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2009年09月03日

突然人をまとめる立場になったらどうする?

社会人でも学生でも、何かしらの場面で「人をまとめる立場」になることはあると思います。
それも、突然指名されるなど、予期せぬタイミングの時だってあり得ます
この投稿では、そういった「日常で起こり得る事態をどうやって上手く乗り越えたか?」を、具体的事例を通じてご紹介したいと思います。
実際に社会の最前線で働く方々へのインタビューに基づいているので、生々しいですよ~ 😈
ではでは、肝心な話の内容に行く前に応援クリックをお願いします↓

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さて、今回の話の主役はSさん(30代男性)です 😀
Sさんは毎週開かれる会社の勉強会 に参加しています。
いつもは最年長の議長さんが場を見事に仕切っていて、Sさん共々みんなが「参考になる!」と勉強に燃えています。
しかし、ある日突然その議長さんが欠席することになりました。しかも、「代わりに仕切って!」という連絡が入ったのは勉強会が始まる1時間半前。これまでの参加するという立場から、いきなり皆をまとめるという立場に変わったのです。
もちろんこんな事態はSさんにとって初めて。「できるかな?どうしよう とかなり不安だったようです。
そしてSさんがどうしたかというと・・・
①「どう進めるか」というストーリーを考えた
場を仕切るためには、ある程度の「筋書き」が必要です。何も準備せずにアドリブだけでやるなんて無理。どんなに時間がなくても、「どういう展開にするか」だけでもイメージしておこうと思ったとのこと。
②自分の役割を認識して「場」に委ねた
議長という立場を踏まえて、「話の方向性がズレたら修正すること」を最も意識するようにしたそうです。それは、まず「自分で皆に答えを提示するのは無理」と自覚した上で、参加メンバー各自の能力を検討してみて「ベクトルさえ合っていれば皆で追求ができる」と確信したのです。
こうやって自分が「器」の役割を果たして勉強会の「中身」を場の皆に委ねることで、見事に上手くいきました 「今回は答えを示してくれる人がいないから、皆で突き止めてやろう!」と、いつもに増して活気のある会になったのです。Sさんはその追求した内容を見事にまとめてくれ、「これはあくまで仮説やから、来週議長さんが来たら確認しよう」と締めてくれました。議長不在の中で、「これが答えや!」と早まることを抑えたんですね。
(実際、次の週に議長さんにその仮説を話してみたら、「なるほどなー。大体良いけど違う所もあるなぁ。と指摘してくれました。Sさんナイス判断。)
Sさんは、役割を終えてホッとしていました。そして、それと同時に「もっと皆を上手くまとめたい」「答えまで出せる男になりたい」と強く思うようになったそうです。実際、それからは議長さんが来ていても姿勢が違います。「皆と一緒に学ぶ」という雰囲気から、「皆を統合する」という意識に変わったことが見てて分かります。本人曰く、「目指すは議長さん」
突然人をまとめる立場になり、時間もない中で、進行のストーリーを考え、自分と皆の実力を見越して場を仕切ったSさん。ピンチを自分の成長の機会に変えた、見事な対応でした。
こういう体験談って貴重ですね。我々もいつこういう場面に遭遇するか分かりません。是非この話を参考にさせてもらいましょう

 

コメント

数年前では考えられないような大企業の破綻が顕在化してきてびっくりしています。
>日本の企業は、過去に経験したこともない「未知の社会」で生きていくことになるのです。
「企業は大きくなっていくもの、利益を出していくもの(そうでなければ倒産)」という世界での成功事例だけでは、もう今後の時代を生きていく答えにはならないのでしょうね。
縮小しながら適応していく道など、今までにはなかったあらゆる方向へ柔軟に可能性を求めていく必要があるのだと思いました。

  • 2010年1月16日 22:33

千さん、コメントありがとうございます。
次代の企業に求められるのは「縮小しながら適応していく道の模索」、まさに、そのとおりだと思います。ただ、この場合危険なのは、こんな状況下では、一企業で考えていると、誤って倒産への道に近づいてしまうかもしれません。やはり、国策レベルで考える必要があると思います。

  • isgitmhr
  • 2010年1月19日 22:55

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