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2007年05月04日

裁判員制度・・・このままでいいの?

こんにちは、aoseです。
自分には関係ないやとやり過ごしていた裁判員制度。
でも、次の記事を見て、本当にやるんだなあって思いました。

最高裁の島田仁郎長官は2日、憲法記念日を前に記者会見し、2009年に始まる裁判員制度について「法廷で直接証拠を見て、聞いて一般市民の一人としてごく常識的に考えることが求められる。(国民は)自信を持って臨んでほしい」と呼び掛けた。
 島田長官は「法律を知らない、人の運命を左右するようなことはできないと不安になるのは当然」とした上で、「法律は裁判官が丁寧に説明する。3人寄れば文殊の知恵と言うが、裁判官と裁判員の9人で十分意見交換して結論を出すので、心配することはない」と強調した。
 今後は裁判員選任手続きを含めて実際の形に近い模擬裁判を実施していくとし、「なるべく参加しやすい環境整備の取り組みに努める」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070502-00000105-jij-soci
制度を導入する前に色々と話しをすべきことがあるように思うけど・・・
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最高裁長官曰く
「・・・一般市民の一人としてごく常識的に考えることが求められる。」
常識って何だろうって思いませんか。
エゴむき出しの親の常識が基準?自己陶酔系の若者の常識(的感覚)が基準?
常識とは健全な社会人なら持っているはずの(ことが要求される)、ごく普通の知識・判断力(『新明解国語辞典』より) であるが、その時代に良しとされることが変る様に常識も移り変わる。
その意味で、
今の時代に求められる価値は何か、もっと議論されるべきだと思います。
最高裁長官曰く
「・・・法律は裁判官が丁寧に説明する。・・・裁判官と裁判員の9人で十分意見交換して結論を出すので、心配することはない」
丁寧に説明される法律に基づく判決って、なんとも納得できないものがたくさんある。
法律なんかいらないとは言わないけれど、裁判官の信条で左右されているとしか思えない現状の裁判制度の下、法律を正しく理解して、常識に基づいて結論を出せと言われても。
そもそも、「何で裁判員制度が始まるんだろう」までもどってしまう。
ちょっと、気分的な話になってしまいましたが、続きはまた。

 

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