 
◆共認原理で統合するとはどういうことか?
 
1202-%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%86%99%E7%9C%9F.pngこのような想像を絶するような過酷な状況の中では、自分勝手な振る舞いや仲間を否定する行為(自己中)は、集団の結束を破壊し、存続すら危うくします
(写真はリンクより)
 
 それゆえ、自己中を全面封鎖した共同体の中で、約500万年にわたって人類の本性である共同体性が形成されていきました。
 
 人類史の99.9%を占める極限時代の共同体社会では、仲間との共認だけが生きるための命綱であり、人々の意識は徹底的に共認原理で貫かれていたんです

 
◇自己中は共認充足を破壊する人類の敵
 
 
 共認機能は同化機能、正確に言えば相手の期待=心を掴みそれに応える事で互いに充足を得る機能である。
 従って自分しか頭に無く相手の心=感情を省みない自己中はこの人類にとって最も重要な共認充足を破壊するものであり、排除・封印すべき対象=敵であると原理的にいえる
【人類の本性は共同性にある②】より

 
◆観念機能の獲得☆
 
 また、人類はその発達した共認機能を対自然に向けることで、観念原回路を獲得します。

1202-%E7%B8%84%E6%96%87%E3%81%AE%E7%B2%BE%E9%9C%8A%E7%94%BB%E5%83%8F.jpg極限状況の中で、人類は直面する現実対象=自分たちを遥かに超えた超越存在たる自然を畏れ敬い、現実対象=自然に対して自分たちの生存(=危機からの脱出)への期待を込め、自然が応望してくれる事を切実に願った
 
 つまり、人類は直面する過酷な現実対象=自然を凝視し続ける中で、元来は同類を対象とする共認機能を自然に対して作動させ、自然との期待・応望=共認を試みたのである。そして遂に、感覚に映る自然(ex. 一本一本の木)の奥に、応望すべき相手=期待に応えてくれる相手=精霊を措定する(=見る)。
 
人類が万物の背後に見たこの精霊こそ、人類最初の観念であり、人類固有の観念機能の原点である。直面する現実対象(例えば自然)の背後に精霊を見るのも、物理法則を見るのも、基本的には全く同じ認識回路であり、従って精霊信仰こそ科学認識=事実認識(何なら、事実信仰と呼んでも良い)の原点なのである。
【実現論・前史】より  
(写真はリンクより)

そして、厳しい飢えの圧力に晒されながらも、恵みを与えてくれる自然への絶えざる期待視を常にもち、そして恵みを与えてくれる(=与えようとしてくれる)自然の兆候に対してさえも感謝の念を忘れなかったのです☆*:・°
 

絶望的な状況に陥った人類が、「我々の期待に応えてくれないか」と、自然(外圧)を注視するなかで、様々な兆候(法則)を見つけたであろう。そして、恵みの自然現象はもちろん、恵みを知らせてくれた兆候そのものに感謝したであろう。
 
このような、期待(&注視)と感謝の中で精霊を発見し、それが、目の前にないものを対象化する、人類の観念機能の原点となったのではないか。
 
【兆候にさえ感謝した(極限時代の精霊信仰)】より

  
◆原始人類集団のリーダーは、精霊信仰⇒祭祀を司る女であった
 
 常に逆境に晒され、「どうする?」と判断の連続であった人類☆*:・°
 そこでの想いは祈りにも似た感覚だったのではないでしょうか そのため、その原始人類集団のリーダーは、予知能力に優れた女だったとも言われています。

1202-%E5%AE%AE%E5%8F%A4%E5%B3%B6%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3.jpg精霊信仰に先端収束することによって統合された人類集団では、精霊への祈りが最も重要な課題であり、元々は二足歩行訓練という目的であった踊りや祭りも、精霊への祈りが主要な意味に変わっていったであろう。
また、それに応えるために最も霊感能力の高い者(一般的には女)が集団のリーダーになったはずである。
 
(写真はリンクより)
このように原始人類集団では、祭祀の長(シャーマン)=部族長である。部族長がいなかった部族があったとしても、シャーマンのいない部族はなかったであろう。
 
