2007年06月14日
従業員のやる気は現実に基づく「価値観」の共有

豊かさが実現した現在、「何の為に働くの
」という素朴な疑問が若者達から聞かれるようになり、アンケート
でも、日本の子供達の出世意欲は諸外国に比べて低く
なっています。
若者を中心にそのような意識が顕在化していますが、そのような意識は決して若者だけに限った事ではなく、全ての世代、日本全体の意識として捉える事ができると思います。
今や、どのような会社においても、従業員のやる気アップ
が一番の課題!しかし、なかなかうまくは行ってません・・・ 
そのような中、今回は面白い
取組みで社員のやる気を
させている会社を紹介しま~す。
そのまえに、ちょっとポチポチよろしくです。
「価値観の共有を徹底する取り組み」
●愛知県安城市のイタリアンレストラン「ロッソえびすや」は地域一番の繁盛店、休日ともなれば、オープンするやすぐに満席となり、順番待ちのお客様であふれます。同店は、2005年度の日本経営品質賞を受賞した株式会社J・アート・レストランシステムズ(望月広愛<ひろちか>社長)が、愛知・岐阜の両県で運営しているカジュアルなレストランチェーン店のひとつです。平日には20歳代後半から50歳代の女性、土日にはファミリーを主なターゲットとしています。
●同店の社員はわずか6名、調理から接客までのほとんどの仕事をアルバイトが手際よくこなしています。お客様から、「すごく混んでいるけれど来てしまう、それだけの魅力がある」と言われる。その魅力を創り出すのは、若い社員やアルバイト。彼ら、彼女らをやる気にさせる秘訣は、価値観の共有にあります。
●望月社長は語っています。「お客様に喜んでもらったり、お客様から褒められたりしたことで、お客様に喜んでもらいたいと思うようになります。仕事が楽しいのは、人に協力したり、困ったときに助けられたり、皆といっしょに考えたときです。自分勝手に仕事する人は絶対に楽しめません。」しかしながら、このような仕事を楽しめる組織風土をつくるのはなかなか容易ではありません。
●望月社長が一番大切にしていることは、同社の価値観を表す「3つのスローガン」と「8つの約束事」を従業員に徹底し続けることです。
「3つのスローガン」
1.美味しさの追求
お客様が求める味とは何かを突き詰める
2.利他主義の徹底
人のために仕事をする、人が楽になるように仕事する
3.ありがとうの追求
お客様からありがとうと言っていただける、周囲の仲間にありがとうと言う
「8つの約束事」
1.約束事を守る
2.嘘をつかない
3.愚痴、陰口を言わない
4.トライする前に出来ないと言わない
5.失敗を他人のせいにしない
6.積極的に発言し果敢に行動する
7.他人の意見を聴く
8.人として恥ずかしいと思うことはしない
●この価値観の共有を従業員全員に徹底するために、さまざまな取組みを行っています。まず第一が、価値観に合った人材の採用です。社長も最初から関わって採用面接を行なっています。応募者が見る就職情報誌やホームページ等に「8つの約束事」を明示し、面接時に確認しています。この価値観が気に入って応募してくる人が増えているとのことです。
●「8つの約束事」はアルバイトも含めて全員入社時に経営品質推進部長が時間をかけて説明の上、誓約書を提出させています。その誓約書に社長と所属長が確認印を押して、会社の理念とポリシーを伝えるシートとともに、社長も全員に誓約することを明記して渡しています。
●また、日常的に価値観を徹底し続けることが大切ですが、「8つの約束事」に関することは、毎日行われるスピーチで取り上げられたり、「あたりまえだけどとても大切なこと」としてメモされて全店の従業員全員に配布され朝礼等で確認されています。
●さらに、価値観の共有を徹底する仕組みとして情報カードを活用しています。これは千葉夷隅ゴルフクラブ等で行なわれている情報カードを取り入れたものです。赤カードは「お客様よりのクレーム 自分の不満」、青カードは「お客様よりのお褒め 周囲の仲間への感謝」、白カードは「他社情報や意見・要望」を示す情報が毎日、社長のもとに直接伝えられ、その数は月に百件以上になります。
●色々な意見や要望がある中で、時にはクレーム、社長・会社批判もあります。これら全数に対して、一字一句隠さずに全てを現場のアルバイトも含めた全従業員に電子メールとFAXでオープンにし、毎日社長が価値観にもふれて回答し続けています。この情報カードの仕組みが風土改革や経営改革の徹底に大いに役立っています。

●このような価値観を徹底する取組みが従業員をやる気にさせることにつながっています。組織の価値観が明確にされ組織の関係者全員で共有されているか否かで、具体的な行動で大きな違いが生じてきます。
●価値観を共有することの重要性をあげてみると、
・行動や対応の方向性を一致させることができる。
・深刻な意見対立や意識・行動のズレを回避できる。
・日常的なことに対してあれこれと指示命令を受けなくても、自主的に行動するための判断ができる。
・未経験の状況に直面しても、価値観が示す組織の原理原則に基づいて対応できる。というところかと思われます。
以上http://www.mqi.jp/2kouno25.htmlより
- posted by akira303 at : 21:24 | コメント (5件) | トラックバック (0)

コメント
「みんなの評価」重要ですね。
こういうシステムがあったとしても、それをうまく機能させるのが難しいという面もありそうです。
次回のテーマにもつながりそうですね。。。
楽しみにしておるぞ。
掲示板形式は議論するには使いやすいと思いますが、情報の蓄積という観点では検索機能だけでは不十分だと思います。
どのように情報を使いやすいように蓄積したらいいんでしょうか?
コメントありがとうごっざいますo(≧▽≦)o
>徳川家康さん
>こういうシステムがあったとしても、それをうまく機能させるのが難しいという面もありそうです。
本当にその通りだと思います。
うまく機能しないときは、素直に上手くいっているところの事例を真似していって、さらに進化した良いものに磨いていけたら最高ですね☆
>Kさん
>掲示板形式は議論するには使いやすいと思いますが、情報の蓄積という観点では検索機能だけでは不十分だと思います。
素晴らしい視点ですね。
このテーマは是非扱いたいと思いますので、実際にどのように情報を蓄積し、活かしているのか?次回ラストの予定でしたが、急遽間にこのテーマを投稿します。楽しみに待っていて下さいヾ(@⌒▽⌒@)ノ
返信ありがとうございます。
次回の記事、楽しみにしております。
アイデアレベルからズバリ『答え』、
つまりプラス投稿は、(当然)評価される。
一方
一般的には、『ミス』をしてしまった(マイナス)投稿は、しずらいものである。
評価する側の意識と投稿する側の意識に大きく左右される。
例えば、
「なにやってるんだ、バカヤロー!」(という評価)では、投稿さえ躊躇する。そのためらいが、大きなミスへと繋がっていく。
それが、
投稿したことによって、
「新たな課題が、発見できた。」
「今後のミスが減らせるシステムつくりができる。」etc
と課題に昇華出来れば、
ミスを犯した本人も、苦しめられた周りも次への課題に向かえるのではないだろうか。
ミスを犯したことは、決して評価できることではないが、埋没させてしまうことの方がよっぽど、問題であり、問題の解決を遅らせることになる。
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