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2007年05月05日

自分の外に目を向けるとできることが沢山

以下は、社団法人日本能率協会 2005年新入社員アンケート からの引用です。
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時代 も意識 も移り変わるし、今となっては新人の時、こうした問いには具体的にどう答えただろう 今学生だったらどう答えるだろう と考えると、なかなか言葉にしにくいんだけど。。。 🙁   
働き始めてからこうしたアンケートを読むと、この回答の底流にある意識のままでは、いずれ活力がでなくなると感じます。
そもそもは、誰しもみんなの役に立ちたい、 という想いがベースにあってアンケートのような理想 を描いたりしますよね。
そして、文字通りこうした理想像を実現しようとしたとき、学生時代には、必要なのは自己研鑽 、自分のスキルアップ といった、自分を自分で磨くイメージを持ちがちです。最近ではそう刷り込まれたりもするようです。
しかし、アンケートで理想⇒現実になると「指示待ちのサラリーマン」が増加するところに正直に表れているように、自分だけを視界においているだけでは、到底自己研鑽の活力すら出そうにないことにも何となく気づいてはいるのです。
では活力のある人たちってどんな感じなんでしょう?
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働き始めると、社内外の活力に溢れた「出来る人」「頼りになる人」とも多く出会いますが、つくづく感じるのは、本人が言葉として強く意識しているといないとに関わらず、関わり合う人たちを如何に充足させるか、あるいは上手く動けるか、に徹底的に軸足を置いているということ。
そこに自らの充足もある。 だから応えようとして足りなければ一所懸命インプット するし、自分で線を引いて諦めない。 自分の外には常に刻々と移り変わる状況や多くの人の期待があるから、活力がなくなることもない。
現実を思い描いた時に、「指示待ちのサラリーマン」が浮かんでしまうのは、相手を充足させることが自らの充足だってことに気づいていないということで、自ら心を閉ざしてしまっている状態。 だから、いわれたことだけやるくらいか 。。。となってしまう。実はとてももったいないことです。
もっとかかわる人々を充たすには?に軸足を移すと、やるべきことや足りないものもたくさん見えてくる。
逆に、これだけ大抵のものがそろった時代、自分に目を向けていてもどこに向かえばいいのかもわからず、 質の上昇や活力の上昇のベクトルは生まれません。期待に応えたい、という思いに素直に、いち早く自分の外に目を向けられるかどうか、がアンケートで「理想」として浮かんだ内容を「実現」する最初の 鍵ですね。

 

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