もちろん、祭祀とは別に、食糧(動物の死骸の骨)を拾いに出る決死隊も必要であり、そのリーダーは男が担っていたが、霊感能力の高いのは一般に女であり、原始人類の集団のリーダーは女が担っていた可能性が高い。(集団のリーダーは力の強い男という固定観念を塗り変える必要がある。)
 
そして、集団のリーダーになったのは経験智の高い婆さんである。
この婆さんが娘たちの婚姻相手を決めるわけだが、その相手は集団で最も優れた男=首雄になるのは必然である。このように、原始人類の首雄集中婚は男が主導したものではなく、女たちが望んだものなのである。人類に限らず殆どの哺乳類が首雄集中制をとっているが、生殖過程(雌雄関係)の主導権を握っているのは雌(女)たちであって、首雄集中婚だからといって雄(男)が主導権を握っていたと見るのは大きな誤りである。
 
【原始人類集団のリーダーは、精霊信仰⇒祭祀を司る女であった~】より

 
 
◆人類の地上進出☆
 
1202-%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E3%81%AE%E6%8B%A1%E6%95%A3-thumb.jpg その後、約1万5千年前、人類は知能を発達させて弓矢を発明しました。そして弓矢の獲得によって、猛獣をおいはらうことが可能になった人類は、遂に洞窟を出て生活しはじめます
 地上に進出した人類は、弓矢による防衛力を高め、採取→栽培→農耕、あるいは狩猟→牧畜へと生産様式を高度化させていくことで、恒常的な飢えから脱出したのです
(写真はリンクより)
 
◆共認をもって友好関係を築いた人類☆*:・°
 
そして集団規模拡大に伴い、他部族集団との接触頻度が増加していきます。そしてそこでは、人類集団間の緊張圧力が働き始めます。生活様式も違う、言語も通じない他部族集団との接触に、どのように対応していったのでしょうか :roll:
 

1202-%E7%B8%84%E6%96%87%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%AE%E4%BA%A4%E6%B5%81%28cut%29-thumb.jpg 集団同士の「争い」を避ける方向=友好関係を結んでいったのではないか。その形態の一つに『贈与』がある。
 
『贈与』とは、自らの集団にとってだけではなく相手集団にとっても最も価値の高いであろう物を贈る行為(黒曜石・翡翠・琥珀)。そのような物を隣接集団へ贈ることによって、集団間に働く緊張圧力を緩和していた。
 
【『贈与』という同類間の緊張緩和システム】より
(写真はリンクより)

                         

1202-%E9%BB%92%E6%9B%9C%E7%9F%B3.jpg自集団も相手集団も価値が高いと認めるものを、相手集団に贈るという行為は、(経済)効率という視点からはマイナスでしかない。しかし、日常的に他集団との緊張関係が続き、集団内の統合も成員充足も脅かされる状況になれば、これを回避しそれらを取り戻すことが本源集団にとっての第一価値であるのは当然である。
このように贈与というシステムを理解しようと思えば、同類闘争、人は何に拠って充足するのか?集団が統合されて初めて成員の意識も統合される!などの、人類の意識や社会の構造の理解が前提になる。こういうプロセスを経ることによって初めて、現在的課題としての市場を越えて、共認社会の実現に向う事ができるのだと思う。
【集団の統合と成員の充足のための贈与】より
(写真はリンクより)

                         
 
 
なんと!単一集団の人類は、他集団をもってしても、 【共認をもって】友好関係を築いたのです☆*:・°
 
争うことが人間の本能のように扱われている現代ですが、このように、人類は極限時代から500万年の歴史を経て受け継がれてきた共認機能により、自然にも相手にも感謝し、 【分かり合うこと・お互いを認めあうこと】によって、生き延びてきたのです☆*:・°
 
このように、いかなる時でも共認をもって繋いできた人類が、なぜ争うようになってしまったのか
次回をお楽しみに
 
 
【以下、るいネット参考投稿】
 
共認充足がすべて
人類とは99.99%が飢餓の歴史。
『精霊』とは『期待意識』でなく『応合意識』
自己中は「人類の本性」を破壊する
不安発の古代宗教と感謝・同化の精霊信仰
黒曜石、翡翠の広域に渡る存在は、交易ではなく贈与の結果ではないか①
黒曜石、翡翠の広域に渡る存在は、交易ではなく贈与の結果ではないか②

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